カテゴリー「生活・レジャー」の130件の記事

2008年6月26日 (木)

今日6月26日が誕生日なのは

今日は長男の誕生日で、先ほど誕生祝いの夕食を食べたところだ。私達両親や祖父母、叔父たちから誕生日、クリスマスといろいろなプレゼントをもらってきた彼だが、その多くが玩具類だった。狭い家の上、男の子二人の玩具が溢れかえってしまい、まさに身の置き所がない状態。最近のプレゼントは、本にしているが、その本も新刊書だけでなく、ブックオフが身近にあるため、つい簡単に買い与えてしまいこれも本棚から溢れかえっている。わが身を振り返っても、CDと本の山がいくつも出来てしまい、辰巳渚さんのような『捨てる技術』が身に付かず、捨てたりブックオフで売ったりすることに逆に罪悪感があり、溜まる一方になっている。

今年の誕生日は、鉄道研究会に所属したのを記念して、鉄道関係の書籍を数冊プレゼントした。今はひそかな?鉄道ブームらしく、マニアでない一般人が読んでも楽しそうな本も出ており、わたし自身も楽しめそうだ。

さて、これまで知らなかったが、指揮者のクラウディオ・アバドが1933年6月26日生まれで、今日が誕生日なのだという。既に75歳になったわけだ。私が20代の頃は、マゼール、メータ、ムーティ、オザワなどと並んで、次世代のホープだったアバドだったが、ミラノ、ヴィーン、ベルリンと主要ポストを歴任しながらも、やはり先にあげた同世代の指揮者たちと同じく、かつての巨匠たちのような成熟感が感じられないままの印象を持ち続けている。ベルリン後は、大病を克服し、ルツェルンなどでも活躍するなど決して深化していないわけではないのに、こちらの音楽の受容スタイルというか固定観念がそういう枠組みを作り出しているのかも知れないが、いつまでも颯爽としたアバドのイメージがぬぐえないでいる。

アバドの音盤はあまり縁がなく、帰宅するときにそのことを考えながら頭の抽斗を探ってみたのだが、一番初めに思い出したのはあまり印象がよくなかったモーツァルトの交響曲第40番と41番(ロンドン響)だった。そのほか、何があっただろうかと、CDの山を探ってみると意外にいくつか見つかった。古い順では、ロンドン響とのペルゴレージ『スターバト・マーテル』。ハイドンの交響曲第95、101番(ヨーロッパ室内管)。トランペット協奏曲(ハーセス、CSO)。モーツァルトのピアノ協奏曲第20、21、25、27(グルダ、VPO)。 9、17番(R.ゼルキン、ロンドン響)。先に挙げたロンドン響との交響曲40、41番。Live Classic の35番(ヨーロッパ室内管)、38番(トリノRAI管)。ブラームスのピアノ協奏曲第1番(ヴェーバー コンツェルトシュトックも ブレンデル, BPO, ロンドン響)。チャイコフスキーとショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲(五嶋みどり、BPO)。マーラーの交響曲第4番(VPO)。ヤナーチェク『シンフォニエッタ』(ロンドン響)。『アダージョ・ヴェルディ』から『行け、わが思いよ、金色の翼に』など。プロコフィエフの古典交響曲(ヨーロッパ室内管)とピアノ協奏曲第3番(アルゲリッチ、BPOとの名盤)。ヴァイオリン協奏曲第1番(ミンツ、CSO)。バルトークのピアノ協奏曲第1、2番(ポリーニ、CSOとの名盤)。先日購入したストラヴィンスキーの『プルチネルラ』と『火の鳥』(ロンドン響)、と結構な枚数があり自分でも驚いた。(7/5追記 アバド/VPOによるブラームスのハンガリー舞曲全曲のCDもあった。)

LP時代は、上記のグルダとのピアノ協奏曲と、マーラーの5番の交響曲(CSO)とリュッケルトの詩による歌曲のカップリングがあった程度だ。この"5 Lieder nach Ruckert" は、交響曲の少々生硬な感じよりもゆとりがあって本当に美しい演奏で音楽だと感心した記憶が今でも強く残っている。

その活躍の多彩さに比べて、どちらかと言えば関心の薄い方の音楽家ではあるが、どうも理由は分からない。メータもムーティもマゼールも同じ程度なので、どうしてもその前までの世代の音楽家の方に関心があるからというのが最も素直な理由だろうとは思う。

今晩は、久しぶりにモーツァルトの『ジュノム』協奏曲を取り出して聴いている。

晩年のルドルフ・ゼルキンは、モーツァルトをアバド/LSOと、ベートーヴェンを小澤/BSOと録音してくれて、どれも味わい深い演奏を聴くことができる。アバドがオーケストラと作る音楽が、ゼルキンの音楽の万全なサポートであるかは分からないが、この若書きとはとても思えない『ジュノム』(昔は「わこうど」と訳されたこともあるのだそうだ)の深い音楽世界を味あわせてくれるものであることは確かだ。こうしてみると、結構協奏曲の指揮が多いのは、彼に対する自分の関心を象徴しているのかもしれない。

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2008年6月17日 (火)

朝日新聞でも取り上げられた多摩動物公園のベビーブーム

チーター、キリン…赤ちゃん続々 東京・多摩動物公園  2008年6月17日19時3分 (田内康介) firefox2のブックマークツールフォルダを見ていたら、この記事が目に留まった。いろんなブログやYoutubeなどの動画投稿でも注目されているようだ。

今日は、赤ちゃん動物ではないが(昨日のウォンバットは高齢記録らしい)、我が家のお気に入り、サーバル(キャット)。NHKの『ダーウィンが来た』のサーバル特集で一躍注目されたが、この日はチーターが注目を浴びているのに拗ねてか?結構草むらでふて寝?をしていた。しかし、時にはムックリと起き上がり、優美な雄姿を見せてくれたのだった。

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次は、チンパンジーによる蟻塚で道具を使って餌を取るの図。

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ここでも、幼いチンパンジーたちが見られた。母チンパンジーにおんぶされて行く、子チンパンジーの図。

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追記:そう言ういえば、ちょうど、2年前の6月は、私の多摩動物公園デビューだった。2006年6月 4日 (日) 多摩動物公園を見学 このときに比べると、インドサイの飼育場、マレーバクのそれ、ウォークインバードケージ、もぐらの家などが新設、改築されていた。今回は、オオカミより奥の方のオランウータンや、ユキヒョウなどは回らずに、前回見逃した昆虫生態館やアフリカゾーンをゆっくりと見たのだった。

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2008年6月16日 (月)

多摩動物公園 ウォンバットのチューバッカ君 20数歳

次男は、以前 横浜の金沢動物園で見たウォンバットが気に入ったとのことで、この動物園のウォンバットも見に行った。ちょうどオオカミ舎の裏側がオセアニアエリアで、人気者のチューバッカ(映画『スターウォーズ』の宇宙船の操縦士の名前)君を見ることができた。なかなか顔をこちらに向けてくれずにいい写真が取れなかった。

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多摩動物公園 オオカミ王ロボとイヌガミのモロ一家

モスクワ動物園から来園したロボ(雄)とモロ(雌)の家族。成獣だけで10頭も見られた。8頭の成獣は息子、娘なわけで、少し手狭な感じだ。ここに新たに4頭ほどの子オオカミが誕生した。

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モロと今年の春生まれた幼獣が寄り添っていたが、兄弟姉妹が忙しく駆け回り落ち着かない様子。

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部分的にトリミングして拡大してみた。

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モロが離れてチビスケが一頭になった。

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真ん中の枯れ木の根元にもチビスケが一頭。

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この成獣は、飼育場の一番下部の堀の間際まで降りてきたもの。電気柵をくぐって出たものらしい。苦労してまた登っていったところ、ロボかモロか兄弟姉妹かにひどく叱られて、尻尾を巻いて逃げ回っていたのが哀れだった。

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総合系BLOGにリンクを貼らせてもらっている Wolf Wolf Wolf (koutaさん)の記事 2008年 06月 19日 今年も多摩動物公園で赤ちゃん生まれるにトラックバックさせてもらった。長男がオオカミに興味を持つようになって、こちらのブログで多摩のオオカミの赤ちゃんのことを知ることができたのだった。特にこの記事 2005年 04月 30日 多摩動物公園のヨーロッパオオカミの赤ちゃんその後の写真に魅了されたのが、多摩に行ってみるきっかけだった。

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多摩動物公園 チーターの幼子たち

ユキヒョウの赤ちゃんも生まれたということだったが、そこは場所が遠いので、昆虫館の後は、すぐ隣にあるチーターの赤ちゃんを見に行った。人気があるため、一応一列で立ち止まらないように見学くださいという係員の声掛けがあったが、余りの愛らしさに皆立ち止まってしまっていた。カメラを構えている人も多かった。それでも長蛇の列ではなく、一回見て、また列の最後尾に並べば何度でもゆっくり見ることができるほどだった。

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多摩動物公園 昆虫館の美しき蝶たち

6月15日(日)に、今度はクルマで出かけてみた。前回は電車とモノレールを乗り継いで行ったが、カーナビに頼って行くと案外すんなりと到着できた。片道30km弱で、一時間程度。駐車場は公営のものは臨時駐車場以外はないが、私営のものが周辺で客寄せしており、安いところは600円、高いところは1200円程度だった。800円のところが空いており停められたのは幸運だった。

前回2006年に訪れたときには、開園時間の関係で見られなかった昆虫生態館に初めて入ってみたが、大変広大なドーム状の飼育施設で、多くの蝶がまさに乱舞しており、圧巻だった。

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2008年6月 8日 (日)

相模川ふれあい科学館バックヤード見学

最近、家の小水槽(フィルター付き)で、近所の小川で採集してきたハゼの仲間ヨシノボリを飼っている次男が、淡水魚の水族館として充実している相模川のふれあい科学館に行ってみたいというので、昼過ぎに出かけてみた。もう何度も訪れており、これで4、5回目だと思う。

ちょうど2時頃に到着して受付で入場券を購入(大人300円、小中生100円)すると、館内放送で、2時半から裏側探検ツアーを募集します。先着順と聴こえてきたので、早速並ぶと、4番目から6番目の券をゲットできた。 飼育員(学芸員)の若い女性がツアコンで、案内してくれた。注意は、三つ。1.勝手に器具や機械に触らない。2.大人でも迷子にならない。3.フラッシュ撮影は厳禁(これはこのバックヤード見学だけではなく、世界のどこの水族館の水槽撮影でも同じく厳禁。魚の目はフラッシュのような強い光にさらされるようには作られていないため失明やパニックになる危険があるため。以下の写真はASA500に調整してノーフラッシュで何とか撮影したもの。)

これがまず水族館の裏側の一つで、療養中のものや展示待ちのものが飼育されている部屋。

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次に、この水族館名物の相模川の上流域から河口までを40mの長い水槽で展示した巨大展示の裏側に案内されて、水槽越しに普通のお客さんお姿を見、また餌やりも体験させてもらった。(いい写真がないので写真は割愛。)その後、その地下にあるろ過装置がずらりと並んでいる壮観。内部には砂が入っており、バクテリアが水の汚れを分解するのだという。ただし、定期的な掃除は必要とのこと。どこの水族館でもこれが命綱のようだ。

なお、魚への餌やりは一日一回でよいそうだ。あまり与えすぎるのはよくないらしい。

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バックステージ見物は、30分ほどで終り。こういう企画には初めて参加したが、結構面白いものだった。

さて、下の写真は、一般展示のカミツキガメが背伸びをしているポーズ。まるでガメラのようだった。

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(追記:ガメラ医師様にこのガメラ写真を紹介いただいたので、もう一枚追加)

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下の写真は、川崎市で捕獲されたオオサンショウウオで、正式にこの水族館の所属となったのだという。

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下の写真は、水族館から出て散策した水郷田名の烏山用水に咲いていたアヤメ。水路には大きな鯉が活発に泳いでいた。

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2008年5月 6日 (火)

名曲探偵アマデウス 事件ファイル#5 シューベルトの弦楽四重奏曲『死とおとめ』

日曜日の深夜11時半から放送のものをビデオ録画しておいて5月5日の月曜日に鑑賞した。

5月4日の日曜日は、ちょうど「藤子F不二夫」特集をやっていて、その大ファンの長男が是非行きたいといっていた杉並アニメーションミュージアムを見学に行ってきた。中央線の荻窪駅で下車し、北口を出て、青梅街道に沿って西へ約1.5kmほど歩いて、荻窪警察署の信号を左に折れると杉並会館という区立の会館があり、その3階にこのミュージアムがある。入場料は無料。http://www.sam.or.jp/ 展示品を見たり、アフレコを体験したり、トレースで絵を描いたり、DVD室で好きなアニメを見たり、映写室で藤子F不二夫の作品(チン・プイ)を見たりして半日ほど楽しめた。

翌5月5日は、天気もよくなく、一日家で過ごし、子ども達は休み中の宿題を全部終わらせたが、ちょうどお昼ごろ、事件ファイル#5を楽しんだ。

題材は、『死とおとめ』の第1楽章と第2楽章。第1楽章では、わずかの小節数の間に、何と6回も転調をしているということがこの音楽の特徴として指摘されていた。また、有名な歌曲『死と乙女』の冒頭の葬送行進曲的な音楽をテーマにした変奏曲だが、短調の部分から急に長調に転調するときの「属9の和音」?の使い方の素晴らしさが指摘されていた。通常、短調から長調に転調するときに使われるこの和音は、フォルテやアクセントなどで強調されるのだが、シューベルトは、ここでデクレッシェンドの後に大変ひっそりと奏でるように指定してあるということが、玉川大学の准教授(先日の悲愴でも登場)が語っていた。

この曲を書き始めた頃のシューベルトは、不治の病梅毒に自分が冒されたことを意識しており、体調も悪かった。絶望的な気分で作曲を始めたが、次第に死と正面から向き合い、それを受け入れるようになっていったというようなストーリーだった。

この曲は、これまで非常に不吉な音楽として捉えていたのだが、今回のような「前向き」の捉え方ができるというのはこじつけとも思えず、参考になった。

女性三人、男性一人(チェロ)の古典四重奏団という団体が演奏を担当したが、なかなか巧い演奏だった。

ディスクでは、非常にスケールの大きいように聴こえてしまい苦手だったアルバン・ベルク四重奏団のものと、「シューベルティアーデ」のセットで、往古の名盤のブッシュ四重奏団のものを持っているがこれまであまり熱心に聴いていなかった。少し前向きに聴いてみよう。

5月6日(火)連休最終日は、久しぶりの好天に恵まれ、湿度も非常に低く爽やかな初夏の一日だった。大山詣でをしてきて、リフレッシュでき、体調は非常に快調だ。

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2008年4月19日 (土)

Mozillaより「フォクすけ」来たる

2008年3月 1日 (土) Firefox 2 の使用感はなかなか という記事 を書き、Firefox2を導入して使い始めたが、その後安定動作して大変使い勝手がよい。No Scriptという Javascriptを制御できるアドオンも付け足してみているが、BlogでもJavascript を結構使っているのがよく分かる。

さて、使い始めてFirefoxの使い方などを調べていると「フォクすけ」というFifefox のマスコットキャラクターのぬいぐるみプレゼントキャンペーンが行われており、結構ぬいぐるみが好きな我が家なので、ものは試しに応募してみた。

忘れていたことろ、Mozillaからメールが届き、当選しましたという。それも忘れていたところ、今週「有限責任中間法人」Mozilla Japan からヤマト宅急便で少し小さめの荷物が届いており、開いたところフォクすけのぬいぐるみだった。キャラクターシールも同封されていた。Mozilla Japanさん、どうもありがとう。

P4190017 フォクすけ正面の図。普通に可愛いが...






P4190018 フォクすけ側面の図。Fire の尻尾に驚かされる!

 

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2008年4月 5日 (土)

「にがり」の続きと鶴見の「よねまんじゅう」など

昨日は、テレビニュースか何かで、厚生労働省とにがりの規制の件を扱ったのだろうか、朝から、「厚生労働省、にがり」の記事へアクセスを大分していただいた。あまり参考になる情報でなくて恐縮だ。それで改めて自分でもネットで調べてみたのだが、民主党代議士に対して厚生労働省のお役人が約束したという4月1日に出されるはずの大臣告示も厚生労働省のホームページの新着情報にもどこにも載っていないようで、非常に不可解な状況になっている。極端なことを言えば、一種の「政治、行政の闇」状態だ。

厚生労働省は、旧厚生省と旧労働省が合併した省だが、今回ホームページをざっとみて思うに、業務範囲が広範囲で、また国民生活に深く関わる部分が大きく、一つの省では扱い切れないのではないかと思った。これが社会保険庁問題や医療行政、最近の後期高齢者医療保険制度など多くの問題を処理しきれない元凶の一つではあるまいか。

さて、今日は、長男の中学校入学式で、鶴見区の方に出かけてきた。小規模校だが、入学式は、大変盛大に行われ、私立の入学式をこれまで経験したことがなかったので、非常に興味深いものがあった。

最近、また少々音楽から離れてしまっていてまとめた記事は書けないでいるが、先日はクルマのカーナビ搭載のMP3プレーヤーのディスクに保存してあるグルダの『アンコール』の中のショパンのワルツ第14番ホ短調(遺作)を聴き非常に感銘を受けた。非常に生命力に溢れて輝かしいワルツが演奏されており、グルダのきらめくような才能を実感できた。特に左手が雄弁で、リパッティの有名な演奏のような繊細さはないが、ピアニスティックな魅力を十分に味わうことができた。

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2008年4月 2日 (水)

角山栄『茶の世界史』を読んだ

先日の『コーヒーが廻り世界史は廻る』 に続いて、同じ中公新書の『茶の世界史 緑茶の文化と紅茶の社会』(中公新書596)を読み終えた。こちらは、1980年初版というので、相当古い本だが、2002年で27版と相当ロングセラーとなっているようだ。

コーヒーの歴史もそれまでは俗説しか知らなかったが、この茶の歴史も興味深いものだった。意外にも西欧に入ったのは、大航海時代で15世紀から16世紀頃のことで、コーヒーと踵を接するようにして紹介されたのだという。大陸諸国では、カフェイン飲料としてコーヒーが主流となったが、イギリスとロシアでは、茶が主流になったのは、ヨーロッパの性格に思いを馳せるとなかなか面白い。

また、アメリカ、カナダで緑茶が相当の期間嗜まれていたということもこの本で初めて知った。開国以降の日本が、絹に次ぐ輸出品として相当大量に北米に緑茶を輸出していたということはほとんど知らない歴史だった。最近また茶の輸出が話題にのぼっているけれど、茶は明治の日本の経済を支えた重要な輸出品だったのは意外だ。それが、インド、セイロンの紅茶との競争に敗れ、ほぼ現在のような茶の世界地図になったのだという。

イギリスが茶を飲むようになった当初も緑茶が主だったというのは、驚くべきことで、紅茶の歴史はまだ比較的新しいのだという。それが、大英帝国の威光により、イギリス王室御用達の銘柄が今では緑茶国日本でもむやみに有り難られているのもおかしい。

なお、イギリスのインド植民地政策は、上手な支配によって行われたというのが、前回のコーヒーの本でも取り上げられたことだが、アングロ・サクソンは、インドの綿製品をつぶすために、綿織物の職人の目をつぶし指を切るというような残酷なことを行ったことが、この本に紹介されていた。また、砂糖も西インド諸島(カリブ海)で生産するために、多くの黒人奴隷を王の名の下に、三角貿易により連行してきたこと、銀の流出を抑えるためアヘンを中国(清)に持ち込み、それに抗議した清国を相手に言いがかり的な戦争をふっかけて、香港などを直轄植民地化したことなど、当時の大英帝国の帝国主義、植民地主義による乱暴な行為は、まったくひどいもので、そのような過去にはまったく口をつぐんで正義面、地球の主面している欧米諸国は、一度猛省をすべきではないのだろうかと、改めてつくづく思ってしまった。昨日見た映画『オリバー・ツイスト』(ディケンズ原作)の冒頭、教会の慈善団体が運営する孤児院の理事達の偽善者としての描かれ方は痛烈だった。あのような紳士たちが本国で植民地経営の恩恵にあずかり、その意味ではホームズやワトソンと言った中産階級的な紳士連も同じ穴の狢であろうか。

茶とコーヒーという現代社会では当たり前の嗜好品の経済史を通じて、この近代社会の非常にゆがんだ一面が活写されており、大変勉強になった。上品なお紅茶、奥深いコーヒーなどと脳天気なことを言っていられない気分だ。それかあらぬか、最近コーヒーの飲み過ぎのせいか胃酸過多気味で、少しコーヒー断ちをしている。

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2008年3月27日 (木)

臼井隆一郎『コーヒーが廻り世界史が廻る』

3/25から3/26にかけてココログ(フリー以外)がメンテナンスに入っていたため、投稿はフリーのサブブログの方にしたが、そのときに書いた中公新書を早くも読み終えた。

実に面白い本だった。1992年に初版というのだが、これまで背表紙も見た記憶がないので、逆に驚いている。ネットを検索すると、結構この本の感想や書評が見つかるので、それなりに有名な本ではあるようだ。

コーヒーの歴史が人類史の中でも比較的新しく、イスラム神秘主義が生みの親だとは知らなかった。それが、ヨーロッパでは修道院で意識を覚醒し、欲望を沈静させるということで、尊重されたという経緯があるようだ。そして、これがイギリスではコーヒーハウスにより有名なロイズの保険を生み出し、一方でその欲望沈静化作用を言い立てられた結果イギリスではコーヒーは廃れ紅茶が飲まれるようになったとか、フランスではカフェがフランス革命のゆりかごとなったり、ドイツでは市民革命の鬼子ファシズムを生んだりと、またその背景に西インド諸島、東アフリカでの植民地と黒人奴隷労働があるなど、コーヒーというカフェイン嗜好飲料がとてつもない働きを近代史の上で残しているということが読み物として面白く語られていた。副題の『近代市民社会の黒い血液』というのは、言い得て妙だと思った。

またイギリス人の支配、ドイツ人による官僚による匿名性の支配という図式(p.188前後)の提示は非常に面白いものがあった。

近著で、『パンとワインを巡り 神話が巡る』というのも出ているようだ。こちらにも興味がある。

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2008年3月16日 (日)

グアテマラコーヒーの香り

グアテマラ Guatemalaという国にはあまり馴染みがないが、2008年2月11日 (月) 最近の新聞記事から 「コーヒーの香り」とDVDの寿命で、ブルーマウンテンと並んで香りのリラックス効果が高い銘柄としてグアテマラが挙げられており、興味を持った。

そこで、帰宅時に最寄のコーヒー店に立ち寄り、グアテマラを探したところ、ブラジルなどの通常品と同じ程度の値段で売られており、早速買い求めた。ブルーマウンテンは、ハワイアン・コナと並ぶ高価さで、その5倍程度の値段だったので、ちょっと手が出ない。

早速、帰宅後ミルで挽いてみると、挽くときの香りからしてまずいい。少し甘みがある香りがするので、挽くだけでリラックス効果があるようだ。

いつも通りにドリップして飲んでみると、液体としてのコーヒーの香りも、味もマイルドで飲みやすい。これまで、モカ、ブラジル、キリマンジャロ、マンデリン、ジャマイカなどいろいろ試しながら楽しんで飲んできたが、このグアテマラはその中でも気に入った。

それを飲みつくした後、同じ店に立ち寄ったところ、普通のグアテマラの約2倍の値段で、グアテマラ・サンタバーバラという銘柄が売られていたので、購入。早速飲んでみたところ、通常のグアテマラとは結構性格が違うように感じた。香りも独特の甘さはないが、ドリップ後のコーヒーは、雑味がなく、非常にすっきりした味のようだ。むしろコクが無さ過ぎるようにも感じる。これはこれで、悪くはない。調べてみたところ、私の感じた印象とは違うが、結構高品質な銘柄のようだ。味や香りの比較表もあった。

前回のグアテマラは、一般品だと思うが、グアテマラコーヒーといっても農園ごとに非常に細かいようだ。

コーヒーの世界も奥深い!

ただ、最近、さすがに手で引くスローライフのコーヒー生活も時々面倒くさくなってきた。最近のコーヒーメーカーは、ステンレスポット(魔法瓶)が主流らしく、電気代もあまりかからないとの記事を読んだ。電動ミルと一緒に購入を考えてもいいかも知れない。

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2008年3月12日 (水)

水平線までの距離は意外に短い

ショパンは小休止。

この前の日曜日、お台場の建造物の中でも最も古い歴史をもつという「船の科学館」に家族で出かけてきた 。

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横浜のみなとみらい地区にもマリタイムミュージアムという船関係の博物館があり、船の歴史や船舶模型、港湾や貿易などでは同様の展 示があるので内容的にはそれほど目新しさは感じなかったけれど、全体としては規模が大きく展示内容も 豊富だった。なかでも造船関係の展示が巨大な展示スペースを利用しており、結構充実していた。

さて、通常展示の最後の方に船や海に関する三択問題を答えるQ&Aクイズの立派な小ホール 風のコーナーがあり、いくつかの問題に参加してみたら、その中に船のブリッジ(マスト?)から見える水平線までの距離はどのくら いでしょうという問題が出た。選択肢はは12km、25km、50kmというものだった。私 は勘で12kmを選び、一緒に参加した次男も適当に25kmを選んだ。このときの答えは12kmが 正しく、その後の解説で平方根と視線の高さを用いた水平線までの距離の公式が示された。結構 単純な式だったので、意外に思った。

そこで、帰宅後、ネットで地球の大きさ、水平線までの距離などで検索したところ、中学校程度の 数学(三平方の定理)を使えば比較的簡単に近似値を計算できることが分かった。 なるほど、そういうことなのかという意味では、ユーレカである。(地球の科学 地球の形と大きさ)。これまでの数学の授業でそのような興味深い問題にあたったことがなかったので。以前も書いたが私はこのような実用数学(道具としての数学)が好きなようで、もっとそちらの方面から勉強をすればよかったように思う。

さて、水平線までの距離をx(km)、視線の高さをh(km)、地球を完全な球体としたときの地球の半 径をR(km)とすると、xの二乗とRの二乗の和は(R+h)の二乗に等しくなり、これを整理すると x=SQRT(2Rh+h^2) となる。(エクセルでSQRTは平方根、^2は二乗をしめす。)

Rの約6,400km に比べて一般的にhは非常に小 さいので、これを無視してより簡単な式にすると x=SQRT(2Rh)となる。地球の北極と南極を結ぶ周囲の長さは、40,000kmなので、Rは、約6,366kmとなる。地上で最も高い場 所、エヴェレストの頂上でも8,848mで約9kmなので、6,366kmに比べるといかに小さいかということらしい。(実際に計算で生じる差も富士山で30m程度、エヴェレストで100m程度である。)

これをエクセルの数式として入力して簡単に計算できるようにしてみると、海面からの高さ12m程度で、水平線 までの距離が12kmになった。 このエクセルシートを使っていろいろな高さからの距離を計算してみた。視点が海抜1.7mの人は4.7km先しか見えない。つまり海岸の波打ち際に立って水平線を見るとほんの5km先が水平線ということだ。また、横浜のランドマークタワーの展望台 は海抜273mということで、そこに視点があるとすると約47km先が見える。(トウキョウタワーの特別展望台も、標高23m+高さ250mなので海抜としてはちょうど273mになるらしい。)

なお、水平線までの距離をx(m)、視線の高さをh(m)、地球を完全な球体としたときの地球の半 径をR(m)と、単位をmでそろえると、x=3569*SQRT(h)となる。つまり1mの視点では3,569mとなり、100mなら35,690mとなる。

富士山の 山頂3,776mから見ると219km先が見えることになる。逆に219km離れた場所から富士山の山 頂が見えることになる。(実際には空気による光の屈折などで多少変ってくるらしいが。) 富士山の山梨県側の5合目は2305mとされているので、5合目から上の富士山らしい形を見るためには、171km以 内に近づかなければならないことになる。

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上の写真は、昨年の9月に江の島展望灯台の展望フロアから撮った写真。
Q. 江の島展望灯台の高さはどのくらいですか? A. 屋内展望フロアの高さは41.7m(海抜101.5m)になります。 とあり、この写真の水平線までの距離は、およそ、36kmとなる。

地図上で確かめると 熱海が36kmよりも少し遠くて見えない。房総半島も館山付近は40kmほどになるのでそれより近いところなら辛うじて見える程度。地図で見ると指呼の間のようだが、意外な ほど見えないわけだ。

かつて富士山に登ったときに、遠くまで見えて感激した。さすがに日本一の展望台と賞されるわけだと思った。このときは、海側は、静岡方面や湘南海岸、房総半島まで眺 められたが、このあたりまでの富士山頂からの距離はほぼ100kmなので当然といえば当然なわけだ。視界の問題は別にして、計算上伊豆の大島あたりまでは 見えるが、八丈島は見えないことになる。

ところで、東京と大阪の距離は、約400km。東京から大阪を見ても海抜0mからでは(まったく障害物がない大平原であっても)5km先しか見えないので、大阪を見るためには、海抜高度12.6kmまで上昇す る必要がある。これは非常に意外な発見だった。地球儀で見れば当然のことなのだが、いつも平面図を見ることが多いので狭い日本と言っても地球の丸さによって水平線、地平線により見通しが利かないことをうっかり忘れがちだ。

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2008年3月 7日 (金)

8ミリビデオ、MiniDVテープビデオ

先日の東芝によるHD-DVDの撤退に関連して、過去の録音、録画メディアの規格競争のことに触れた記事に、撮り貯めた8ミリビデオを再生しようとして、ビデオカメラの内部のベルトの劣化などで見られなくなって愕然としている人も多いのではないかと書かれていて、自分もそれにあてはまるなと思い、少し調べてみた。

8ミリビデオ、Hi8(ハイエイト)、MiniDVどれも据え置き型デッキは、(ほとんど)売られていない。

既にビデオカメラ自体の新品が売られていない8ミリビデオやHi8(8ミリビデオの画質改善版)の再生には、受注生産のビデオウォークマンを購入する必要があるようだ。およそ6万円。

また、MiniDV(普通のデジタルビデオカメラテープ)用でも、ディスプレーがついた高価なビデオウォークマン約12万円が出ている(ビクターのものは20万円程度するらしい)のみ。再生もビデオカメラというのが普通だからなのだろうか?カメラでの再生は据え置き型に比べると使い勝手が大変悪い。現在のビデオカメラユーザーの約半数がこのMiniDVを使っているという調査結果が出ているが、据え置き型の需要はあまりないのだろうか?まだMiniDVカメラは比較的廉価で購入できるので、今のうちに購入しておく方がいいだろうか?(ダビングサービスはまだ8ミリでもMiniDVテープでもあるようだが。)

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080229/1007525/

ビデオカメラの記録メディア、現在も5割が「miniDV」を利用2008年2月29日 カカクコムが価格比較サイト「価格.com」で行ったアンケート調査の結果によると、ビデオカメラ所有者のうち約49.1%は記録媒体として「miniDVテープ」を利用している。C-VHS、Hi-8といった「ビデオテープ」が18.0%とこれに次ぎ、以下フラッシュメモリーを採用した「メモリタイプ」の11.5%、「ハードディスク装置(HDD)」の10.9%と続いた。また「DVD」は7.3%、「ハイブリッドタイプ」は1.1%、「ブルーレイディスク」は0.4%だった。

■関連情報・カカクコムのWebサイト
http://kakaku.com/ http://kakaku.com/research/backnumber015.html

ちょうど、昨日書いたSP,LPという過去の膨大な資産がほとんど再生不能になっているのと同様、新たな技術が貴重な資産を過去に追いやることになっているようだ。

現在では、SP,LPを駆逐したCDそのものが、ネットからのダウンロードデータを収録する固体メモリプレーヤー(iPod)などによって駆逐されつつあるのだから、どこまでこのようなことが続くのだろうか、などと思ってしまう。

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2008年3月 4日 (火)

早春の鶴岡八幡宮を訪ねる

日曜日は久しぶりの穏やかな日和に恵まれ、数年ぶりに鶴岡八幡宮を訪れた。

改修後は赤銅色だった本殿の屋根も緑青色に変わってきた。

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八幡宮の八の字は、鳩の意匠だという。それにちなんだ銘菓 鳩サブレ を豊島屋本店で求め、田舎に送った。ちなみに、善光寺の山門(三門)の額の字にも鳩が隠れていると言われている。

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本殿向かって右の石段脇の早咲きの桜?

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本殿前から若宮大路方面を見晴るかす。残念ながら海は見えず。

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虎の浮き彫り。

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龍の浮き彫り。

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小町通りは観光客でごった返していた。帰路、「鎌倉ふるさとのおもちゃ館」に立ち寄り、子ども達は郷土玩具を購入。

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2008年2月20日 (水)

皇居東御苑を巡る

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2月17日(日)は、第2回東京マラソンで都心がにぎわった日だったが、以前から訪れたいと思っていた皇居東御苑を、寒風をおして巡ってきた。

以前、北の丸公園の科学技術館を訪ねたおりに、北の丸方面から非常に見事なお濠と石垣に囲まれた皇居内(東御苑)に橋を渡って入っていく一般の人たちがいるのを見て不思議に思っており、そのときにブログ仲間の方から、江戸城の本丸地区は東御苑として公開されていて、天守台や松の廊下跡なども残っていると教えてもらったのだった。

今回はそのとき以来の念願がかない、広大な江戸城の本丸、二の丸、三の丸を一巡りすることができた。入園は無料で、三の丸尚蔵館という博物館も無料。大正期皇室御慶事の品々を展示していた。内部は当時の建築物としては富士見櫓がある程度だが、さすがに大江戸城の石垣と堀の見事さは、地方の城の比ではなく、それを眺めるだけでも十分入園する価値があった。

上の写真は、忠臣蔵でも有名な松の廊下の付近。下の写真は、江戸城の本丸御殿や大奥のあったと思われる付近は広大な芝生になっており、そこから見た天守台。

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外国人観光客も結構多く、東京見物のルートになっているらしい。

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2008年2月11日 (月)

最近の新聞記事から 「コーヒーの香り」とDVDの寿命

ひとつは、2月3日付けの朝日新聞のbe on Sunday の「日曜ナント カ学(NANTO-KAGAKU)」 の「豊かな香りで脳リラックス」の特集記事。昨年秋のカンボジアコーヒー以来毎日のように自分で挽いたコーヒーを楽しんでいて、比較的精神的な調子もいいので、結構興味深く読ませてもらった。

以前、コーヒーを飲むと便通がよくなるので、大腸ガンの予防になるとかいう話が広まり、知人にも「コーヒーを飲んでいたときにはポリープの指摘がなかったが、やめたら定期健診で指摘され、またコーヒーを復活したら良いようだ」という体験談を語ってくれた人もいた。その一方で、相当焙煎によって豆のたんぱく質や糖分、油脂分を炭化させるので、発がん性云々という話はまだ消えないし、カフェイン中毒や不眠の害もまだ絶えない。

この新聞記事では、コーヒーの香りが脳をリラックスさせるということ、豆の種類によって効果が違いブルーマンテンやグアテマラで特に効果が高いという実験結果などが紹介されていた。ただ、その香りの成分が多すぎて分析はまだまだ途上のようだ。また、上記の「大腸ポリープ」ではなく、肝臓がんの減少効果が日本の厚生労働省による10年9万人に渡る追跡調査で裏付けられているらしい。また、糖尿病にかかっていない人に対しては予防効果があるのだという。

別に健康のためにコーヒーを飲むということはないし、単なる嗜好品として飲んでいるだけだが、このような記事を読むと、なお一層飲んでしまいそうだ。これまで、味わったのは、例のカンボジアコーヒー以降、普通のブラジルのストレート、ドミニカントリプルA、UCCのモカブレンド、スターバックスのクリスマスブレンド(妻購入)、キリマンジャロのストレート、トラジャのストレート、南蛮屋の炭火焼きスペシャルブレンドとうまかブレンド、それに最近生豆からその場で焙煎してくれる店のマンデリン。

豆の種類もさることながら、挽きの細かさ・粗さ、粉の量、カリタ・メリタ、蒸らし方、ドリップ時のお湯の注ぎ方(一息に、また、数回に分けて)などといろいろ試みているので、これは美味いhappy01というときと、少しビミョーdespairというというときが交錯するが、総じて挽いているときの香り、ドリップしているときの香りには確かにリラックスさせてもらっている。

2月9日(土)の夕刊のトップは、DVDディスクに寿命格差があり、メーカーによって「数年から永遠まで」の差があるのだという。これは、日本のディジタルコンテンツ協会による実験結果で、2003年から4年かけて日本国内で市販されている18ブランドを対象にしたものだという。DVD-R8件、DVD-RW5件、DVD-RAM5件。日本ブランドと台湾ブランドのもののみ。 調査の原文は、この「長期保存のための光ディスク媒体の開発に関するフィージビリティスタディ」 http://www.dcaj.org/h17opt/17optstudy.html 内の126ページにも渡るpdfで読むことができる。

愛用のhpのノートPCは、購入直後にライティングソフトで苦労したのでいろいろ試した結果、現在はお気に入りのブランドは確立しているのだが、そのブランドの良否はどうか気になるところだけれど、一応新聞記事と上記報告書を照合すると、どのブランドがどの結果なのかは分かるようには思える。

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2008年1月27日 (日)

傷ついたCDの修復に成功した

2006年10月28日 (土) モーツァルトの弦楽四重奏曲 ABQ の記事を書いたが、これは、(最近まったく更新していない)ホームページに載せてある以前から大切にしているCDだ。

☆弦楽四重奏曲集 アルバンベルクQ (TELDEC 72P2-2803/6) 4枚組み 1976年から1978年録音

第14番 ト長調 K.387 (ハイドンセット第1番、通称「春」)
第15番 ニ短調 K.421(417b) (同第2番)
第16番 変ホ長調 K.428(421b)(同第3番)
第17番 変ロ長調 K.458(同第4番、通称「狩り」)
第18番 イ長調 K.464 (同第5番)  
第1楽章終盤と第2楽章初めがCDの擦り傷のため再生できず。
第19番 ハ長調 K.465(同第6番、通称「不協和音」)
第20番 ニ長調 K.499(通称「ホフマイスター」)
第21番 ニ長調 K.575(プロシャ王第1番)
第22番 変ロ長調 K.589 (プロシャ王第2番)
第23番 ヘ長調 K.590 (プロシャ王第3番)

もう数年前だが、上記の赤のメモのようにCDケースを開けるときにうっかりストッパーから外れていたCDが落下してしまったため、その勢いで円周方向に擦り傷がついてしまい、音飛びや繰り返し状態になってしまい、ここずっとその部分を聞くことができなくなっていた。そのCDを試しにスキャナーでスキャンしてみたのが、下記の写真。

Photo
この写真の中心部から左上方の約45度、記録部の内側の端から約5分の1ほどのところにある薄い傷だ。ちょうど第1楽章の最後と第2楽章の初めにかかっていて、第1、第2がほぼ同じ動機で始められるユニークなこの曲をしばらく聴けないままだった。

今日、近所のショッピングセンターに理髪と買い物に行ったついでに、電気店をウロウロしていたら、ディスク売り場のところに「ディスクの救いの星」なることが謳われた左下のEUPA TWI-DR02 Disk Repair & Cleaner が売られており、CDレギュラープライス一枚強の値段だったので、ものはためしと購入してみた。帰宅して確認したら中国製だったので、どうかとも思ったが、日本語表記で結構丁寧な日本仕様?包装でもあるので、まずは試しにと、この大事なディスクをセットしてみた(最悪、そのCDだけ単売ものを買おうかと思った)。

商品紹介のコメントではあまりいい評価が付けられていないが、使い方もそれほど難しくなく、幸い初期不良もなかった。

結果といえば、1度のリペア作業では効果なし。手近なポータブルCDプレーヤーではまだ音飛び状態。

次に、思い切って研磨してみたところ、派手に研磨模様がつきはしたが、ポータブルCDプレーヤーでは以前より音飛びが少なくなっている。(後で思ったが、ポータブルやDVDプレーヤーの方がエラー補正機能が、据え置きのオーディオ専用CDプレーヤーや、PCのCDドライブより優れているようだった。)

もういちどリペアしたらもう少し改善し、さらに研磨したところ、ポータブルプレーヤーでは完全に再生できるようになっていた。

これで大丈夫だろうと、バックアップを取る為にPCでiTunesやMediaPlayerで読み込ませると、傷のエラーのためか?PCがダンマリ状態になってしまう。これを据え置きCDプレーヤーに掛けてみるとやはり音飛びがする。DVDプレーヤーで試したら、きちんとトレースしたのだが。

そこで3回目の研磨をし(相当の研磨跡がついた)とリペア(特殊な液体を塗る)をして、表面についたカスをクリーニングをしたところ、今度はPCでもきちんと読め、据え置きプレーヤーでも問題なく再生できるようになってくれた。

実は、第18番 イ長調 K.464 (同第5番)と第19番 ハ長調 K.465(同第6番、通称「不協和音」)のカップリングは、この後期四重奏曲集セットを買う前に単独で持っていたのだが、このセットを買ったのを機に友人(現在は遠方に住んでいる)にプレゼントした経緯もあり、特にこのイ長調の曲が派手さはないが好きだったので、聴けないのは長年の胸の痞えだったのだった。これがようやく改善できたので非常にうれしかった。

追記:そういえば今日1月27日は、モーツァルトの252回目の誕生日にあたる日だ。快晴だが、外は寒いし、家族の用事があり丸の内の凍結マンモスのリューバを見に行くこともできないので、ゆっくりと自宅で蘇ったK.464を聴いてみようと思う。ちなみに解説書によると、このイ長調はベートーヴェンが好んだ曲だったという。専門的には全楽章の主題的な統一が見事なのだという。またベートーヴェンは、このほかK.466のニ短調のピアノ協奏曲を自分でも愛奏してカデンツァまで残したのだった。

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2008年1月17日 (木)

メリタとカリタと自家焙煎

ネルドリップ、サイフォン、パーコレーター、水出し、煮出し、エスプレッソなどなどコーヒーの抽出方法にはいろいろあるようだが、もっとも手軽なのはペーパードリップ方式だろう。中でも、ドイツの主婦メリタ・ベンツの名前が付いたメリタと、非常によく似た名前の日本のカリタが日本ではよく知られているようだ。

大学生時代にレギュラーコーヒーのペーパードリップを飲み始めてから、大体カリタを使うことが多かった。途中、メリタも使ってみたが、そのとき買ったメリタの樹脂製のドリッパーがドイツが本家というのに何だか薄っぺらでチャチで形も歪みがあるようで、サーバーの上でも不安定になり使わなくなってしまったのだ。まがい物だったのだろうか?

現在では、普通のスーパーや量販店の販売スペースではカリタの方が優勢だろうか?

このところ、毎日自家挽きコーヒーを飲んでいるので、たまにはメリタも使ってみようかと、先日350円で2杯用のドリッパーを買ってきた。今度は樹脂製でもしっかりしている。

カリタはコーヒーの落ち口が三つ穴で、お湯の注ぎ方も、何回かに分け、最後に残ったドリップ中の部分はコーヒーサーバーに完全に落とさないうちにドリッパーを引き上げるという手順で、使う粉の量も付属の軽量スプーンが大きいので若干大目になり、味わいも濃厚な味になるようだ。

一方最近使用を再開したメリタは一つ穴が特徴で、ドリップの仕方も(蒸らしは同じだが)杯数分のお湯を一度に回しいれ、コーヒーがドリップ穴から全部落ちきるまで絞りきるという方法が一般的のようで、こちらで淹れるとすっきりした味わいで安定した味になるが、少々コクが薄くなるようにも感じる。

まあ、これこそ気分次第、濃い目を飲みたいときにはカリタでじっくり淹れるもよし、またメリタでも数度に分けてお湯を注げばその調整は可能だ。

さて、コーヒーではまた一歩進んで、生豆を買ってきて家庭で焙煎をすることも可能なようだ。私がたまに焙煎済のコーヒー豆を購入する店でも、少し薄緑色の生豆を販売しているので、それなりの需要があるのだろう。本来は、焙煎したて、挽きたて、淹れたてが望ましいのは理の当然のようだが、最も技術を要するのも焙煎だとも言うので、現在家庭用の焙煎機も出回ってはいるようだが、そこまで凝るかどうかは思案中というところだ。

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