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2014年7月の8件の記事

2014年7月27日 (日)

Rafael Kubelik The Symphony Edtion 23CDs

クーベリック/シンフォニー・エディション(23CD)をネット購入。

ベートーヴェンの全9曲を、別々のオーケストラを指揮して録音した全集は、1970年代の青年ファンには垂涎ものだった。(第9番は、バラ売りのCDを購入済)

また、マーラー全集は、LP時代に比較的廉価なResonace(?)シリーズで売られており、マーラー入門にと購入したLPの第4番は、これまで最も好んで聴いたディスクの一つ。この全集もほしいものの一つだった。(第5番は、バラ売りのCDを購入済)

ドヴォルザークは、バラ売りの第9番を購入して聴いてみて、それまでのすべての「新世界より」がかすんでしまうほど感銘を受けたこともあり、また1番から4番は聴いたことの無い曲ということもあり、この全集もできればほしいものだった。

さらに、シューマンは、バイエルン放送響とのSONY録音盤全集を以前から聴いていたという縁がある。(こちらはベルリンフィルとの1960年代録音)。

今年、2014年はクーベリックの生誕100周年にあたるという。

クーベリックの自然体の音楽づくりは、これまで一貫して好みの音楽だった。没後に発売されたライヴ録音の数々によって、燃えるクーベリックがもてはやされた時期があったと記憶するが、残念ながらそれらは素通りしてしまっている(チェコフィルとの1991年ライヴの「プラハ」と「新世界」は入手したが、セッション録音での流麗かつ精緻なクーベリックの音楽とは少し違う気がした)。

懐かしいマーラーの第4番を聴いてみているが、1960年代の録音とは思えないムラのないバランスのよい録音状態が保たれており、高校生当時の感銘が蘇ってくる。

発売日 : 2014年05月13日

基本情報
ジャンル : クラシック     カタログNo : 4792689
組み枚数 : 23     レーベル : Dg
発売国 : Europe
フォーマット :     CD
その他 :     限定盤,輸入盤

 

通常価格(税込) : ¥10,584

ベートーヴェン:交響曲全集
Disc1
・交響曲第1番ハ長調 op.21
 ロンドン交響楽団
 録音時期:1974年6月
 録音場所:ロンドン、ブレント・タウン・ホール

・交響曲第2番ニ長調 op.36
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 録音時期:1974年2月
 録音場所:アムステルダム、コンセルトヘボウ

Disc2
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1971年10月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

・交響曲第8番ヘ長調 op.93
 クリーヴランド管弦楽団
 録音時期:1975年3月
 録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール

Disc3
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1975年9月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール

・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
 パリ管弦楽団
 録音時期:1973年1月
 録音場所:パリ、サル・ワグラム

Disc4
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
 ボストン交響楽団
 録音時期:1973年11月
 録音場所:ボストン、シンフォニー・ホール

・交響曲第7番イ長調 op.92
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1974年9月
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール

Disc5
・交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』
 ヘレン・ドナート(ソプラノ)
 テレサ・ベルガンサ(アルト)
 ヴィエスワフ・オフマン(テノール)
 トマス・スチュアート(バス)
 バイエルン放送合唱団
 バイエルン放送交響楽団
 録音時期:1975年1月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール


シューマン:交響曲全集
Disc6
1. 交響曲第1番変ロ長調 op.38『春』
2. 交響曲第2番ハ長調 op.61
3. 歌劇『ゲノヴェーヴァ』 op.81~序曲

Disc7
4. 交響曲第3番変ホ長調 op.97『ライン』
5. 交響曲第4番ニ短調 op.120
6. 劇音楽『マンフレッド』 op.115~序曲

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 録音時期:1963年2月(1,5)、1964年2月(4,6)、1964年9月(2,3)
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会


ドヴォルザーク:交響曲全集
Disc8-9
・交響曲第1番ハ短調 op.3『ズロニツェの鐘』
 録音時期:1973年2月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

・交響曲第4番ニ短調 op.13
 録音時期:1972年10月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

・交響曲第2番変ロ長調 op.4
 録音時期:1972年12月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

Disc10
・交響曲第3番変ホ長調 op.10
・交響曲第5番ヘ長調 op.76
 録音時期:1972年10月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

Disc11
・交響曲第6番ニ長調 op.60
 録音時期:1972年9月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

・スケルツォ・カプリチオーソ op.66
 録音時期:1973年12月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール

Disc12
・交響曲第7番ニ短調 op.70
 録音時期:1971年1月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

・交響曲第8番ト長調 op.88
 録音時期:1966年6月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

Disc13
・序曲『謝肉祭』 op.92
 録音時期:1976年2月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール

・交響詩『野鳩』 op.110
 録音時期:1974年6月
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール

・交響曲第9番ホ短調 op.95『新世界より』
 録音時期:1972年6月
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(交響曲)
 バイエルン放送交響楽団(管弦楽曲)


マーラー:交響曲全集
Disc14
・交響曲第1番ニ長調『巨人』
 録音時期:1967年10月

Disc15
・交響曲第2番ハ短調『復活』
 エディト・マティス(ソプラノ)
 ノーマ・プロクター(アルト)
 バイエルン放送交響合唱団(合唱指揮:ヴォルフガング・シューベルト)
 録音時期:1969年3月

Disc16-17
・交響曲第3番ニ短調
 マージョリー・トーマス(アルト)
 バイエルン放送女声合唱団(合唱指揮:ヴォルフガング・シューベルト)
 テルツ少年合唱団(合唱指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン)
 録音時期:1968年12月

・交響曲第10番嬰ヘ長調からアダージョ
 録音時期:1967年5月

Disc18
・交響曲第4番ト長調
 エルジー・モリソン(ソプラノ)
 録音時期:1968年4月

Disc19
・交響曲第5番嬰ハ短調
 録音時期:1971年1月

Disc20
・交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 録音時期:1968年12月

Disc21
・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
 録音時期:1970年11月

Disc22
・交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
 マーティナ・アーロヨ(ソプラノ1:罪の女)
 エレナ・スポーレンベルク(ソプラノ2:栄光の聖母)
 エディト・マティス(ソプラノ3:贖罪の女)
 ユリア・ハマリ(アルト1:サマリアの女)
 ノーマ・プロクター(アルト2:エジプトのマリア)
 ドナルド・グローベ(テノール:マリア崇拝の博士)
 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン:法悦の教父)
 フランツ・クラス(バス:黙想の教父)
 バイエルン放送合唱団(合唱指揮:ヨーゼフ・シュミットフーバー)
 北ドイツ放送合唱団(合唱指揮:ヘルムート・フランツ)
 西ドイツ放送合唱団(合唱指揮:ヘルベルト・シュルヌス)
 レーゲンスブルク大聖堂少年聖歌隊(合唱指揮:クリストフ・リックレーダー)
 ミュンヘン・モテット女声合唱団(合唱指揮:ハンス・ルドルフ・ツェーベライ)
 録音時期:1970年6月

Disc23
・交響曲第9番ニ長調
 録音時期:1967年2月、3月

 バイエルン放送交響楽団
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール(第8番のみドイツ博物館会議場)

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2014年7月24日 (木)

まねごと糖質制限食の半年試行錯誤

「糖質制限ダイエット」は、以前から主に新聞の週刊誌・書籍広告などで見かけたことがあったが、まゆつばものだと思っていた。何しろダイエット情報というものは、玉石混交であり、雨後の筍のように次々と出現し、またそれに対する極端と言えるほどの賛否両論が喧しく、それぞれが誇大広告気味のキャンペーンをするのが常であり、それも背後の医療業界・食品業界的な経済的利益に操られているのが、透けて見えるようなことが多く、またブームは一過性なものが多く、一年も経つと名前すら忘れ去られてしまうことが多いからだ。

(少々特殊な例だが、マクドナルドのハンバーガーを食べ続ける映画 「スーパー・サイズ・ミー」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC と、逆に同じような実験をして痩せたという報道 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC#.E9.A1.9E.E4.BC.BC.E3.81.AE.E5.AE.9F.E9.A8.93.EF.BC.88.E5.8F.8D.E8.AB.96.EF.BC.89 に見られる極端な差)

「糖質制限」がまゆつばだと考えていたのは、実体験に基づいている。2000年の夏に思いがけず痛風の発作(* 「ほっさ」というと何か違和感があるが、意味の上では間違っていないようだ。)を起こして以来、一念発起のダイエットとそのリバウンドをサイクル的に繰り返してきたが、2010年には4月以降の同僚との昼食習慣がきっかけで、2011年2月の定期健康診断で+15kg(腹囲+8cm)という過去最高値を記録し、その夏には久しぶりに痛風が出てしまった。その反省から、蛋白質や脂質の摂取を大幅に減らした食事(マクロビオテックに近い食事の記事)と禁酒を続けた結果、運動量はほとんど増やさずに2011年末には+6kg(腹囲+-0cm)まで体重を落とせた経験があった。さらにまた、脳の活動エネルギーは、炭水化物由来のブドウ糖だという認識があったし、人類の長年の食料であり、瑞穂の国日本の山国で長年暮らした私の祖先たちも恐らく様々な穀類由来の炭水化物で命を繋いできたのだろうという想像があり、そのように重要な炭水化物を制限するということが、自然に反するように思ってもいた。

*ほっさ【発作】:急に物事が起こること。また、ある動きをひき起こすこと。特に、病気の症状が突発的に起こること。多く習慣性、反復性のものをさす。喘息発作、てんかん発作、卒中発作など。国語大辞典(新装版)小学館 1988

しかし、喉元過ぎて熱さを忘れるの諺通り、まったく容易にリバウンドというものは繰り返すもので、2011年末をボトムとして、2012年,2013年とまた徐々に体重が増えていき、今年2014年の1月の定期健康診断では再びメタボ診断が下ってしまった(実際は2013年の時もメタボ基準を満たしていたらしいのだが、特に指導がなかった)。

その2014年1月の健康診断では、初めてオプション有料診断で提供されている胸部・腹部のCT画像診断を受けてみた。その画像が結構ショッキングだった。皮下脂肪が腹部にたっぷりついており、内臓脂肪の断面の面積も正常の上限基準100平方センチを上回る106.8平方センチという数値だった。(ちなみに100から150が「多い」に該当する。)ただ、腹囲の割には内臓脂肪面積の逸脱がそれほどでもなかったのは、それだけ皮下脂肪を蓄えやすい体質なのかも知れない。この画像の腹部の贅肉はあまりにもあまりの量だったし、ほぼ同じ背たけになった息子たちは、どちらかと言えば痩せ型なので彼らより約20kgほど体重が重いし、腹部のすっきり具合も相当違う。

これまで、メタボ判定の85cmの腹囲という基準に長らく懐疑的だったのだが、画像で内臓脂肪の多さを突き付けられたのは、その認識を覆すきっかけとなった。確かに、腹囲が大きいと内臓脂肪もたまっている。内臓脂肪の多さと尿酸値や肝機能、血液中の脂肪・コレステロールとの間の関係はよくわからないので、一度きちんと健康的に減量して、BMIや腹囲を基準内に下げて、改めて各種指標との関係を自分なりに探る必要がある、と考えた。

特定保健指導を2月から受け始め、運動と食事という変わり映えのしないいつもながらの対策を立てて、減量を始めたのだが、2009年に効果がありながら風邪で挫折したためにウォーキングにあまりモチベーションが湧かないこともあり、それほど顕著な効果が出ないでいた。 

(2009年の様子 http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2009/11/post-795a.html 、 http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2009/10/post-ac33.html

そんなおり、新聞の広告で目にとまったのが、「炭水化物が人類を滅ぼす糖質制限からみた生命の科学 (著者 夏井睦)」という新書で、その広告のコピーとしてある評者が「思考実験として面白い」のように評していたことが印象に残っていたので、物は試しと書店で買って読んでみた。

出版社のサイト:http://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334037666

著者のサイト:http://www.wound-treatment.jp/

http://www.wound-treatment.jp/next/essay/sugar-1.htm

この本は、全然ダイエット用の実用書ではなく、炭水化物の人類学的な人類史との関係を医師の著者ながら、想像力を駆使して考察した部分が大部分であり、その意味で壮大な思考実験という評にも納得した。この本の中で、冒頭の一章分、この少々風変わりな医師である著者が、個人的な体験として、結果的に炭水化物を減らした食事を継続した結果、大幅な減量と、各種の健康判断数値(尿酸値への言及は無かったが、肝機能、血糖値など)が改善されたことが書かれていたのが、ダイエット本的な記述だった。

食事に関して、炭水化物がほぼ1万年近く前からのいわゆる古代文明以降の文明生活が行われるようになった「歴史時代」以降に人類の主食になったこと、草食動物の例からも腸内細菌叢が栄養摂取のために非常に重大な役割を担っているらしいこと、カロリー計算の根拠になっている食物のカロリー値自体が非常に大雑把な実際の「燃焼」実験によっていること(植物食の牛が巨体を植物だけで維持し、青汁だけで生きている人もいること、昔の禅僧が粗食だけで長寿を保った話:これは司馬遼太郎はカロリー・栄養素の既存栄養学により批判していたことを思い出した)などなど、首を傾げる点も多少あったが、目から鱗の見解が多かった。肉類などの蛋白質が消化が悪く、コメや麦などの穀類の方が消化がよいという固定観念への疑いも、少々尾籠ながら飲み過ぎの嘔吐物の例など、合点する記述もあった。ただし、気になったのは炭水化物を食べなければ、タンパク質や脂質をいくら食べてもよく、アルコール類も炭水化物由来の日本酒などは駄目だがそれ以外は大丈夫、というように読める書き方は暴論気味だと思った。この著者が成功した食事が、たまたま、ダイエットとして適していたというだけで、なぜそれが「好きなだけ」という表現になるかが疑問だ。個別事例を針小棒大的に語っているようで、議論が飛躍気味な感じだ。(先駆者のサイトは参照したようだが。)また、このダイエット(本来の意味での生活様式、食生活)を継続した場合の思わぬ副作用がどうなのかも気になるところだ。

とはいえ、これにヒントを得て、2011年の取り組み(http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2011/09/post-e738.html)とはほぼ真逆の、炭水化物を減らして、タンパク質を増やすという食生活を試行錯誤しながら始めてみた。

米食は元々減らしていたのだが、肉(と加工製品)、魚(と加工製品)、そして大豆製品(特に豆腐)を毎食摂るようにしたが、しばらくはタンパク質食品の柱を何にするかは試行錯誤だった。

そんなある日、高野豆腐(凍り豆腐、凍み豆腐)が中性脂肪を減らすという長野県のメーカーの研究結果を報じた新聞記事を読み、これが廉価なのと保存性にも優れていて直ぐに調理でき、自分の好みに合うので、妻に協力してもらいながら、高野豆腐の煮物をベースに献立を作ってもらうようにした。以来朝、夕に高野豆腐の大型の煮物を2切れずつ常食。

職場での昼食は、おにぎり2個のみを続けてきたが、おにぎりを1個にして、これに普通のおかずを付けてもらうようにした。また、前回のダイエット時から牛乳を飲んでも消化不良にならないようになりこれまで飲んできた一方でチーズは少し敬遠していたが、昼食に食べるようにした(ただし、最近は昼食のチーズはやめた)。さらに、焼き肉や刺身なども普通に食べるようにし、炭水化物は毎食のごく少量の米飯くらいにするようにした。

従来よりもタンパク質を増やした食事に切り替えて効果が明確にあると感じたのは、目が回るほどの空腹感が訪れないことだろうと思う。逆にそれまでごくまれにあった目が回るほどの空腹感こそが、炭水化物食中心の食生活で生じる低血糖状態なのではないかと思う。

上記新書やウェブの実体験例にあるのとは違い、極端な効果は無かったが、約3か月経過の4月で2kg程度、約6か月の7月現在で、約5kgの減量となった。

カロリー制限や運動量の増加よりも、むしろ強烈な空腹感が生じないために、毎食の食べ過ぎが抑えられ、また間食(柿の種とピーナッツ、いわゆる柿ピーが好物で、よくボリボリとかじっていた。)を必要としなくなり、さらに家族の食事の献立から麺類、パスタ類が減り、タンパク質と野菜料理が増えるように自然に変わっていったことが要因となっているように思う。自分も家族は甘味を取らないわけではないが、それまで食べていた駄菓子類やチョコレートの購入が減り、フルーツ・グラノーラという最近人気のシリアルが口寂しいときの代用ともなっている。

腹囲だが、健康診断時は+7cmで、その後実測すると+11cmほどもあり、メタボ基準を大幅に上回っていたが、それが+2cmほどになってきた。ウキワのようだった腹部の贅肉が落ち、内臓脂肪も多少は減ってきたのだと思われる。腹囲は測り方が難しいが、ベルトの長さは如実に腹囲を反映するので、健康診断ごろより約7cm短くなっているのは間違いない。

また、今回の健康診断時に、それまで問題がなかったのに意外に高くなっていた血圧を、久しぶりに購入した血圧計で計測しているが、家庭血圧的には申し分がないほどの値になっている。

4月の二次血液検査で、尿酸値も下がっているのが確認できたが、やはり痛風が怖いので、尿酸と同様の抗酸化作用を持つビタミンCをいつもより多く摂取すれば効果があるのではなかろうかと思い付き、自己流の保険としてビタミンCのタブレット剤を毎食飲むようにしている。(中には同じように考えている人もいるようだ http://ameblo.jp/asahi-diet/entry-11225181496.html )

さて、これからだが、これまで毎年夏太りを毎年経験してきた。これはおそらく麺類(そうめん、冷麦、そば、など)をよく食べたのが原因だったのだろうと想像している。好きということもあり、つい沢山茹ですぎて、のど越しに任せてつい二三人分を腹に収めてきたのが毎年の習いだったので、この夏は麺類の一食分を一人分に減らし、副菜に必ず高野豆腐のようなタンパク質食品と野菜を加えて食べようと思っている。

なお、炭水化物は減らし気味にしているが、上記の通り完全に絶つような極端なコントロールは行っていない。少々気になるのは、今年になってから、年齢的な要素も強いのだろうが、短期記憶力が弱まってきたことだ。これについては、認知症の問題もあるので、気を付けていきたいと思っている。

炭水化物が中性脂肪を増やし、皮下脂肪、内臓脂肪として蓄積し、それが(なぜか)血液の健康指標を悪くするという因果関係は、よくわからないのだが、今回の食生活を後半年続け、それが尿酸値にどのように影響してくるかにとても関心がある。

http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2113.html

http://ryouma04.wordpress.com/2011/08/18/%E5%B0%BF%E9%85%B8%E5%80%A4%E3%82%92%E4%B8%8B%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E9%A3%9F%E4%BA%8B%E5%88%B6%E9%99%90%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E3%81%AA/

http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php

http://books.google.co.jp/books?id=ui-UAwAAQBAJ&pg=PA3&lpg=PA3&dq=%E4%BD%8E%E7%82%AD%E6%B0%B4%E5%8C%96%E7%89%A9%E9%A3%9F%E3%80%80%E3%80%80%E5%B0%BF%E9%85%B8%E5%80%A4&source=bl&ots=vCKztS0BfR&sig=b5Do0_FYA86gNBbzlRE4tO12ZvQ&hl=ja&sa=X&ei=te7NU4qELMfd8AXkyYDgDA&ved=0CDYQ6AEwBTgK#v=onepage&q=%E4%BD%8E%E7%82%AD%E6%B0%B4%E5%8C%96%E7%89%A9%E9%A3%9F%E3%80%80%E3%80%80%E5%B0%BF%E9%85%B8%E5%80%A4&f=false

さて、効果をある程度実感してから、理論的な背景を知りたくなって調べたら、下記のサイトが見つかった。

◆ゲーリー・トーベス著「ヒトはなぜ太るのか?」を紹介したブログ。

http://itochiaki.jp/senshu/?p=1342

特に糖尿病に対しての効果を期待するもの。

◆「低炭水化物ダイエット」

ロバート・アトキンス博士が考案したダイエット法で、別称はアトキンスダイエット法、ローカーボダイエット。

http://allabout.co.jp/gm/gc/23202/

◆用語
Carbohydrate 炭水化物 カーボ・ハイドレート
Saccharide (glucide, sugar) 糖質 サッカライド、グルサイド
Low carbohydrate diets (食事療法) 低炭水化物食  ⇒ これから 日本語的略語で、上記の「ローカーボ・ダイエット」なる言葉があるらしい。関連語 carbohydrate-restricted diet
同義語(異表記)Atkins Diet

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◆カロリー 生理的熱量 の計算について:空気中の燃焼と、生体内での

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%9F%E7%90%86%E7%9A%84%E7%86%B1%E9%87%8F

◆スイスの研究機関で判明...禁煙で太ってしまう原因は腸内細菌 ... という記事:
http://news.nicovideo.jp/watch/nw758101

◆大便のカロリーについてのQ&A (専門的)
http://www.pariet.jp/helpful/vol58/no599/sp05.html

◆覆るか、肥満の定説 原因はカロリー? 炭水化物? (まだ結果が出ていないようだ)
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO61433170S3A021C1000000/?dg=1
日経サイエンス  2013/10/26

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痛風関連記事:

2004年6月18日 (金) テレビ

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2011年10月17日 (月) 痛風のその後

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2012年4月 5日 (木) 尿酸の排出は腸からも。それが低下? (痛風の原因が新たに確認?)

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2014年7月21日 (月)

テレビドラマ「みをつくし料理帖」と原作

先月放送されたテレビドラマ(テレビ朝日系)。

2012年に放送された時も見ていたのだが、題名を見てもほとんど忘れていた。長男がよく覚えていて、ブルーレイ録画機で録画しておいたので、しばらくしてからその録画を見てみたところ、2年前に一度見ただけだったが、主演の北川景子や貫地谷しおり、原田美枝子、大杉蓮、平岡佑太、松岡昌宏などの登場人物やいくつかの場面が思い浮かぶほどで、結構面白く見ることができた。見終えた後、妻が長男に図書館でこのドラマの原作を借りてきて、そのお相伴にあずかり、読み始めたところ、これが大層面白い。

作者は、高田郁(かおる)とあった。そういえば、この前まで熱心に見ていた江戸時代の浪花のあきんど物のNHKのテレビドラマ「銀二貫」が同じ原作者だったと思い至り、その面白さにも合点が行ったのだった。

「みをつくし料理帖」の方は、ハルキ文庫の書き下ろしシリーズでこれまでに第9巻までが発売されていて、図書館で借りられたのは、第7巻と第9巻以外だったので、通して読みたくなり、書店で新刊を購入した。

一息に読み終え、今は8月に発売予定の最終巻を楽しみに待っているところだ。

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2014年7月19日 (土)

超人的な能力をもった音楽家マゼールが逝去

享年は84歳だったというのだが、最近まで続いていた旺盛な活動とエネルギッシュな容貌からまだまだ活躍してくれるだろうと思っていたので、相当驚いた。

これだけ著名で楽壇狭しと大活躍した大指揮者なのだが、なぜかとりとめの無い印象がある。そのため、熱心に聴いたわけでもなく、とりわけファンだったのでもなかった。

自分のブログ記事やiTunesライブラリを検索すると、マゼールのものは結構ヒットするのだが、協奏曲の指揮が圧倒的に多い(*)。

ただ、映像ではロージー監督による「ドン・ジョヴァンニ」「カルメン」があり、どちらも面白かった。

Mozart_don_giovanni_maazel_dvd


この指揮者で、特に印象に残ったのは、数年前にNHK響に初客演したときに放送された映像だった。これを視聴し、N響がくらいついて必死に演奏しているのを見て、やはりすごい指揮者だと思ったことを思い出す。

その天才ぶりは幼少の頃から発揮され、天寿を全うするまで続いていたのだが、当たり前のように高水準の演奏・録音を行っていると、そのすごさが隠れてしまうという側面もあったのだろうが、高水準ではあっても、心の芯にまで食い入ってくるような印象が少なかったように思う。 音楽誌などでは「曲者」という評が印象に残っているが、ほとんどそのようには感じなかった。そういう意味では高度の才能のあるアルチザン(職人)ではあっても、内部的な破綻や矛盾などを抱えて何が何でも自己を表現し尽くさなければ生きていけないような芸術家気質ではなかったのかも知れない、などと素人的には思ったりもする。

縁といえば、先日7/13のコンサートでは、休憩時間にマゼールと因縁のあったベルリンフィルによる「シェエラザード」も売られていた。これは初出盤が出た当時の3500円のフルプライスで入手したものだったので、リーフレットデザインで覚えていて、長男とマゼールのCDが売られていたと話したものだった。

マゼールの業績で、唯一無二と言ったら何になるだろうか?自分の好みでは、ヴァーグナーの「指環」の管弦楽編曲版の自作自演だろうか?

長年のご活躍に敬意を表し、ご冥福を祈りたい。

参考:2008年9月28日 (日)くさくさした気分だがなぜか面白いマゼールの指揮

2008年2月 2日 (土)マタチッチの『シェヘラザード』

(*)コーガン、ギレリス、アシュケナージ、ヨーヨー・マ

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2014年7月18日 (金)

明日公開のジブリ映画「思い出のマーニー」の原作(新訳版)

「思い出のマーニー」  高見浩の新訳(新潮文庫書き下ろし)2014年初版を書店で見かけ購入。読了した。新潮は映画公開をターゲットに刊行したようだ。角川でも別の人の訳で出ているらしい。

ジブリ映画のマーニーでは、岩波少年文庫版をベースにしたらしい。

「アリエッティ」もそうだったが、多くの児童文学(ファンタジー)の「名作」を網羅的に調査しているのが分かる。「ゲド戦記」は、若いころから自分も知っているほどで、それなりにメジャーだったが、「ハウル」は、日本の大手では訳が出ていなかったと思う(後で調べたら 1997年頃、ジブリと関係のある出版社の徳間書店から初訳が出たのだという。その3部作は、長男が好んでおり、その中では、「チャーメインと魔法の家」 原題:House of Many Ways 2008はとても面白かった。)

「マーニー」を読み進めると、以前読んだ英国児童文学の「トムは真夜中の庭で」に、似たところのある設定だな、との考えが浮かんできた。(本文を読み終えた後に、高見浩のあとがきを読んだら、まさにこの作品のことが語られていた。自分の想像力も今回は的外れではなかったようだ。)

言ってみれば現実と過去の交錯のような設定。イギリスでは古い建物(シェークスピア時代の16世紀だったかの建物が、もちろん何度も改修はされているものの未だ住居として使われているものもあるという。以前訪れたことのあるアイルランドでも、古い土壁で作られたような大きな茅葺風の民家を見かけたことがあった。)に、何代もの人々が住んでいるというが、そのような国ならではの設定だろうか?

古い時代の遺跡を訪れてそこに佇んだりしていると、その時代を「感じる」ような幻想的な気持ちになるようなこともないではないが、それが特別な史跡ではなく、身近な民家だったりするのは、人々の精神風土にも影響を残すような気がする。

幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー なるテレビ番組(NHK)でも、イギリスやスコットランドの幽霊屋敷のことが「科学的」に取り上げられているが、後天的記憶の遺伝(あるいは、エピジェネティクスの範疇だろうか?)でも、精神的な風土というものは説明できるのかも知れない。

もちろんそのような幽霊譚として見なくても、とても上質な小説(物語)だった。私の場合、読み進むにつれて次第にこのミステリー小説とも読める物語の謎の答えが見えてきたので、劇的な展開ではなく、むしろ心温まる内容だった。

それと同時に、子育てというものが、いずれの時代、どのような環境であっても困難を宿しているのだということを認識させられたように思われる。

映画は、特に関係している日本テレビで、宣伝番組が連続して行われ、トレイラーも何度か流されたのを見た。場所の設定は、「アリエッティ」と同じく、原作のイギリスが日本に変更されているようだが、原作の雰囲気とはそれほど違和感が無いように思える。ただ、海岸の湿地と、内陸の湿地では砂と泥の違いは大きいように思えるのだが。

家族の動向を見ると、この夏もジブリ映画かも知れない。

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2014年7月15日 (火)

"FROZEN" 日本版 一日先行発売

Frozen_3 最寄りの量販店では、一日早く、本日発売だった。

ディズニーが始めた新しいパッケージ販売で、MovieNEXという。

Blu-ray disk, DVDが一つのパッケージに入っていて、値段は定価4,000円(税別)。それに加えて、デジタルコピー(クラウド)へのアクセス権(コード)が封入され、モバイル機器やPCで見ることができる。またおまけ的だが特設サイトで限定コンテンツを見る権利も付与される、といった仕組みのようだ。アクセスしてみたが、発売日の明日にならないとダメとのメッセージが出た。

ジブリなどの別売り(DVD4700円、Blu-rayが6800円)よりも廉いのは、製造・販売側でも管理が楽という理由があるのではなかろうか?

追記:7/16午前0時過ぎにアクセスしてみたところ、受け付けられた。Gmailを利用しているため、ユーザアカウントが登録してあったので、GooglePlayを使って鑑賞できた(日本語吹き替え版のみ)。アクセス可能期間は、2年間のようだ。ブラウザはFirefoxでは、私の環境ではライセンスの関係?で上手くいかず、IEにしたらきちんと動画が再生された。(翌日、FirefoxでGooglePlayとYoutubeで試してみたら問題なく再生できた。もしかしたらMovieNexとFirefoxが相性がよくなかったのかも知れない。)

※本編取得の登録期限は以下の通りです。Google Play(2016年7月15日) / niconico(2016年7月15日)
※選択できるのはいずれか1つのプラットフォームで、視聴に際しては、ユーザーアカウント(Google Playもしくはniconicoデジタルコピー)が必要になります。

一度アクセス手続きをすれば、その後はMovieNEXを開かずとも、GooglePlayで「無料」購入したという扱いになっていて、GooglePlayを開いて鑑賞ができる。さらに、Youtubeでも購入済として登録されてた。取得の期限が2年後までということで、Youtubeでの有効期限は、「有効期限なし」となっていたので、再生可能期間が購入後2年ということではないらしい。

DVDで英語音声、英語字幕で通しで初めてみたが、英語ネイティブな子ども向けなのだろうが、瞬間的に意味が取れない台詞などもあり、少々隔靴掻痒だった。

また、これまでに何度もみた「Let it go」のシーンは、押し詰まったクライマックスだろうと予想していたが、意外にも前半に登場したのには驚いた。

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2014年7月13日 (日)

初ミューザ川崎シンフォニーホール

7月13日(日)14時開演。指揮者:ユベール・スダーン、ピアニスト:イリヤ・ラシュコフスキー 、管弦楽:東京交響楽団。 (名曲全集第99回

曲目:ムソルグスキー「モスクワ川の夜明け」、ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番、リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」

2004年開館で、今年満十周年になる音楽専用ホールだが、これまで開館直後に見物に行ったことがあったが、2011年の大震災でホールの天井が落下(手抜き工事の疑いがあったという)し、その後改修工事が進められ、ようやく最近(昨年4月に)再開館した。

長男の誕生日プレゼントでその日前後のN響や新日フィルなどのコンサートがいくつか候補に挙がっていた。ミューザ川崎に興味があったこともあり、1曲目を除いて有名曲過ぎるプログラムだし、ピアノ協奏曲は2年前聞いた曲だということはあったが、チケットもローソンで取得でき、聞きにいってきた。R0014595_2

予約できた席は2階席で、舞台正面客席側から見ると右手(いわゆる上手)の奥側、つまり舞台を右袖上部から見下ろすような席だった。以前別のホールの同じような二階桟敷席でツィメルマンのリサイタルを聴いたときに、音は上に昇ってくるという性格が実感できて、音の素晴らしさが堪能できた経験もあったが、それでも初ホールではどのような音が聴けるか少々不安だった。

管弦楽、協奏曲、ホールの響きを満喫できた。

オランダ出身の指揮者スダーンは、東京交響楽団の音楽監督を長らく務め、近年名誉指揮者に退いたそうだが、いわゆる手兵だけのことはあり、指揮とオケともまったく遺漏が無いほどの安定感で、前回聴いたプロオケの神奈川フィルとは違い、ヒヤヒヤしながら聴くような精神衛生に悪い聴き方をしないで済んだ。それに加えて、若手の生きのいい男性ピアニストとの協奏、競奏が凄かった。やせ形長身イケメンピアニストだが、馬力は凄く、猪突猛進的な速いテンポを取る箇所もあったが、オーケストラとの齟齬が生まれることはなく、一体となった音楽は凄かった。

スダーンは、とても知的な指揮者らしく、ラプソディックにやろうとすればそうできるピアノ協奏曲を、折り目正しく形式を明らかにしていたし、ピアニストもその土台の上に乗っての驀進だったので、破たんも無かったのだろうと思われる。難所と思われるピアノとオーケストラによるフガートの部分では、アンサンブル的な要素がピアニスト、指揮者、オーケストラから感じられた。正面から鑑賞するだけでは分からないが、側面から見ると、指揮者と楽員特に木管、金管、打楽器奏者との距離は結構あり、そこで指揮者は身振り手振りと視線で奏者と会話し、奏者もそれに応え、また奏者間での楽想の受渡しなども目に入ってくるのが面白い経験だった。

「シェエラザード」は、いい言葉ではないが、「通俗名曲」として遇されることの多い曲で、ディスクでもそれなりに聞いてきてはいるが、少し食傷気味であり、新たな発見などないような印象をいだいてい今にいたっているが、今回初めて聴いた実演によって、意外に「深い」音楽なのかなという印象を持った。

PCでのデータ再生などのとても安易なリスニングでは、途中で飽きれば停めてしまうようなことが当たり前で、若いころに「入門曲」として聞いたような「名曲」はライブラリに入っていてもあまり熱心に聴くこともなくなっているのだが、こうして自前でお金を払ってのコンサートでは、周囲のリスナーたちにも気を遣いながら、最後まで集中して聴くことが常なので、聴きなれたと思い込んでいる曲の意外な魅力を発見することもあるように思う。ソリスティックな楽器の扱いはもとよりアンサンブルにもリズムや楽想の変化が激しく、相当の練度が求められる曲であり、なかなかの難曲だと感じた。

以下素人考えの開陳で気が引けるが、この交響組曲は、作曲者は交響曲として聞かれることも想定していたとはいえ、「動機労作」のような楽想の「展開」が乏しいように感じる。そのため、構成がやや平板で、聞き飽きるのではないかと思うのだが、集中して聴くと、主要モチーフのシャリアール王とシェエラザード以外のモチーフも引用、再現が行われ、終楽章では複合的に組み合わされ、大団円と穏やかな終結を迎える。

千一夜の「うたかたの夢」が豪奢な絨毯や宮殿、波瀾万丈の物語などをちりばめながら、虚空に消え去っていくようなイリュージョンを見せられるかのようだった。

リムスキー=コルサコフが、どれだけエンターテイメント性と芸術性について意図したのかはよくは知らないが、華麗な音の絵巻とだけ評して敬遠するだけがこの曲への接し方ではないように思えた。

コンサートマスターは、名物コンミスの大谷さんではなく、若手の男性だった。シェエラザードのソロは美しかった。ホールトーンがとても効いていた。コンサートマスター的にも微妙な音程が難しいソロとアンサンブルの要として、なかなか大変な曲だっただろうと思う。

公演は、土日などの休日に行われるマチネーコンサートで、「名曲全集」というシリーズ。チケットは当日売り無しのほどの盛況で、ほぼ完売だった模様。客席も9割以上埋まっていた。客層は、いわゆる退職後の世代と思われる60歳以上と見受けられる男女が多く見受けられた。客層の特徴は、今回の「名曲」過ぎる名曲プログラムの影響なのかも知れないとは思ったが、もしかすると近年の中高年が豊かな生活を送り、若年層が貧困にあえぐようなこの国の現状を象徴するものかも知れないなどと、ふと思った。

ミューザ川崎は、川崎駅の西口ロータリーに面したビル内にあり、アクセスが非常に便利だ。駅の改札口からホール入口までゆっくり移動しても10分もかからないほどなので、平日の19時開演でも、会社の定時を終わってからかけつけても何とか間に合う。横浜のみなとみらいホールも、東横線直通ができたので、アクセスはよくなったが、ミューザもほとんど同じくらいの利便性だということが分かった。

(2014/7/14追記・修正)

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2014年7月 8日 (火)

南半球でもないのに今頃になって雪の女王に取りつかれている

サッカーのワールドカップが行われている南半球の温帯以南は、今は冬真っ盛りのはず。しかし、ここ日本は爽やかな初夏が過ぎ、梅雨も真っ最中なので、雪には最も縁遠い時期。しかし、なぜかこの雪の女王に取りつかれてしまっている。いい歳をして。

はまる、と言えば、obsession 取りつかれること、狂うこと、妄想だが、こんなことも書かれていた。 http://en.wikipedia.org/wiki/Let_It_Go_(Disney_song)

By spring 2014, many journalists had observed that after watching Frozen, numerous young children in the United States were becoming unusually obsessed with the film's music, and with "Let It Go" in particular.[34][35][36][37] Columnist Yvonne Abraham of The Boston Globe called the song "musical crack" which "sends kids into altered states."[38] A similar phenomenon was described in the United Kingdom,[39][40] where Lorraine Candy, editor-in-chief of Elle UK, wrote of a "musical epidemic sweeping the nation, relentlessly gathering up every child ... in its cult-like grip".[41] )

そこで、その取りつかれるきっかけのディズニー映画“Frozen”(邦題「アナと雪の女王」)の主題歌 “Let it go”を音符に乗るように、独自訳を作ってみた。松たか子が歌う「ありのままで」の映画公式日本語吹き替え版は、やはりプロの仕事だと感心した。

米国原作版の歌唱

さて、この印象的なフレーズ“Let it go” がどのような意味か? 各国語(25か国語版だが、44か国語もの映画版の吹き替えの歌唱がCD化されているらしい)を見ても、フランス語、ドイツ語、スペイン語などそれぞれこの慣用句を訳するのに苦労しているようだ。

ネットのシソーラスを見ると http://thesaurus.com/browse/let+it+go

日常語では、「stop blame and grant pardon」「forgive」「ignore」「never mind」「forget it」のような意味で使われるようだが、膨大なニュアンスがあることがこのサイトを見ただけでも分かる。

ビデオクリップの動画と一緒に見ると、直訳調の意味「it それを 行かせる」、同意語の中では release とかが近いのかも知れない。

とはいえ、この歌唱の中で、歌い手の心境が徐々に変化していくのが映像からも確認できるので、文脈的に訳し分けるのが難しいとはいえ、適切な配慮ではなかろうか。おそらく、英語の母語話者は、複合的な意味を受け取っているのだろう。日本語でも、「ありのまま」が現状肯定か、それとも「本来の自分」の肯定かという議論があるように。そこで、いろいろとバリエーションを付けて、訳してみた。

【歌唱用独自訳】

The snow glows white on the mountain tonight
雪の輝く夜
Not a footprint to be seen
誰もいない山

A kingdom of isolation
孤独な王国
and it looks like I'm the queen
私は女王

The wind is howling like this swirling storm inside
叫んでた。心が嵐のように。
Couldn't keep it in, heaven knows I tried
抑えてた。人知れず。

Don't let them in, don't let them see
開けちゃだめ。見せちゃだめ。
Be the good girl you always have to be
いつもいい子でね。
Conceal, don't feel, don't let them know
隠しなさい、いつまでも。
Well, now they know
隠せない。

Let it go, let it go
だけど、いいの。
Can't hold it back anymore
もう戻せはしない。
Let it go, let it go
気にはしないわ。
Turn away and slam the door
扉を閉ざすの。
I don't care what they're going to say
いいわ、非難なんて。
Let the storm rage on
吹雪よ続け。
The cold never bothered me anyway
寒さなんて平気。

It's funny how some distance makes everything seem small
離れてみれば悩みなんて。
And the fears that once controlled me can't get to me at all
怖がることもしなくていい。
It's time to see what I can do
わかったわ。すべきこと。
To test the limits and break through
限界を突き抜けて。
No right, no wrong, no rules for me
善悪も何からも
I'm free
自由。

Let it go, let it go
飛び出せ、魔法よ。
I am one with the wind and sky
空吹く風のように。
Let it go, let it go
これで、いいわ。
You'll never see me cry
もう泣きはしないわ。
Here I stand and here I'll stay
ここが私の場所。
Let the storm rage on
吹雪よ続け。

My power flurries through the air into the ground
魔法は空から大地まで。
My soul is spiraling in frozen fractals all around
心は渦巻く、雪の華のように。
And one thought crystallizes like an icy blast
思いは氷の風に乗って。

I'm never going back, the past is in the past
帰りはしない。過去は過去よ。

Let it go, let it go
忘れましょう。
And I'll rise like the break of dawn
朝日のように立つわ。
Let it go, let it go
これでいいわ。
That perfect girl is gone
昔の私じゃない。
Here I stand in the light of day
明るい日差しを浴びて。
Let the storm rage on
吹雪よ続け。
The cold never bothered me anyway
寒さなんて平気。

--------------
【楽曲の構成のようなもの】

【Aパート】短調
The snow glows white on the mountain tonight
Not a footprint to be seen
A kingdom of isolation
and it looks like I'm the queen

The wind is howling like this swirling storm inside
Couldn't keep it in, heaven knows I tried

(人里離れた岩山:ワルプルギス的な魔女の世界。継承すべき本当の「王国」から逃れ、雪に閉ざされた孤独な「王国」でただ一人。)

【Bパート】長調
Don't let them in, don't let them see
Be the good girl you always have to be
Conceal, don't feel, don't let them know
(王城での長い幽閉生活で言われ続けて来た、自分を呪縛する言葉)

Well, now they know
(秘密を周囲に知られてしまい、逃げ出さざるを得なかったことから、続く "let it go" のパートには一種、捨て鉢、なげやりな感情もあるように感じる。)

【Cパート】長調 
Let it go, let it go 
Can't hold it back anymore
Let it go, let it go
Turn away and slam the door 
(このシーンの最後のアクションを思わせるが、まだそこまでの心境には至っていない)
I don't care what they're going to say
Let the storm rage on
The cold never bothered me anyway

【Dパート】短調
It's funny how some distance makes everything seem small
And the fears that once controlled me can't get to me at all
It's time to see what I can do
To test the limits and break through
No right, no wrong, no rules for me
I'm free 
(氷の階段に足を踏み下ろす)

(内省的になり、恐怖から解放されたことを確認し、自由の実感を得た)

【Cパート】長調 リフレイン1
Let it go, let it go
I am one with the wind and sky
Let it go, let it go
You'll never see me cry
Here I stand and here I'll stay
Let the storm rage on

(抑圧からの解放感。自由に魔法を使える居場所を見つけた。)

(the wind and sky のフレーズ: sun, wind, sky, earth and sea というフレーズが

 

http://rock.rapgenius.com/Idina-menzel-let-it-go-lyrics#note-2888570

 

ロバート・ブラウニングの詩 にあるらしい。
A Concordance to the Poems of Robert Browning)

 

また、東洋的な「地水火風」を想像させる。
(「ぢすいかふう」とも)仏語。地と水と火と風。仏教で一般に色法、すなわちあらゆる物質的存在を構成する四種の元素として説くもの。地は堅さ、水は湿りけ、火は熱さ、風は動きを本質とする。四大。四大種。四界。
【地水火風空】 (「ぢすいかふうくう」とも)仏語。地と水と火と風と空。密教で四大に、無礙(むげ=さわりないこと)を本質とする空(虚空・空間)を加えて、物質構成の五つの要素とするもの。五大。五輪。

【Eパート 】長調 転調
My power flurries through the air into the ground
My soul is spiraling in frozen fractals all around
And one thought crystallizes like an icy blast
I'm never going back, the past is in the past

(魔力をコントロールして、思うがままに氷の宮殿を作るシーン。エルサが髪留めを外し、巻髪をほどき、氷の女王のドレスに変身するシーンが印象的。次のパートにつながる間奏部のオンビートの伴奏リズムに心をつかまれる)

【Cパート】長調 リフレイン2 (クライマックス)
Let it go, let it go
And I'll rise like the break of dawn
Let it go, let it go
That perfect girl is gone
Here I stand in the light of day
Let the storm rage on
The cold never bothered me anyway

----------

【直訳調対訳】
(歌い手の自分自身との自問自答がベース。自分への命令形、他人からの命令などが混じる。補足や注釈: 若い女性の口調で。オペラ、ミュージカルのアリア/劇中歌)

The snow glows white on the mountain tonight
【今夜、この山で、雪が白く輝く。【この詩では、風は吹き荒れているようだが、映像では月明りがある?】
「雪が白く輝いているわ、今夜この山は。」

【There is】 not a footprint to be seen.
【目に見える一つの足跡もない】
「足跡一つ見えない。」

【This is】A kingdom of isolation,
and it looks like I'm the Queen
【これは孤立した王国。そして私はその女王に見える。】

「ここは孤独という名前の王国ね。私はまるで女王様。」

The wind is howling like this swirling storm inside
【insideがどの語を修飾しているか?で意味が変わる】
①【howlingにかかる場合:この場所で渦巻いている嵐のように、私の心の中では風が唸っている:場所的にこの解釈は不自然】
②【swirlingにかかる場合:(ただしそうだとなぜmyではなくthisになるのだろうか?:私の心の中で渦巻くこの嵐のように
(この山の上では)風が唸っている。】

「風がうなっている。私の中で渦巻いているこの嵐のように。」

cf) 吹き荒ぶ で、 荒ぶを調べていたら、まるで let it go に対応するような古語としての意味が出ていた。
すさぶ【荒ぶ・進ぶ・遊ぶ】
(奈良時代、上二段に活用していたものが、四段にも活用するようになり、のち、四段にだけ活用し、「すさむ」に移行)
Ⅰ 〔自バ上二〕(動詞の連用形の下に付いて補助動詞的に用いる)物事の進行するなりゆきのままになる。動作、程度がはなはだしくなる。いよいよすすむ。*万葉‐二二八一「朝露に咲き酢左乾(スサビ)たるつき草の」
Ⅱ 〔他バ上二〕心のおもむくままに物事をすすめる。慰み興ずる。もてあそぶ。他の動詞と複合して用いられることが多い。*源氏‐絵合「ゑは、猶、ふでのついでにすさびさせ給あだごととこそ、おもひ給へしか」
Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988

【I】 Couldn't keep it in;
【itは何を指すか?ここでは、敢えて「それ」でいいと思う: 私はそれを心の中に留めておくことはできなかった 】
「それを抑えつけておけなかった。」

Heaven knows I've tried 【to keep it in】
【ただ、神様だけは、私がそうしようとしてきたことをご存じだ。神のみぞ知る、つまり、だれも知らない】
「ただ、私の努力は神様だけがご存じ。」

【ここからは、歌い手がこれまで(父王?から)命じられてきた命令を回想している】
Don't let them in,
【themは何を指すか?人々だろう。inの示す場所は?心か?閉じ込められていた部屋か?】
【本心を見せてはいけない、と言う意味かもしれない?】
「誰も中に入れてはだめ。」

don't let them see
「誰にも見せてはだめ。」

Be the good girl you always have to be
【いつもそうあるべきだと義務づけられていた行儀の良い模範的な娘でいなさい】
「いつも良い娘でいなさい。」

Conceal, don't feel,
【seal 封印とは違う。隠せ、感じるな】
「秘密にしなさい。感情を持ってはだめ。」

don't let them know
「誰にも知らせてはだめ。」

Well now they know
「でももう知られてしまった。」

Let it go, let it go
【このitは、 Couldn't keep it in の itに対応する。 そのまま行かせよ。行くがままにせよ。留めるな。】
【魔力を】
「解き放て、解き放て」

【I】 Can't hold it back anymore
【このitも、 Couldn't keep it in の itに対応する hold back のback 控えて,抑えて;保留して;隠して,しまって】
【これ以上しまっておくことはできない。】
「もう、閉じ込めておけない。」

Let it go, let it go
「それを解き放て、解き放て。」

【Let's】Turn away and slam the door
【これまでの世界を拒絶し、そこに通じるドアを閉め切ろう。】
「背を向けて、ドアをピシャッと閉じるの。」

I don't care what they're going to say
【これから人が何を言おうとも気にしない。】
「何て言われても気にしない」

Let the storm rage on.
「嵐よ、吹き荒べ。」
The cold never bothered me anyway
【とにかく、一度も冷淡さが私を悩ませたことはない】
「どんな寒さだってへっちゃらだったし。」

the cold
4 孤立,無視.
come in from [out of] the cold (孤立無援の生活から)みなに迎えられる,新しく仲間になる(ルカレのスパイ小説The Spy Who Came in from the Cold『寒い国から来たスパイ』より);正体を現す.

Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition ゥ Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典  第3版  ゥ小学館 1980,1987,1998

It's funny how some distance
Makes everything seem small
「少し離れると、なんでも小さく見えるって冗談みたいね。」

And the fears that once controlled me
「それに、私を捕えていた恐怖なんて」

Can't get to me at all
【get to  (4) 《略式》…に感動を与える;…を悩ます,怒らせる:全然私を悩ますことはない】
「もう全然平気よ。」

It's time to see what I can do
「もうなにができるかが分かったわ。」
To test the limits and break through
「限界に挑戦して突破するのよ。」

No right, no wrong, no rules for me,
I'm free!
「私には正解も、誤りも、規則もないわ。
私は自由よ。」

Let it go, let it go
「解き放て、解き放て。」
I am one with the wind and sky
「私は風と空と一つ」

Let it go, let it go
「解き放て、解き放て。」

You'll never see me cry
【誰も二度と私が泣くのを見ることはない】
「もう泣かないわ。」

Here I stand
「ここが私の場所」

And here I'll stay
「ここが私のいる場所」
Let the storm rage on
「嵐よ、吹きすさべ。」

【ここからはアニメーションの動きの描写とシンクロしている】

My power flurries through the air into the ground

(flurry : 名詞では「突風、一陣の風、吹雪、いっせいに起こる動き」)


【私の魔力は、突風のように空中から地中に伝わる】
「私の魔力は空中から地面まで届く」

My soul is spiraling in frozen fractals all around
【私の心は、周囲の雪や霜の結晶【雪や霜の結晶は、フラクタル図形だから洒落て行ったのだと思われる】の中で舞い上がる】
「私の魂は凍り付いた結晶の中をらせんのように舞い上がり、」

(このinは中ではなく、~の状態でという意味とも取れるが、普通に中ででも問題ない)

And one thought crystallizes like an icy blast
【そして一つ一つの思いは、一陣の氷の疾風が樹氷を作るように、具体化する。】
「一つの一つの思いが、氷混じりの突風に吹かれたように結晶化する」

I'm never going back, the past is in the past
【決して戻らない。過去は過去の中にある】
「絶対戻らない。過去は過去でしかないから。」

Let it go, let it go
「解き放て、解き放て」
And 【AndではなくWhenが正しいらしい。】I'll rise like the break of dawn
「そうすれば、日の出のように私は復活する。」
「そのとき、日の出のように私は復活する」

Let it go, let it go
「解き放て、解き放て。」
That perfect girl is gone
【完璧を求められた私はもういない。】
「非の打ちどころの無い子でいるのはもうやめよう。」

Here I stand
「ここが私の場所」
In the light of day
「太陽の光の中で」
Let the storm rage on
「嵐よ、吹き募れ。」
The cold never bothered me anyway!
「どんな寒さだって私を悩ませたことはないんだから。」

お気に入りのカバーバージョン:

アフリカ風の編曲ということで、コンセプトが違い過ぎるのではないかという懸念があったが、聞いてみると違和感はなく、リード・ボーカルのレクシ・ウォーカー(Lexi Walker)という少女歌手の歌唱力に驚かされた。ただし、Whole Song のカバーではないのが惜しい。

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『Let It Go』が『ありのままで』と訳された理由

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悪役だったエルサを変えた『Let It Go』 『アナと雪の女王』に隠された真実

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