カテゴリー「テクノロジー」の68件の記事

2009年5月24日 (日)

古典的なテレビゲームを楽しんでいる

以前、任天堂のWiiというゲーム機のことを記事に書いたことがあるが、現在も主に子ども達が使って楽しんでいる。ただ、ゲームソフトウェアで購入したのは、「初めてのWii」、「Wii Sports」、「Wii fit」、「みんなの常識力テレビ」といったもので、次第に飽き始めているのは確かだ。

一方で、インターネットにつないでいることもあり、様々なチャンネルサービスが追加され、それらも楽しんでいる。「投票チャンネル」や「似顔絵チャンネル」だとか、最近では「Wiiの間」という少し変わったサービスも始った。茶の間に自分達で作った家族のキャラクターが集合して寛いでおり、そこにいろいろな来客が訪れ、新しい情報をもたらすというようなもので、何社かの企業がスポンサーになっていて運用されているらしい。中には、5分番組で、テレビマン・ユニオン制作のものだとか、優れものも含まれていて興味深い。ただ、これがどのように発展するのか。Video On Demand のような形になるのだろうか?

Wii 本体も、次々にOSのアップデートが行われ、今度はSDメモリーに様々な本体側の情報をコピーやバックアップできるようにもなったりした。今、もしかしたら世界で最も利益率の高い企業の一つかも知れない任天堂だが、確かにそれだけの動きはしているようだ。

過日、次男が、友人宅で(2年ほど前は品薄だったWiiだが、今では彼の友人宅の多くが持っているという)Wiiで「スーパーマリオブラザーズ」を遊ばしてもらったが、面白かったと言っていた。

このWiiは、Wiiポイントという有料ソフトウェア購入用のプリペイドカードシステムがあり、店舗でカードを購入し、そのIDNo.を登録することで、そのポイントに見合ったソフトがダウンロード購入できるようになっている。その購入方法で、その友人宅ではインストールしたものだろうと思い、ためしに1000ポイント購入してやってみたところ、以外に簡単にダウンロードして直ぐに楽しめるようになった。

もう20年以上前にファミリーコンピューターで遊んだことのあるソフトで、自分としても懐かしく、Wiiのスタンダードなソフトよりも最近はこちらで遊ぶことが多くなった。まったくの先祖がえり的な遊び方だが、長男も古いソフトでも面白いねと言っているので、やはりその年代の子どもの心を捉える魅力があるのだろう。(とは言え、このようなゲームはなぜか男子が好む割合が圧倒的で、女子で好きな子の割合は格段に低いようだ。この辺りに先天的か後天的かは別にして男女差が現象として確認できるのは面白い)。

もう500ポイント余ったので、アーケードゲームとして私が学生時代にハマったことのある「ゼビウス」もリストにあったので、ダウンロードしてみた。処理能力の低いファミコン用に移植されたものなので、アーケードゲームにあったイラストの美麗さは相当チープなものになってしまっていたのが残念だったが、それでも操作性やルールはまったく同じで、単純なシューティングゲームながら結構子ども達もハマっているのが面白い。

この土日も、まだ新型インフルエンザの流行の動向がはっきりしないこともあり、不要不急の外出はなるべく避けて、このように巣ごもりで過ごしてしまった。

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2009年4月22日 (水)

You Tube で話題の47歳のアマチュア歌手を聴く

各方面であまりに話題になるので、You Tube で、スーザン・ボイルで検索してみたところ沢山の動画がアップされていて何がなんだか分からなかったが、7分という時間表示のを選んで聴いてみた。

日本でも昔のテレビがやっていた「スター誕生」のような素人喉自慢的な番組で、UK(英国)の番組の一部のようだ。日付としては、2009年4月11日となっていたが、これはアップロードの日付か、番組放映日のものか?

アップされている動画は既にこの女性の出番の前の裏舞台からの様子も、歌い終わって舞台裏に引っ込んでからもうまくつなげているので、放映されたものをそのまま録画してYou Tube化したのではないように思うが、前評判通りなかなか興味をそそる作り方になっていた。

動画としては前後のやり取りも面白く、それがやらせ疑惑にもつながっているのだろうが、この女性の伸び伸びとして微妙にハスキーがかった豊かな歌声はまさに聴きものだった。いわゆるベルカント的な発声ではなく、ミュージカル『レ・ミゼラブル』のナンバーを歌ったように、地声的、ポピュラー音楽的な発声だが、心に染み入る声質とでもいうのか、まず声の質に魅力を感じた。マイクロフォン、PAを使っているのだが、それでも豊かな声量のようで、フレーズも長く、声の表情の変化も素晴らしかった。

もうすぐ48歳の独身女性で、12の時から歌を始め、プロの歌手を目指していたという。これだけの歌い手でもこれまでの年月埋もれていたというのは、広い世界ではありうることだとは思うが、それが、このようにして世界中の人々にあっという間に知られるようになるというのも、今の世の中ゆえだろう。「一夜明けたら有名人」を地で行った動画だった。

ただ、この美声が簡単に「消費」され、使い捨てられないようになることを祈りたい。

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2009年4月19日 (日)

まだ続けているiTunesへの取り込み

今日、ブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンによるシューベルトの交響曲全集を取り込んで、累計の収録時間が30.7日となった。この中には、ネットで教えてもらったロイヤル・コンセルトヘボウ・アムステルダムの10曲の交響曲やハイティンクの3曲の交響曲も含まれている。ほぼ一ヶ月間毎日24時間途切れることなく音楽を流し放しにして、ようやく「聴き終える」という「時間」が持ち運びのできる小型HDDの中に収録されたことになる。

1枚60分として、手持ちが1000枚だと1000時間となり。約40数日となるわけだ。

当然といえば当然だが、このような音楽の記録は、収集しようとすればするほど容易に集まるが、もう既に現実問題としてとても一息に聞けるようなものではなくなってしまっている。

今回の試みも、引越しで整理がいきとどかなくなった音盤を確認する作業でもあったのだが、CD棚の背表紙を眺めると、聴いたときの記憶が一部反芻され、記憶の定着が図られていくようなのだが、背表紙を見ないCDは記憶のかなたに埋もれていく。しかし、このように演奏者、作曲家、録音年などで検索できるようなデータベースにしておけば、物体としての個性は失う代わりに、(ランク付けの機能はあるが)、一曲一曲がほとんど等価値の情報としてずらりと並べられていき、容易な検索によりいつでも好きな演奏・曲を楽しめるようになるだろうという期待があった。

しかし、取り込みしながら再度記憶の層を新たにしてはいても、リストの量の多さにそれも次第に押しつぶされていき、また渾然とした状況になってきているような思いもする。

そのような徒労にもなるような作業だが、この1月から少しずつの空きはあるが、もくもくと続けているのは、自分の自己確認なのかも知れないなどと思ったりもする。

ただ、重要な記憶とか感動とか、そのようなものは、このようなリストからは立ち上がって来ず、やはり何かLP(CD)だったらジャケットのデザインだとか、コンサートだったら、休憩時間のホワイエのざわめきだとか、何か具体的な記憶のよすがのようなものによって心の中に大切に仕舞いこまれるものかも知れず、データ化され、羅列されたこのような音楽で、たとえば、今、ギレリスによる『ハンマークラフィーア』の深遠なアダージョ・ソステヌートを「ながら聴いて」それなりに心を震わせていても、それは単なる消化に過ぎないのかも知れないという疑念がまとわりついたりもする。

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2009年2月25日 (水)

長野県川上村から宇宙飛行士誕生

帰宅後、NHKのテレビニュースを見ていたら、JAXAの新宇宙飛行士が公募約900名の中から二人決まり、内一人は自衛隊の現役ジェット機パイロットで、出身が何と長野県南佐久郡の川上村だと放送された。油井亀美也(ゆいきみや)さん(39)という男性で、出身の小学校の授業風景が映され、男性の先生が生徒達に、「君たちの先輩が宇宙飛行士に選ばれました」と語りかけて、児童たちが目を輝かせていた。

このブログでも書いたかも知れないが、私の母の生まれ故郷であり、私も母の里帰り出産でこの村で生まれた。先日は、従姉の子がインターハイ、国体に出場して優勝したり、数年前のトリノ五輪には中島選手が多分村初のオリンピック選手として出場したりで、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』では甲州街道から秩父方面に千曲川を遡った僻遠の村と紹介され、戦後は落葉松の苗木栽培、その後レタスなどの夏場の野菜栽培で名を知られるようになった村だが、スポーツ、科学技術の面でも芽が出てきたようで、少なからぬ関係のあるものとしては大変誇らしい気持ちだ。

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2009年2月 7日 (土)

iTunes で取り込めないCD 1985年製 RCA トスカニーニ/NBC響の第九

これまでもトラックの一部でPCが読み取りに苦労してダンマリ状態になることはあったが、このCDは冒頭からまったく読み取りができなかった。また、改めてCDの盤面をクリーニングしてiTunesで通常のCDとして聴こうとしても駄目だった。これまでも比較的古いCDの一部で取り込み不能が発生していたので、それと関係があるのかも知れない。それと同時期に買ったメンゲルベルク/ACOによる第九(Philips)はきちんと取り込めたのだが。なんらかの方法を考えてみたい。

浅田真央選手は、カナダ、バンクーバーのオリンピック本番で使われるリンクでの四大陸選手権で、最終的にFSではトップの得点をマークしたが、総合では3位だったようだ。1位はキム・ヨナ選手、2位がロシェット選手。本番で使われるとは言え、現在はアイスホッケー用で、フィギュアスケートの国際規格よりも縦の長さが短いというのだからカナダのスケート連盟もお粗末な運営だと思う。リンクの隅々まで使う選手が不利になるのが見え見えだったので、今回日本選手は怪我をしなかっただけ儲けものと思った方がよいかも知れない。明日の男子も気をつけてもらいたい。この後は、いよいよアメリカでの世界選手権だ。

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2009年1月12日 (月)

パソコンでのリッピングの音質の変化、のようなもの

mp3に変換したデータは、原理的には圧縮データなので音質は劣化しているはずだ。しかし、ノートパソコンのイアフォンジャックからステレオイアフォンで実際に聴いてみると耳あたりがよくなり、いつもの古いポータブルCDプレーヤーで聴くよりも特に解像度が向上しているように感じるのが不思議だ。

音の鮮度というようなものは失われている感じで、少しベールが掛かったというか大人しい感じの音になっているのは否めないけれど、mp3の音質劣化ということが先入観としてあったので、結構意外だった。

これは、パソコン付属のDVD/CDドライブの読み取り精度が携帯CDプレーヤーや旧式の据え置きCDプレーヤーなどよりも優れているという要因もあるだろうし、また読み取り時のエラー補正もよく効くだろうし、また再生時にはHDDからのデータ読み出しになるため、通常のCDプレーヤーでの再生時よりも欠落する情報が少ないだろうことなどからもたらされるのかも知れないと思った。

以前、生意気にも「バルトークの耳の良さと、20kHz以上の高域音波をばっさり切り捨てるディジタル音楽再生、SACDのこと」を記事にしたことがあったが、圧縮音楽情報も実際に体験してみると、まったく捨てたものではないと、論より証拠で、驚いてしまった。

思い返せば、これは我が家の据え置きCDプレーヤ系の特徴かプリメインアンプのそれかはよく分からないが、最近はとんと使わなくなったカセットデッキにCDをダビングした方が、聞きやすい音質になったということが以前はよくあった。このあたりは、どのような理屈なのだろうか?

なお、昨日は、クルト・ザンデルリング指揮フィルハーモニア管によるベートーヴェンの交響曲全集をiTunesでデータ化した。リンクした自己記事でも触れたように、第1交響曲の扱いがとてもひどい詰め込み方になっているもので、とても安心して聴ける代物ではなかった。これをきちんと楽章順に整理してデータ化することにより、不愉快な思いをせずに聴けるようになった。narkejpさんのクーベリックのドヴォルザーク交響曲全集の記事と同じようにHDDへのコピーにはこのような利点もあることが実感できた。

据え置き型のHDDプレーヤーについては、以前調べたことがあったが、今はどうなっているのだろうか?(参考記事

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2009年1月11日 (日)

iTunesでの音盤管理を始めてみる

今朝の山々の様子。大山、丹沢にも積雪があった。寒波の影響だろう。

200901112_2

さて、2007/07/08にこんなことを考えて記事を書き始めたが、iTunes, iPodなどからはしばらく関心が薄れていたので、寝かしておいた。

iTunesでの音楽管理は可能か?

外付けのHDDに専用フォルダを作って、音楽専用HDDとして、自分のCDコレクションのバックアップを取っておく。CD一枚700MBとすると、非圧縮データではiPodの40GB品では、57枚ほど入ることになる。現在のコレクションは、モーツァルトの小学館全集を除いて、1000枚ほどなので、700GBが必要となるが、MP3でも高音質で圧縮すれば、相当枚数を稼げることだろう。現在、オーディオ機器の世界でもOnkyoやKenwoodなどで、相当ディジタル録音との親和性の高いものができているらしい。

もしくは、iso-イメージで、完全バックアップをとるようにするすごいことになる。
1000枚で700GBだが、その程度の外付けHDDは現在普通に売っているからだ。

メモリー型の携帯音楽プレーヤーの購入を考えてもよくなった。アップルのiPodがようやく「ギャップレス」に対応したらしい。これで、トラック番号はそのままで、トラック間でかならずギャップが入るということがなくなるらしい。

2年ほど前にこのようなことを考えていたのだが、最近訪問させてもらっているいくつかのブログの記事を拝見すると、iTunes&iPodでの膨大なコレクションの取り込みやLinux系のリッピングソフトを使ってCDデータをHDDに記録して楽しんでいるという記事、あのアムステルダムコンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw)が 過去のコンサートを mp3で無料配布していてPCをミニコンポにつないで鑑賞するなどの記事が目に留まり、いつもながら重い腰を上げて、今更ながらiTunesを再インストールして試してみることにした。

まずは、昨年末に購入したBoxの大物、Decca Piano Masterworks50枚を外付けのポータブルHDD120GBに取り込んでみたところ、結構重宝しそうだということが分かった。ネットで自動的に得られるCD情報を整理しながらでも1枚あたり5分もあれば、データ化でき、またこれにより結構強力なデータベースが自動作成される。ただ、やはり情報入力は難点で、ネットの情報がすべてiTunesフレンドリーに整理されているのではないので、後日分かりやすいように曲名、作曲家名、アルバム名、演奏者名を、できるだけ同一のスタイルで整理する必要があるようで、今日取り込み始めた Deutsche Harmonia Mundi 50 も 必ずしも統一的な情報整理がなされておらず、面白いとは面白いのだが、時間が掛かる。たとえば、J.S. Bach とするか、Johann Sebastian Bachとするか、単にBachとするか、Bach, Johann Sebastian のようにするかで、検索のしやすさが変わってくるように思うので。

それでも、同曲異演盤を何枚か取り込んでみたところ、PCのイアフォンジャックを通じての簡易な鑑賞だが、続けての聴き比べなどが容易にできるのは結構面白い。

Itunes

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2008年11月15日 (土)

久しぶりにズーラシア 新デジカメの試し撮り

2008年2月12日 (火) ツシマヤマネコをナマで見る でズーラシアを訪れて以来久しぶりに動物達を見に行ってきた。

この間、中国から貸与されていたキンシコウが上海動物園にとうとう返却されたり、平面の大駐車場だった第一駐車場がなんだか狭苦しい二階建ての立体駐車場になったり、とうとう来年の春チンパンジー舎と森がオープンする計画になったりしていたようだった。

また、今回は先日購入したコンパクトデジカメの試し撮りも兼ねていた。

画像サイズは少し小さめに設定したのだが、このブログでは1枚あたり1M以上のサイズは投稿不可能とのことで、「縮小専用。」という画像サイズ簡易変換のフリーソフトでサイズを落とす作業が必要になってしまった。これまでは最高画質でも1.3Mだったので、通常では600Kほどの画像だけだったのだが、今回は少し画質を落とすくらでは1Mを簡単に越えてしまうのだ。

「縮小専用。」を通すとEXIF情報が出なくなってしまいつまらないが、今回撮影したいくつかの写真をアップしてコメントをつけてみる。

まずは、最大望遠7倍にデジタルズーム(画質を落とさずにトリミングで拡大するファインズーム)を掛けないもの。さすがにこれまでの3倍とは違いインドゾウの目の表情まで撮ることができた。

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次に最大望遠7倍にファインズーム1.78倍を掛けたもので約13倍。カンムリシロムク。前面のケージの格子がうまくぼけてくれて被写体の鳥にオートフォーカスがうまく合ってくれた。

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スマトラトラの睡眠風景。最大望遠7倍にファインズーム1.78倍を掛けたもので約13倍。

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ドゥクラングール。これはカンムリシロムクのときとは違って被写体にうまくピントが合わなかった。こういうときにマニュアルフォーカスがあればと思う。

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これは別のドゥクラングール。こちらはカンムリシロムクの時のように少しぼけてくれた。

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次は高速連射9コマ/秒で撮影した中の一枚。フンボルトペンギン達はみんな水に入り活発に泳いでいた。22枚連写。

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光学ズーム7倍のホッキョクグマとファインズームを掛けた(13倍)ときの差。

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アカカンガルーたち。広角寄りと13倍。

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ハッチに似た「おじさんカンガルー」のユーモラスな寝姿(13倍)

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この群れの中には須坂市動物園のおじさんカンガルー"ハッチ"とクララとの娘のキララがいたらしい。このズーラシアに貰われてきているとの情報がアマゾンセンターに貼り出されていた。

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動きのチョコマカしたアナグマを高速連写で撮った一枚。25枚連写。

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13倍のニホンザルのオス。この時期オサルのお顔もお尻も見事なほどの赤い色だ。

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先日読んだ鐸木『デジカメに1000万画素』はそれなりに面白かったが、批判の的である最新型の1000万画素のデジカメでも素人としてはそれなりに撮影ができるので、そう落胆したものではないと思った。画質や分解能も大事だが、日常に使うカメラとしては電池のもちが気になった。高速連写で100枚近い枚数を撮影し、全部170枚程度撮影したところ、フル充電(約5時間かかる)の電池がほぼ終わってしまった。後知恵だったが、カタログ記載の通り、オリンパスのこの機種は、電池面では相当弱いようだ。キヤノンあたりは、充電2時間で300枚程度の撮影可能となっている。次に買うときはこの項目は要チェックだ。

また、PC HP のnx6120はカードスロットから多くのメモリーを読み込めるが、どうもマイクロSDが読めないようなので、ドライバのアップデートがあるかどうかを見たところ、アップデートされていたのでインストールしてみたら、読み込みできるようになった。

ところで、今日の朝刊で、日本のお家芸であるデジタルカメラのグローバル市場での売れ行きが相当落ちていて、値段も暴落しており、キヤノンもソニーもオリンパスも利益が減少しているという経済記事が出ていた。技術の革新の反面の値崩れ減少というのが、現在の電気・デジタル機器の最大の問題だと思う。まとものコストダウンをやっていても、国際的に不安定な為替、労働コストの大小によって、まったく儲けが出なくなってしまうという構図はどうも釈然としない。世界がまったく同一水準の労働コストにならなければ、その意味で公正な競争というのは成り立たないのだろうとは思う。

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2008年11月 5日 (水)

デジカメを7年ぶりに買う またオリンパス

Pb0400712001年春に中国に2週間ほど出張したときに、成田空港のカメラ店で購入した愛機 OLYMPUS CAMEDIA D-460 ZOOM。
既に7年以上使用しているが、多少動きが鈍くなってきたところはあるが、相当の酷使にも耐えていまだに現役を続けている。

スペックは、最高1.3Megapixel といういまや携帯電話の付属カメラよりも劣る画素数ながら、結構色のバランスとピントのシャープさがあるようで、たまたま手ごろだと思って買ったものだが、なかなか気に入っているものだ。

Pb040080 今はほとんど使われなくなったフラッシュメモリーの形式、スマートメディアがこのカメラの記憶素子で、画素数が小さい分この64MBでも1280*960で約350KBの写真が150枚ほど撮れることになる。ただ、このカメラを購入したころは、ノートPCのハードディスクサイズがたった1.3GBしかなくて、プレインストールされているソフトを相当アンインストールしても空き容量が不足して、画像データをあまり保存できなかったことや、それよりも、パソコンにスマートメディアを読み込ませるのに、3.5インチフロッピーディスク型のアダプターが必要で、64MB程度の画像でもHDDに書き込むのに膨大な時間が掛かったこともあり、このスマートメディアを10枚以上購入して、整理したいたこともあった。

その後、現在のPCを購入して、スマートメディアなどが読めるマルチスロットから、以前のノートPCでは考えられないほど手軽に画像を読み出し、書き込みできるようになり、スマートメディアは一枚あれば充分になってしまっていた。

D-460だが、オリンパスの以前の機種(フィルムカメラの時代もオリンパスを愛用し、このスライド型のレンズケースシリーズを使っていた)によく使われていたスライド型のレンズケースの動きが最近鈍くなり、時にはレンズが出てこない(レンズケースが電源スイッチになっている)ことも起きるようになり、妻が子どもの学校の広報誌の写真撮影を頼まれたりしたこともあって、これでは少し不安だということで、7年ぶりにデジカメを買うことにした。

職場最寄の大型電器店に、帰路足を運び、展示されている実物をいろいろ触ってみたが、どれも一長一短。さすがに値段の高いものはそれなりの使い勝手のよさがあり、また廉価なものはどこかでコストをカットしているために、近くにあるより高価なものに比べると見劣りがするというように結構迷ってしまった。大手メーカーの美麗なカタログをもらってきて見比べても最新機能の紹介が主で、その機能自体どこまで実際に使えるものかは、試してみなければ分からず、結局は店頭での印象で選ぶことにした。(デジタル一眼レフは、妻の弟がペンタックスのK20Dという高級機を購入しており、夏休みに少し触ってみた。こういうのを使ってみると、やはり欲しいものの一つではあるが今回は家庭用を優先にして諦めた。)

店頭で最も欲しいと思わせたのは、RICOHのR10という機種で、広角28mmから望遠200mm(光学7.1倍ズーム)の能力を持ち、適度な大きさでホールド感もよく、欲しいと思ったが、実売4万円を越す店頭価格だったので、諦めた。コンパクトデジカメで光学7倍はなかなか凄くて、以前なら手ぶれのために使いこなせなかった高倍率も最近の手ぶれ補正能力のアップにより、手持ちでも結構使えるようになっており、探したところ、OLYMPUSの最新機種μ1060が目に付いた(PANASONIC のキミマロズーム 10倍もあったが、少し値段が高かった)。当初店頭価格で3万円を越えており、3万円が上限と思っていたので、ネットの代引きによる廉価購入も考えたが、アフターサービスも考えて近所の量販店を覗いてみたところ、いきなり11月に入って大幅値引きをしており、おまけもついて、3万円未満で購入できた。

Pb040001 これが、フィギュアの浅田姉妹がイメージガールを務めているオリンパスμシリーズの現在の最新機種になる。

D-460に比べると、厚さは1/2、幅は2/3、逆に液晶サイズは縦横とも2倍になる。この7年間のディジタル機材の小型化、ディスプレーの大型化がよく分かるようになっている。

まだ、本格的に撮影をしていないが、フルオートからシーン別最適撮影、少しマニュアル的な露出調整やISO感度調整などのモードが切り替えできるようになっている。少し撮影してみて気になるのが、女性のハンドバッグの中にでも入るようなコンパクトさのため、男性には少し軽く小さすぎるのかホールド感に乏しく、手ぶれ補正が入っていても少しブレ気味になるような気がする。これは慣れの問題かもしれない。また、画素数が10.0Megapixel ということで、画素数競争に追従しているせいか、逆に小さい画像にした場合の「見た目の解像度」が落ちているように感じられる。1Megapixel に落として撮影してもあまり変わらないので、無理な高解像度のせいではないかも知れないが。

なお、今更ながらだが、当然のごとく プリンタの PictBridge 対応なので付属のUSBコードとプリンタをつなげば、カメラの液晶モニターでの操作により簡単に写真印刷ができるのはさすがだし、おなじくPCにつなげば、外部ディスクとして認識され、画像のPCへの取り込みもいちいちフラッシュメモリーを抜かなくてもできるのはこれまた便利だ。(ちなみに、オリンパスは、xD-ピクチャーカードの推進メーカーだが、専用アダプタによってmicroSDも選択でき、今我が家のには2GBのmicroSDが入っている。)

なお、あまり液晶モニターが大きくて綺麗なもので、専用の保護シートを本日購入して貼り付けた。

p.s. 2,3ヶ月前から画像整理ソフトとしては、googleの無料Picasa2を使っている。プリンタ付属のHPディレクタ, Irfanview, Adobe Photoshop Album Mini などを使ってみたが、レタッチや印刷には少し不満があるが、アルバムとしての整理能力は格段に優れているようだ。

購入後の後知恵だが、朝日新聞土曜版で連載が終わった鐸木氏のデジカメのキモで印象深かった満月の撮影での高画素数デジカメが必ずしも解像度が高くないという情報を思い出した。これに反して結局高画素数で解像度のあまり高くないものを買ってしまったようだ。映像の受光部の大きさが解像度を決めるようで、オリンパスのこの機種はその意味では受光部が小さい部類のものだったようだ。これは失敗だった。 

μ1060のCCDサイズ:1/2.33型

比較的メーカーよりと思われるサイトでもこのような記事が読めた。 高画素=高画質は間違い? 撮像素子のサイズに注目するコンデジ選び コンパクトデジタルカメラ 2008/06/25 00:12

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2008年11月 1日 (土)

HP製ノートPCのバッテリパックの自主回収

米国で加熱、発火、火傷の恐れがあると発表されたらしいが、今日の朝刊の企業広告欄に「自主回収」のお知らせが掲載されていた。HPのホームページでのお知らせはここ

「日本国内では約600個(世界では約74,000個)が該当すると算出しています。」とのこと。このバッテリーセルを製造したメーカーは、テレビニュースによるとソニーとのことだった。

関連して検索したところ、2008年10月31日 12時01分00秒 ソニー、過熱事故を受けてノートパソコン用電池10万個を自主回収へ とのニュースが見つかった。

ソニーの発表資料はこれ

バッテリーの種別はリチウムイオン電池とのことだ。

私のPCも機種としては対象製品に含まれていた。念のためにバッテリーを取り外してバーコードのロットナンバーの頭二桁を確認したが、該当品でなくてほっとした。

このPCを購入した直後にも同様のバッテリー不具合が報道された。

現在、省資源のためSANYO製のeneloopを10個以上愛用している。こちらはニッケル水素式の充電電池なので大丈夫とは思うけれど、いつどんな落とし穴があるか分からない。(三洋電機は、経営不振のため、旧松下電器・現パナソニックによって企業買収される見通しだという。このような優れた製品も開発しているのだが)

ちなみに、2006年09月30日 01時34分00秒 ノートPCやバッテリーを爆発炎上させない方法まとめ によると以下の通り。

  1. 互換性のないバッテリーや充電器は使わない
  2. 熱くなるので、ひざの上に乗せて使わない
  3. 気流が制限されるので、ソファー、ベッド、カーペットなどの上に置いて使わないこと
  4. 接続のゆるいバッテリーとの接触を維持するために何か金属を挟まないこと。例えばコインやカギ、宝石類。
  5. つぶしたり、穴を開けたり、極度の圧力をバッテリーに加えないこと
  6. 硬いところへ落下させないこと。衝撃で内部が壊れる可能性があるため。
  7. 熱い場所に置かない
  8. しめった場所で使わないこと。正常に動いているように見えても、ゆっくりと浸食されるため。
  9. バッテリーの充電や使用のガイドラインに従うこと

2や3あたりはうっかりするとやる可能性があるので気をつけたい。ただ、2のような制限は lap topというノートPCの別名 膝上コンピュータに反することだ。

 

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2008年9月17日 (水)

この夏 太陽黒点が消えた! 地球寒冷化と太陽黒点  

太陽黒点が消えた! 松浦晋也「人と技術と情報の界面を探る」:日経パソコン オンライン

という記事を読んだ。

私のブログでも、地球温暖化の情報にもおびえながら、温室効果ガスによる温暖化と並行して、地球の活動、太陽の活動に伴う温暖化と寒冷化のサイクルについてもありうる話しだと思って、ときどき取り上げている。

以前のミランコヴィッチ仮説の実証だとか、第四間氷期だとか、温室効果ガス論議が原発推進派によるキャンペーンかも知れないとかの話がそれらだが、ここに来て興味深い解説記事を発見した。それが表題の記事だ。

黒点によって太陽の活動がどの程度活発かを知ることができる。太陽が活発に活動している時期は、多数の黒点が出現するし、逆にそうでもない時期には、黒点が減少する。

というのがこの観測から得られる眼目であり

太陽の活動は約11年周期で変動している。この前の極大期は2001年〜2002年だった。つまり現在は2012年〜2013年の極大期に向けて黒点が増え始める時期のはずなのだが、なぜか増えずに黒点が消えてしまったのである。2006年〜2007年の極小期にもわずかながら黒点は出現していたのに、今はそれよりも太陽活動が不活発になってしまっているのだ。

ここが非常に懸念される部分だ。これまでの研究から分かったのは

「太陽活動が不活発になると、地球は寒冷化する」ということだった。過去、何回も太陽活動の極小期が存在していることが知られている。もっとも有名な例は、マウンダー極小期というものだ。

そして、

もしも、このまま太陽活動が回復せずに、マウンダー極小期のような状態に入るとしたら、今後地球の気候は温暖かではなく寒冷化することになるかも知れない。  昨今、地球温暖化についてマスメディアでも色々な報道がなされている。が、実際問題として地球温暖化と地球寒冷化を比べると、寒冷化のほうがはるかに深 刻で恐ろしい。なぜなら、前にも述べたように、地球寒冷化は世界の食料生産に直接的な打撃を与えるからだ。

ということが現実にありうるということになる。

人類の知見は、その生物的な活動期間の短さにもあるのだろうが、基本的なところでは非常に幼いものだ、と偉そうに書いたことがある。

現在全世界官民一体となって温暖化防止に突っ走っているが、寒冷化対策について、人知をもっとつぎ込むべきではなかろうか? 近年のスペクタクル映画でも地球寒冷化を取り上げたものも少しずつ増えているのはそれに対するアンチテーゼだろうか。

一市井人の平凡な感想ではあるが、興味のある方は寒冷化について意識をしてもらいたいものだと思う。 何しろ、数千年前、それこそ自然による温暖化による縄文海進という関東平野が海の底だった時代にも、我々の先祖は生き残っていたという事実があるのだから。

P.S. 暫くデプレッション状態で、休んでいたが、また雑感を書き付けたいと思う。 なお、9月11日になって突然黒点が12個も出現したという。

太陽風が人間に与える影響というようなオカルトめいた話しとしては、これにより生命活動(身体、精神)にも影響があるかも知れないという予測をする人もいるほど。

まったく一筋縄ではいかない「大」自然、大宇宙現象だ。 太陽黒点観測は、屈折式望遠鏡の投影法で中学校時代によく観測した。黒点の色の黒い部分、薄い部分など結構鮮明に観察することができ、スケッチをしたことを思い出す。

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2008年8月27日 (水)

昨夕のドコモの不通、不便さ、周知

昨日、帰宅してから携帯電話を使おうとしたらなぜかつながらない。試しに自宅の固定電話や妻の携帯に掛けてもつながらず、固定電話から自分の携帯にかけても「電源が切られているか電波の届かない場所にある」というメッセージが聞こえるばかり。それではメールはどうだろうと出してみてもi mode にも接続されない。

そこでPCで、NTTドコモのホームページを開いてみて、お知らせをみたのだが、その時点では 通信状況 にはまったく問題ないというようなメッセージが出ていたのみだった。外から掛かってくる用事があったので、故障か、この一帯だけ(?)電波異状かとも心配したが、8時近くなってから通信が復活した。

通信状況のお知らせ (回復)

神奈川県の一部地域においてFOMAがつながらなかった状況について

2008年8月26日

平素はNTTドコモの携帯電話サービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

8月26日(火)午後5時57分から午後11時10分まで、一部装置の故障により、神奈川県の一部地域でFOMAをご利用のお客様において、音声通話およびパケット通信がご利用できない状況が発生しておりました。
 
現在は復旧しておりますが、お客様には大変ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

今後とも弊社ではサービスの向上に努めてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

●影響地域及び影響を受けたお客様
神奈川県の広域(横浜市、鎌倉市、大和市、逗子市、綾瀬市、葉山町、座間市、横須賀市、厚木市、山北町、箱根町、川崎市(高津区、中原区、幸区、川崎区)、藤沢市、平塚市、小田原市、真鶴町、湯河原町)でFOMAをご利用のお客様

今朝の朝刊には、交換機の故障のため神奈川県の広い地域で不通となり、約36万人に影響した可能性があるという記事が載っていた。

まったくヘビーユーザーではないが、いろいろなときにメールを使ったり、簡単な連絡電話を使ったりしているので、このような場合、ホームページにも即座に情報が載らないなど他からの情報がないと、故障なのか、キャリア側の異状なのか、全体的なネットワーク異状なのか、状況がつかめず非常に困ってしまう。

キャリア側でも、このような場合の周知対策をもっと真剣に考えるべきではなかろうか?


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2008年7月21日 (月)

初めて鉄道博物館を訪れた

2007年10月14日の開館から間もない10月29日(月曜日)に、我が家の妻と子ども達は小学校の振り替え休日ということでさいたま市の「鉄道博物館」を訪れたが、大混雑状態で、展示物も満足に見終えることなく、帰宅を余儀なくされて残念がっていた。しかし、その後も大混雑の情報ばかり伝わってくるので、敬遠していたのだが、ようやくこのところ落ち着いてきたという噂が耳に入るようになってきた。

今日は、その趣旨もよく分からない「海の日」という休日で、三連休の最終日でもあり、昨日から「明日の分の宿題を終わらせておけば、明日早起きして、父ちゃんがテツハクに連れて行ってやるぞ」と号令を掛けたところ、宿題はいやだがテツハクの魅力に負けて何とか二日分をこなし、今朝5時起床、6時発という我が家にしては珍しい朝駆け的な行動を取り、何とテツハクの入場待ちのゲートに8時過ぎには到着した。10時開館だし、三連休の三日目なのでと思っていたのが的中し、我々の前には10人ほどの来場者が並んでいるだけだった。前に並んだ親切な人が地面に敷く新聞を分けてくれたので、持参した小説や漫画を読みながら開館を待っていると、それでも次第に列は後ろに伸びて行き、9時半ごろには目算で1000人近くは並んだのではなかろうか。

9時半には博物館外の屋根のかかったエントランスのような場所に行列が誘導され、そこで30分待機、入場時の注意を聞いたりしながら過ごし、10時に警備 員が静かにお入りくださいと誘導しながら入場が始まった。SLのシミュレーターは無理だったが、ミニ電車の運転体験のチケットは何とか確保でき、10時半の回からこういうことが大好きな次男の運転で乗車を楽しむことができた。

ミニ運転列車勢ぞろい。ブレーキ、マスコンの2ハンドルと、1ハンドルの2種類が用意されている。

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また、駅弁を取り揃えた弁当も10時半から売り出しとのことで、すかさず入手して、11時過ぎには昼食を済ませ、列車デザインの体験コーナーなどの予約を済ませてから、広大なヒストリーゾーンの展示を見始めた。

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列車デザイン 長男の作品
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2階からのヒストリーゾーンの情景

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総括的に感想を書いてみると、秋葉原(万世橋)の交通博物館は狭かったが入場料も廉価で歴史と伝統の趣があった。この鉄道博物館は、最新鋭のシミュレーターやミニ運転トレインなどの設備、広大な敷地に列車の実物展示が数多いという素晴らしさはあるが、入場料が高く、やはり都心から交通の便が悪いというか、神奈川県民としては少し交通費がかさんでしまうのが難点かも知れない。

また、案の定、「交通博物館」が「鉄道博物館」という名称に限定されたことにより、交通史全体見渡す視点が欠けてしまったように感じた。それに鉄道でもJR東日本が主体ということなのだろう、以前の交通博物館には展示されていた将来への展望としてのリニアモーターカーの実験模型などの施設もなくなっていたのは、JR東海との関係があるのだろうか、少々寂しいものがあった。

鉄道マニア的には、充実度が上がったという評価もあるようだが、博物館の姿としては、少々視野が狭まったという辛口の評もあるかも知れない。

それでも、子ども達は、10時から15時過ぎまでほとんど疲れも知らずにところ狭しと歩き回っており、前回の見残しの無念さはすっかり晴れたようで、その意味では引率冥利に尽きる感じだ。また、「早起きは三文の得」をようやく実感させてやることができたことも教育効果の一つしてあげてもいいだろうか。

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2008年6月28日 (土)

生活防衛術的なディジタルテレビ放送受信

このニュースがきっかけになって、ディジタルテレビチューナーへの関心が高まっているようだ。

地上デジタル放送:支援、経済的弱者に配慮 「ばらまき」の批判も

情報通信審議会(総務相の諮問機関)の部会が11年7月の地上デジタル放送への移行をにらみ、生活保護世帯への地デジ対応チューナー給付を求める答申をまとめたのは、国主導で地デジ移行を進める以上、経済的弱者への政府の支援策も不可欠との声が高まったためだ。

 地上テレビ放送のデジタル化は、高画質・高音質の番組やデータ放送などを視聴できるようにすることや、情報を圧縮して送り、電波の利用枠に余裕を もたせるのが狙い。デジタル化で生まれた枠は、需要が急増している携帯電話や「高度道路交通システム(ITS)」などに充てられるという。

 問題はアナログ放送しか受信できないテレビを持っている人に経済的負担を強いることだ。

 総務省によると、海外ではオランダ、スウェーデン、フィンランドなどが既にアナログ放送を終了。08年から地デジ移行が進むフランス、英国では政 府が基金を創設して低所得世帯などにデジタル受信機の購入を補助する。米国はすべての地上波受信世帯に受信機購入のクーポンを支給する。

 無料配布には「デジタル受信機は本来、それぞれで用意するのが原則。予算のばらまきにつながる」との批判もあるが、総務省の部会は地デジを「国全 体の利便性向上につながる国策プロジェクト」と位置付け、生活保護世帯に限れば、異例の現物給付にも理解が得られると判断した。【川口雅浩、前川雅俊】

毎日新聞 2008年6月24日 東京朝刊

地上デジタル放送:生活保護世帯にチューナー給付 アンテナ改修も--総務省部会答申

総務省の情報通信審議会の情報通信政策部会は23日、2011年7月24日に地上アナログテレビ放送 が終了し地上デジタル放送に移行することに伴い、生活保護世帯(06年度末で約107万世帯)に地デジ対応の専用チューナー(約5000円)を現物給付す る答申をまとめた。必要があれば屋外アンテナの改修(約3万5000円)などを無償で行う。「貧困世帯でも災害情報などテレビの情報伝達機能を維持するた めには支援が必要」と判断した。総務省は09年度から3年間で対象世帯への配布や工事を行う方針だ。

 地上デジタル放送移行後は、専用チューナーがなければ現行のアナログテレビでは番組を見られない。家庭によってはアンテナの改修も必要になる。対 象となるのは、生活保護世帯のうちアナログ放送を視聴している世帯で、申請に応じて現物給付する。総務省が世帯数や必要額を精査する。予算は3年間で約 50億円から最大で約375億円となる見通し。【川口雅浩】

毎日新聞 2008年6月24日 東京朝刊

大メーカーも大手量販店ももちろん大々的な宣伝はしていないが、この記事がきっかけになって、今のアナログテレビを買い換えなくてもデジタル放送が「見られる」のだという認識が結構広まったらしい。知人の話では、近所の電気店にもそういうチューナーが普通に入手できるのかという問い合わせが増えたのだという。

そこで、大手の量販店のテレビ機器売り場をのぞいてみたところ、薄型大型画面テレビ、ブルーレイディスクレコーダーなどの最新鋭機器の華やかなディスプレーの片隅に、マスプロ、YAGI、AVOXなどのメーカーがチューナーを展示していたが、特に小売店としてもポップなどで積極的な宣伝もしておらず、マスプロのものなどカタログも置いてなかったほどだった。そこで各社のホームページを調べてみた。

専業的なメーカー
八木アンテナのチューナーのページ

マスプロのチューナーのページ

AVOX(C-MEX)のページ(チューナーはメンテ中)

しかし、価格com を見れば、多くの大手メーカーも専用チューナー(ディスクレコーダーに比べれば相当廉価)を何種類も市場に出しているようだ。

なお、パソコン用のディジタル放送チューナーも発売され始めたが、パソコン本体に相当の処理能力がないと使い物にならないらしい。これには要注意だ。

我が家ではアナログテレビの音声が接触不良か何かでテレビ本体から出なくなってしまったこともあり、この際薄型テレビに買い替えを検討しているが、実家などではまだ十分きれいに見られるブラウン管型テレビを買い換えるのももったいないので、このようなチューナーを奨めようかと考えている。(UHF放送が始まったときにもコンバーターというのがセットトップボックスとして各家庭に導入されたが、それと同じ感覚だろうか)。

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2008年6月25日 (水)

ココログのデザインを変更

これまでのデザインが少々目に辛くなってきたので、思い切って横幅を「可変」というモードに変えて、フォントも小主体から中主体に変更してみた。

まだ慣れないので読みづらいような気もするが、しばらくこれで続けてみたい。

自分が中学生の頃、本好きの両親が文庫本の活字が読めなくなってしまったと嘆いていたが、自分もその年代になってしまったのだと思うと、なかなか感慨深いものがある。それでも現代は、熟年層を対象に文庫本の活字が大きくなった新装版も出ているし、このようなディジタルメディアではフォントの変更はお手の物で、例の任天堂DSのDS文学全集もフォントの調整は可能になっている。そういう意味では、技術の進歩がユニバーサルデザイン的なものを助長しているとは言えるのだろうか?

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2008年6月18日 (水)

Firefox 3 が正式ダウンロード開始

Download Day 2008

追記: 2008/6/21 7:40AM

どうやらギネス記録認定作業中とのこと。24時間で800万件。開始からは1400万件。それにしても、アメリカのダウンロード数は群を抜いている。日本時間6/21現在ではアメリカ412万、ドイツ119万、日本77万の順のようだが、イラクが48万とヨーロッパ諸国に伍して上位なのは駐留軍のためだろうか? 

なお、日本版のFirefox 3の灯という統計データとグローバル版では、ダウンロード数に大きな誤差があるようで、灯版は46万件となっている。ただ、このサイトも面白くて都道府県別の件数も分かるようになっており、東京約15.9万、神奈川5.7万、大阪3.6万、千葉2.1万、愛知2.1万、埼玉1.8万、兵庫1.6万、北海道1.3万、福岡1.1万などの順のようだ。宮城が5千件程度というのは、意外だ。

Firefox 3 の 製品情報の説明 は、こちら http://mozilla.jp/firefox/ 
いろいろ機能がついたようだが、安定性、安全性、高速性が優れていることが肝心なので、そんなにカスタマイズ機能が必要とは思えない。

なお、Internet Explorer も 8が 登場するらしいが、どうなることだろうか? XP SP2 でも何故か上手く動かなかった IE7については文句たらたらで、これが Firefoxへの乗り換えのきっかけだったので。

______________________

http://www.spreadfirefox.com/ja/worldrecord/

ついに Download Day が来ました!
ギネス世界記録への挑戦
より良い Web 体験を楽しもう                   

24 時間最多ダウンロードソフトとしての世界記録挑戦に、あなたも参加しませんか? その方法は、とっても簡単。Firefox 3 を今すぐダウンロードするだけです。剣を飲み込めとか、顔に 30 本スプーンを乗せてバランスを取れとか、そんな無茶なお願いはしていませんよ。            

UTC 時間 2008 年 6 月 18 日 17 時 までに Firefox 3 をダウンロードしてください。この時間は、アメリカのマウンテンビューでは午前 10 時、カナダのトロントでは午後 1 時、ブラジルのリオデジャネイロでは午後 2 時、ヨーロッパのパリ、マドリード、ローマ、ベルリン、ワルシャワでは午後 7 時、ロシアのモスクワでは午後 9 時、中国の北京では翌 19 日の午前 1 時、日本の東京では同午前 2 時にあたります。

本日、Firefox3が正式リリースされて、ダウンロードできるようになった。ギネス世界記録にどのような意味がるのか分からないが、早速、Firefox2に上書きインストール(といっても、3のsetup.exeをダウンロードしてインストールするだけ)してみたが、少し動作が素早くなったように感じる。インターフェースは、アイコンの色や形が少し変わった程度で、使い勝手は"2"と大差はないようだ。

知らなかったが、このFirefoxは、一時期はIEと覇を争ったNetscapeをベースにしているのだという。MSにしても、Googleにしても、一企業、一国家が独占、独裁的な地位を占めるのは好ましくないという意味からも、Firefoxのキャンペーンには意味があるのだろう。

P.S. 2008/06/21 追記

電網郊外散歩道のnarkejpさんもダウンロードされ使い始められたとのことで、コメント、トラックバックをいただいた。記事にTBさせていただいた

 

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2008年5月 3日 (土)

『物理が苦手になる前に』(竹内淳 岩波ジュニア新書)

高校になって習った物理の授業は、非常に無味乾燥だった。中学までは理科少年でもあり、また伝記が好きで科学者の伝記などをよく読んでおり、原子物理学などにも興味を持っていたのだが、そのような想像をしていた物理と高校物理はまったく違っており、むしろ化学の方が周期表などで元素を扱っており面白かった。『相対性理論』の一般向けの解説書などは、それなりの興味を持ってその後も読んだりはしたが、いわゆる「物理」からはすっかり離れてしまっていた。

これもたまたまブックオフで見つけたのだが、カバーの裏側に「物理という科目や数式へのアレルギーをとりのぞき、教科書だけでは絶対に味わえない物理学の魅力的な世界に誘います」とあり、この本の出版時は早稲田大学の理工学部の応用物理学科の助教授の著者が前書きで「高校二年でこの科目に出会ったときに大嫌いになりかけた。責任転嫁をするつもりではないが、ある程度努力しても分からないというのならそれは教科書や教育方法などのどこかにも相応の責任があるはずだ」と共感を覚える本音が書かれていて、読んでみようと思った。

力 F , 質量m, 加速度 a とすると F=ma の式が成り立つ などと言われてもチンプンカンプンで、複雑な現象をなぜそんな単純な式で一律に表現ができるのかという疑問が湧いてしまうのだが、それを超短詩型の俳句の背後に広がる深遠広大な世界や、野球のピッチャーの投げるボールのスピード、F1カーのスピードなどから速度、加速度と説明していき、微分、積分までうまく説明している。私には慣性の法則(惰性)は、躓きの石ではなかったが、加速度がなぜ重要視されるのかが、高校時代にはよく理解できていなかったようだ。自然落下運動の重力加速度 g についても 9.8m/秒の2乗 という数値について記憶が戻ってきた。 

ただ、慣性の法則が理解されるようになったのは、6世紀の疑問の提示から17世紀のガリレオまで約1000年かかったという記述は、科学史の結果だけを教育しようとしている現代の教育の欠陥をあぶりだしているように思えた。

同じことがp.81には、「慣性の法則、力=質量×加速度、作用反作用」をニュートンの運動の第一法則、第ニ法則、第三法則と言い、ニュートン力学の真髄はこれで終りだが、これを高校では2、3時間で学んでしまう。しかし、人類が最初に手がかりをつかんでからこの法則性を浮かび上がらせるまで優に十世紀以上を要したとされているのも面白い。

ただ、 F=ma については、力(物理力とされる)が、質量と加速度との両方に比例関係にあることはなんとなく分かるが、なぜその二つの要素を掛け合わせる式になるのかはよく分からない。どうもこの辺がごまかされたような気になってしまうのだ。そして、それらの数式を数学的に組み合わせて式を整理して結論を導き出すやり方には、さらに論理の飛躍があるような気がしてごまかされているような感覚がさらにする。

作用、反作用については、実感からは分かる。衝突の物理も、自動車事故から野球のボールをバットで打つときの衝突、ラグビーやサッカーのフィジカルコンタクトなど興味深い題材を使っている。

8のコペルニクス的転回については、以前小学生が地動説を理解していないということが大々的に報じられたときに自分でも記事にしたのとほぼ同じ趣旨のことがより分かりやすく整理された形で書かれており我が意を得たりという感じだった。

9ニュートンのりんご 10神のジグソーパズル についても要領よくまとめられており、この辺の宗教史、科学史の部分がより面白い部分だ。運動方程式を使えばあらゆる力学的な運動が予見できるという信念がその後の技術発展を支え、そして、電磁気学、相対性理論、量子力学についても触れられている。

私自身も、責任転嫁になってしまうが、先日の三角関数の余弦定理にしても、これらのニュートン力学の三つの法則にしても、文系的な人間には背景にある数学史、科学史の説明が授業のリードなどにあればもっと興味を持てただろうと思う。ともあれ、面白い本だった。三日坊主ではないが、すぐに忘れてしまってあいまいになってしまうのだが。

p.s. この本の著者は、現在早稲田大学の教授であり、講談社ブルーバックスの『高校数学で分かる』シリーズで評価の高い教育者でもあるようだ。教育者と言えば、哲学者ヴィトゲンシュタイン(ウィトゲンシュタイン)の小学校教師時代のエピソードは非常に示唆的だ。また、物理学、数学と言えば、半可通的な言い訳になるが、カール・ポパーの反証可能性のことを思い出してしまう。大学時代の友人がポパーを信奉していたのを思い出す。彼は数学教師の息子だった。


 

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2008年3月15日 (土)

amazonのウィッシュリスト(ほしい物リスト)からの個人情報「流出」

私もアフィリエイトに参加し、レビューをしたり、問題のwishlistに参加したり、また書籍を買ったりしていたネット販売の大手amazon の wishlist (欲しい物リスト)が、「非公開設定」をしていない場合、ネット内で誰でも検索できるようになっており、騒動になっていると、朝日新聞の報道で知った。(ネットの記事を探したらこれがあった。)

検索をしてみると、笑い事では済まないケースもあるらしい。現在、アマゾンのサイトからは検索はできなくなっているようだが、3/8の「欲しい物リスト」への名称変更から昨日あたりまで、特に2chあたりでは「祭り」状態だったとのことだ。

自分のwishlistを調べてみたところ、非公開設定だったし、家族や親戚、知人などにはこの被害を蒙った人はどうやらいないようで一安心だが、amazonのサイトは、どうもそのあたりの情報公開に対策が講じられていなかったらしく、レビューからのリンクなどでも問題があるらしい。元々wishlistの登録からして、非公開、公開についての説明が分かりやすくなく、単なるブックマーク(備忘録)として使っていた人が多かったところに今回のだまし討ち的な不愉快さを感じる。また、cookieを削除するログオフの方法も明確になっていないのも、情報管理にわざと手を抜いているかの印象も抱かせる。

ログオフしないと、次回アマゾンを開いたときにcookieにより自分の情報が表示されれるが、これはサインイン/ログオンしたままの状態が続いていることと同じであり、ネットセキュリティ上大問題だ。ほとんどの銀行はこのような不誠実なことはしていない。

サインオフ/ログオフのためには、「もしあなたが***さんではない場合、サインインしてください。」というおかしなメッセージで、サインインのリンクを開き、その状態で何も入力せずにブラウザを閉じるという動作が必要だ。私もこれまでこのログオフ方法を知らずにいたが、ブラウザのcookieを消す方法で対処していた。

ネットのブログで自分の思想信条的なことをあれこれ書き連ねているので、偉そうなことは言えないが、ネットの情報の公開の盲点を衝かれた感じだ。アマゾンという大手ゆえの根拠のない信頼感があったことも否定できない。

ただ、そうは言っても不愉快なので、自分の「ほしい物リスト」「レビュー」「持っているものリスト」「リストマニア」などの情報を削除した。また、このblogの記事に張ったamazonへのリンクも消そうと思う。

それに、2005年にもアメリカで個人特定ができる恐れがあるとして問題化し、指摘されていたことがあったのを思い出した(Amazon.com の「Wish List」機能、プライバシー保護上問題あり?)。だから、日米のウィッシュリストや個人情報の公開に対する較差をアメリカ企業が思い違ったというものではないのだと思う。個人情報を資源と見る企業の姿勢が、単にウィッシュリストを欲しい物リストに変更したとたんに噴き出たのだろう。

そんなわけで、このblogでも便利かと思ってアフィリエイトに参加してみたりしたが、記事を編集してリンクを消していこうと思っている。(2008/03/16までに リンクは削除した。)

ネットの専門家の日記は、結構参考になった。 高木浩光@自宅の日記

追記:この機能は恐ろしい。既に停止したらしいが。Amazonのすごいアクセス解析サービス

追記:2008/03/16 朝日新聞の記事に触れたが、現在はasahi.comで読めるようになっている。それによると

サイトを運営するアマゾンジャパンの広報担当者は「公開になるという説明は、必ず目につくような場所につけている。設定の変更もできるようになってい る」と説明。「そもそも、ほしい物リストは、アメリカの文化で、友人や家族にプレゼントして欲しいものをあらかじめリスト化する習慣に合わせてできた機 能。公開して使うことが前提になっている」としている。

という虚言を弄している。公開になるという説明は目につくような場所にはなかった。また現在アメリカサイトでは公開が前提になっていない。まったく不誠実である。

よくコメントをいただく"Wein, Weib und Gesang"にこの記事のことを取り上げていただき、トラックバックを送りコメントを書かせていただいた。

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2008年3月 7日 (金)

8ミリビデオ、MiniDVテープビデオ

先日の東芝によるHD-DVDの撤退に関連して、過去の録音、録画メディアの規格競争のことに触れた記事に、撮り貯めた8ミリビデオを再生しようとして、ビデオカメラの内部のベルトの劣化などで見られなくなって愕然としている人も多いのではないかと書かれていて、自分もそれにあてはまるなと思い、少し調べてみた。

8ミリビデオ、Hi8(ハイエイト)、MiniDVどれも据え置き型デッキは、(ほとんど)売られていない。

既にビデオカメラ自体の新品が売られていない8ミリビデオやHi8(8ミリビデオの画質改善版)の再生には、受注生産のビデオウォークマンを購入する必要があるようだ。およそ6万円。

また、MiniDV(普通のデジタルビデオカメラテープ)用でも、ディスプレーがついた高価なビデオウォークマン約12万円が出ている(ビクターのものは20万円程度するらしい)のみ。再生もビデオカメラというのが普通だからなのだろうか?カメラでの再生は据え置き型に比べると使い勝手が大変悪い。現在のビデオカメラユーザーの約半数がこのMiniDVを使っているという調査結果が出ているが、据え置き型の需要はあまりないのだろうか?まだMiniDVカメラは比較的廉価で購入できるので、今のうちに購入しておく方がいいだろうか?(ダビングサービスはまだ8ミリでもMiniDVテープでもあるようだが。)

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20080229/1007525/

ビデオカメラの記録メディア、現在も5割が「miniDV」を利用2008年2月29日 カカクコムが価格比較サイト「価格.com」で行ったアンケート調査の結果によると、ビデオカメラ所有者のうち約49.1%は記録媒体として「miniDVテープ」を利用している。C-VHS、Hi-8といった「ビデオテープ」が18.0%とこれに次ぎ、以下フラッシュメモリーを採用した「メモリタイプ」の11.5%、「ハードディスク装置(HDD)」の10.9%と続いた。また「DVD」は7.3%、「ハイブリッドタイプ」は1.1%、「ブルーレイディスク」は0.4%だった。

■関連情報・カカクコムのWebサイト
http://kakaku.com/ http://kakaku.com/research/backnumber015.html

ちょうど、昨日書いたSP,LPという過去の膨大な資産がほとんど再生不能になっているのと同様、新たな技術が貴重な資産を過去に追いやることになっているようだ。

現在では、SP,LPを駆逐したCDそのものが、ネットからのダウンロードデータを収録する固体メモリプレーヤー(iPod)などによって駆逐されつつあるのだから、どこまでこのようなことが続くのだろうか、などと思ってしまう。

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2008年3月 6日 (木)

レーザーターンテーブルというものについて

消え行くアナログレコードに新しい技術で再度光を当てる - ビジネススタイル - nikkei BPnet

このレーザーピックアップによるアナログレコードプレーヤーについては、相当以前何かで読んだ記憶があるのだが、改めて日経bpのサイトで連載されたものを読んでみると、相当興味を掻きたてられる。 ここに書かれたアナログレコードに刻まれた情報量の凄さについての記事は、以前自分が書いたLPレコードと昨今のディジタル音源から得られる音楽鑑賞の感激度の差に通じるものがあるように思われるからだ。

周波数特性上の問題だけなのか分からないが、ディジタル録音は、何か大切なものを削ぎ落としているのではないかと感じることがたまにある。ブラインドテストをしてみれば、そんなものは幻想だということにもなりかねないのだが。

検索すると、エルプ社のサイトが見つかった。本社(埼玉県)で試聴が可能とのこと。また、針再生とレーザー再生のデモCDも無料で入手できるというので、早速申し込んでみた。

また、ジェトロのページでもこんな紹介がされているところが面白い。

針を使わない完全非接触方式のレコード・プレーヤー<< 内容 >>究極:夢と情熱とテクノロジーの粋。レコードの音溝を全く痛めないプレーヤー。それは、世界中のオーディオファン、レコード音楽愛好家、文化財保存関係者、そして技術者達が夢にも見、切望したものでした(完全非接触方式)。その夢を日本では弊社が情熱と最先端技術で実現。音情報はアナログ信号処理により、空気感から余韻に至るまで限りなく原音に近いリアルな音質で再生可能にした光学式アナログ・レコード・プレーヤー“レーザー・ターンテーブル”。息吹:全世界で保存されているアナログ・レコードは300億枚とも400億枚ともいわれています。“レーザー・ターンテーブル”はこの貴重な文化遺産1枚1枚を後世に残し、なおかつ活用する事です。音溝に刻まれた芸術と文化を余すところなく半永久的に再生できる夢を実現し、人類の文化遺産に新しい息吹を吹きこみます。実証:ご愛用者から、絶賛の声が数多く寄せられています。そして、利用される施設や人々もいろいらな分野に広げっています。● 業務用としてジャズ喫茶、中古レコード店、録音会社、PCM放送局● 盤を痛めずに音楽を楽しみたいレコード音楽愛好家● 世界的に貴重な盤、針では再生出来ない盤を再生させたいレコード収集家● レコードを研究資料として半永久的に活用したり、レコード音楽を存続させ るための公共機関自在:トレーにレコードを乗せて、ボタンを押して下さい。あとはレーザー・ピックアップ方式とマイクロコンピュウター制御により、CDプレーヤーなみの使い易さです。頭だし、リピート再生、スキップ機能なども自由自在。全て液晶パネルに表示されますから、だれにでも簡単に使いこなせます。<< 参考価格 >>US$8000

エルプ社のサイト

英語版wikipedia にも記事があった。

相当高価なものだが、是非聴いてみたい。また、入手できる機会があるかは分からないが、運がよければ購入したいものの一つだ。

なお、レーザーターンテーブルで検索すると、このプレーヤーを使ってLP,SPなどを再生し、それをCD化するという商売をしている会社もあるようだ。そういうのを利用するのもいいかも知れない。

追記:2008/03/06 

帰宅したら、クロネコメール便で、ELP社のパンフレットと試聴CDが届いていた。CDケースがA4の封筒にそのまま入れられていたので、荷扱いの荒さのためか、ケースの一部が割れていたが、中のCDは無傷だった。全部で60分ほど収録されていて、状態のよいLPのフルオーケストラのデモの後、傷ついたLPや反ったEP,割れたSP,磨耗したLPを針再生とレーザー再生したものがまず収録されていた。また、後半45分はいろいろなジャンルの音楽をレーザーターンテーブルで再生したものを収録していた。

特にSPの再生も見事に実在感のある音で鳴っているのは驚いた。針音がしない(おそらくELPで発売しているノイズリダクションを使っているのだろうが)のでまったく最近録音されたかのような生々しさだ。また、かつてLPでよく聴いた曲も収録されており、しばし懐かしさにひたれた。

ただ、不満のある再生の現行のCDプレーヤーとアンプ、スピーカーで聴くのだからあまり当てにはならないが、CDとして制作されたものより全体に元気がいい音になっているように感じた。

いつも使っているポータブルCDプレーヤーでヘッドフォンで聴いてみるとと、LPの再生時には微細な雑音(プチプチ)が残るようだが、チェロなどは指がネックに当たるような音まで聞こえ(たまたま同じ音源のCDを持っているがそこまでは聞こえない)びっくりした。また弦楽合奏では音場の広がり感やホールトーンもよく聞き取れる。ただ、この弦楽合奏のサンプルでは原盤に収録されている(と思われる)歪もそのまま色づけなく再生されるので、そのような録音では歪感のある音が少々聴きづらかったりもした。クラリネットと弦楽合奏の曲では、楽器の音色がCD再生よりもくっきり個性的に聞こえた。分解能も相当いいようだ。

元々LPは、それ自体癖のある様々なカートリッジの帯域特性を補うように調整されていると読んだことがあるので、ジャズのトリオなどでは、比較的低音が強めに再生されるようだ。女性ヴォーカルは、ヘッドフォンで聴くとと耳元でささやかれるような実在感があり、CD用にリマスタリングされたものの存在の希薄さとは一味違う。ロックグループのヴォーカルのハーモニーなどは、二人の声質の個性がよく聞き分けられ上のパートと下のパートがくっきり分かれながらハモッテいるのが聞き取れる。

なお、不要になったCDは返却くださいと書かれていたのには別の意味で驚いた。

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2008年2月11日 (月)

最近の新聞記事から 「コーヒーの香り」とDVDの寿命

ひとつは、2月3日付けの朝日新聞のbe on Sunday の「日曜ナント カ学(NANTO-KAGAKU)」 の「豊かな香りで脳リラックス」の特集記事。昨年秋のカンボジアコーヒー以来毎日のように自分で挽いたコーヒーを楽しんでいて、比較的精神的な調子もいいので、結構興味深く読ませてもらった。

以前、コーヒーを飲むと便通がよくなるので、大腸ガンの予防になるとかいう話が広まり、知人にも「コーヒーを飲んでいたときにはポリープの指摘がなかったが、やめたら定期健診で指摘され、またコーヒーを復活したら良いようだ」という体験談を語ってくれた人もいた。その一方で、相当焙煎によって豆のたんぱく質や糖分、油脂分を炭化させるので、発がん性云々という話はまだ消えないし、カフェイン中毒や不眠の害もまだ絶えない。

この新聞記事では、コーヒーの香りが脳をリラックスさせるということ、豆の種類によって効果が違いブルーマンテンやグアテマラで特に効果が高いという実験結果などが紹介されていた。ただ、その香りの成分が多すぎて分析はまだまだ途上のようだ。また、上記の「大腸ポリープ」ではなく、肝臓がんの減少効果が日本の厚生労働省による10年9万人に渡る追跡調査で裏付けられているらしい。また、糖尿病にかかっていない人に対しては予防効果があるのだという。

別に健康のためにコーヒーを飲むということはないし、単なる嗜好品として飲んでいるだけだが、このような記事を読むと、なお一層飲んでしまいそうだ。これまで、味わったのは、例のカンボジアコーヒー以降、普通のブラジルのストレート、ドミニカントリプルA、UCCのモカブレンド、スターバックスのクリスマスブレンド(妻購入)、キリマンジャロのストレート、トラジャのストレート、南蛮屋の炭火焼きスペシャルブレンドとうまかブレンド、それに最近生豆からその場で焙煎してくれる店のマンデリン。

豆の種類もさることながら、挽きの細かさ・粗さ、粉の量、カリタ・メリタ、蒸らし方、ドリップ時のお湯の注ぎ方(一息に、また、数回に分けて)などといろいろ試みているので、これは美味いhappy01というときと、少しビミョーdespairというというときが交錯するが、総じて挽いているときの香り、ドリップしているときの香りには確かにリラックスさせてもらっている。

2月9日(土)の夕刊のトップは、DVDディスクに寿命格差があり、メーカーによって「数年から永遠まで」の差があるのだという。これは、日本のディジタルコンテンツ協会による実験結果で、2003年から4年かけて日本国内で市販されている18ブランドを対象にしたものだという。DVD-R8件、DVD-RW5件、DVD-RAM5件。日本ブランドと台湾ブランドのもののみ。 調査の原文は、この「長期保存のための光ディスク媒体の開発に関するフィージビリティスタディ」 http://www.dcaj.org/h17opt/17optstudy.html 内の126ページにも渡るpdfで読むことができる。

愛用のhpのノートPCは、購入直後にライティングソフトで苦労したのでいろいろ試した結果、現在はお気に入りのブランドは確立しているのだが、そのブランドの良否はどうか気になるところだけれど、一応新聞記事と上記報告書を照合すると、どのブランドがどの結果なのかは分かるようには思える。

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2008年1月15日 (火)

JR 大回りというレジャー

大回り乗車とはなんぞや? というページに詳しくあるように、最近の鉄道ブームで、大回りという「レジャー」が知られるようになってきた。私もその理屈を知らない前も、数回実行したことはあるが、今回は子ども達が段々「鉄」化してきたこともあり、猛烈に寒い寒の入りの三連休の最終日、華麗な振袖姿の妙齢の女性の姿を横目に、近郊区間をミニ大回りしてきた。

最寄駅-(横浜線)--東神奈川-(京浜東北線)--川崎--(南武線)--府中本町--(武蔵野線)--西国分寺--(中央線)--八王子--(横浜線)--最寄り駅の隣駅 という一筆書き路線を乗ってみた。

隣駅までは大人130円、子ども60円。乗車時間は、約3時間程度。食事は、最寄駅のコンビニに飲み物とサンドイッチ、おにぎりを買い込み、空いている座席でひっそりと食べた。 (追記:「駅すぱあと」という路線探索ソフトを使って調べてみたところ、この大回りの料金は大人130円と見事に表示された)

P1140098_3
これまで南武線には乗ったことがないというのと、特に中央線では、E233系という新型車両が昨年から投入されたといい、昨年の秋にも乗ったのだが、駅のメロディーの確認のためにも本格的に乗ってみたいということで一両目に乗り込んでみると、何とまだ14日しかたっていないのに、平成20年製造のピカピカのまだ新車の香りがする車両に乗れて、子ども達は大満足だった。

ところで、長男はJR各駅の発車時のメロディーに関心があるということで、昨年のクリスマスプレゼントは、中央線のメロディー入りの目覚まし時計をリクエストされ、購入した。Pc290030 今回の乗車で、いろいろな駅の実際のメロディーを聴けたのだが、子ども達によるとこの時計に収録されているメロディー(たとえば、八王子では「夕焼け小焼け」)と実際の駅のメロディーは微妙に音程が違っているのだという。


今日は、本州の岩手県の盛岡近くで、 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/data00.html

日最低気温の低い方から
順位都道府県観測所観測値昨日までの
観測史上1位の値
昨日までの
1月の1位の値
統計開始年
時分年月日年月日
1 岩手県 藪川 -22.8 ] 07:00 -27.6 1988/02/17 -26.6 1985/01/07 1976年
2 北海道 十勝支庁 本別 -22.0 ] 05:50 -28.1 1978/01/29 -28.1 1978/01/29 1976年

という低い気温を記録したということが、最新型E233系のドア上部のディスプレーのニュースで映し出されていたが、関東地方もまるで信州の寒さのように寒風が耳や頬に冷たく、せっかくの美しい晴れ着のお嬢さん達は寒さで顔がこわばっているようで、同情した。首回りのショールだけでは、パンツ(ジーンズ)とブーツに慣れた彼女達には足元がひどく寒かっただろうと思う。

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2007年11月 8日 (木)

かぐや姫からの便りが届く

かぐや姫月へ旅立つという記事を以前書いたが、そのかぐや姫から素晴らしい便りが届いたとの知らせがあった。

JAXA の 「月周回衛星「かぐや(SELENE)」のハイビジョンカメラ(HDTV)による世界初の月面撮影の成功について」という記事とそのURL

http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071107_kaguya_j.html

このページからハイビジョン映像で月の世界をみることができる。

アポロの月着陸の時代をリアルタイムで経験した世代として、日本の技術でここまでのことができたというのはまことに喜ばしい。

月はなんと白く輝き、また漆黒の闇につつまれていることか。

P.S. 2007/11/14(水)夜8時からNHK総合で、「探査機"かぐや"月の謎に迫る」という特集番組が放送され、月から見た地球の「出」「入り」の美しい映像が放送された。「2001年宇宙の旅」の世界がそのまま現実化したような感じだった。アポロ12号のビーン飛行士がアメリカからゲスト出演したが、彼は人類で初めて月面から地球(の出と入り)を見た人物だという。まだ衛星の衛星であるかぐやは、観測機器等の調整をこれからまだ1ヶ月かけて行い本格的な観測は12月中ごろからだという。これにより、月の誕生(地球から分離したのかどうか)、月がいつも同じ面だけを地球に向けている理由(仮説では、月の現在の表の面の方に裏の面よりも重い物質が偏っており、そのため地球の重力で重い方が引っ張られるため同じ面だけを向けているのではないかと言われているようだ)などが確かめられるかも知れないという。

P.S. 2007/11/16(金) 月面から地球の出や入りが普通に見られるかどうかだが、月面定住生活をしている限りそれは不可能ではないかということだ。というのも、月はいつも同じ面を地球に向けているため、地球が自転により太陽や月など他の天体が地平線、水平線を出たり入ったりするように見えるのとは違い、地球が月の地平線を出入りすることはないからだ、という。かぐやの映像は、かぐやが月の北極と南極を結ぶ子午線上を表と裏を通過しながら飛行しているので、地球が出たり入ったりが見られたのだという。この辺の説明があったのか、なかったのか記憶が定かではないが、科学番組でより詳しく放送してもらいたいものだ。

JAXA ヴィデオ アーカイブズから 地球の入り

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2007年11月 6日 (火)

DS文学全集で『草枕』読了

先日購入したDS文学全集を通勤の往復などに持っていき、夏目漱石の『草枕』を読了した。(芥川の短編や、ダウンロードした岡本綺堂『半七捕物帖』1など合間合間に読んだものもあるけれど)

そして2年ほど前に読み直した川端康成『雪国』のことを思い出した。『雪国』も高校時代には読んでいたのだが、「当時はほとんど内容は把握できていなかっただろうな」と中年になりいろいろな経験を積んだ後に読み直し、それなりにこの小説を味わえたような気がしたときに思った。今回の『草枕』もさすがに漢文を幼少から得意としていた漱石の美文は難解な部分もあったが、若い頃読んだのとは違って、結構すっきりと頭に入ってきたし、細部の趣向も味わえたような気がする。漱石自ら古今東西の新趣向だと言うようなことを言っただけのことはあり、筋だけ追えば単純過ぎるものだが、画工の芸術観や、一風変わった温泉の出戻り娘との交流など、なかなかに味わい深かった。また、英訳のこの作品をあのグレン・グールドが愛読したというが、英訳ではこの漢詩や俳句や漢文調のフレーズはどう訳され、それをグールドがどう受け止めたのだろうかと想像しながら読むのも面白かった。

読書には適した時期があるという。ドストエーフスキーの『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』な難解な部分があると言っても青春のある時期に読んでおくべきだとは、誰の言だったか?

この『草枕』のような脱俗的な「非人情」の世界を描いたものは、漱石の初期作の一つとは言え、それこそ則天去私の境地ではないが、ある程度世知辛い世の中を経験してきたものでないと理解できないのかも知れない。

また、DSの文字はバックライト付きというのが、逆に目に優しいのか、細かい文字の文庫本を読むよりもいいかも知れない。ネット量販サイトのレビューに年配の人に結構受けているというものがあったが、これなら大きい文字の特別文庫を求めなくても老眼の進んだ人でも読めるので、そういう意味でテクノロジーの進歩がユニバーサルデザイン的な書籍を生んだとも言えるように思う。

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2007年10月19日 (金)

任天堂DS用 『文学全集』

しばらく、任天堂DSのゲームからは離れていたが、先日Wiiのリモコンのジャケットの無料配布の注文の際に任天堂のホームページを眺めていたら、DS用のソフトで、青空文庫に収納されている著作権切れ(パブリックドメイン)の日本文学の名作100冊が収録されたものが発売予定となっていた。

昨日電気店に立ち寄ってみたら「任天堂 DS文学全集」が平積みになっていた。値段は店頭販売で約2500円。パッケージには収録作品一覧はないが、ホームページで確認できるので要らないのだろう。既に読んだことのあるものも多いが、文学史で名前だけ知っていて実際に読んだことのないものが結構ある。田山花袋の『蒲団』、有島武郎、岡本かの子、尾崎紅葉の『金色夜叉』、織田作之助の『夫婦善哉』、折口信夫『死者の書』、菊池寛、国木田独歩、幸田露伴、小林多喜二、坂口安吾、高山樗牛、武田麟太郎、徳田秋声、徳富蘆花、二葉亭四迷『浮雲』、宮本百合子、横光利一など。もちろん、芥川、漱石、藤村、鴎外、賢治、太宰などの人気作品も多く入っている。(任天堂 公式サイト 収録作品一覧

DS自体、厚手の文庫本よりも少し重いが、持ちやすく、バックライトのおかげで少し薄暗い場所でも読めるので、実用に耐えそうだ。また、老眼用に大きい文字サイズも選べたりする。その他Wi-Fi経由でのダウンロードや通信機能もあったり、BGMなどの瑣末な設定もある。

これまでいろいろ電子ブックが発売されてきたようだが、この普及したゲーム機で容易に読書ができるのは画期的かも知れない。100冊そろっても大きさは変らないのが電子媒体の凄さだ。これで様々なソフトが発売されれば、なかなかだと思う。希望は、賢治全集、漱石全集、シャーロックホームズ全集、シェークスピア全集など、かつて相当大きい版型の全一冊シリーズで出たものがソフト化されれば、すぐにでも買うだろう。

なお、いろいろパラパラ(という擬音が本当にスピーカーから出る!)とめくってみたが、現在、漱石の『草枕』を再読している。あのグレン・グールドの座右の書(ベッドサイドの書?)として音楽ファンにはつとに知られるようになった随筆風小説で、初読のときは退屈だったが、東洋人にして西洋文化を知悉した知識人による東洋的な芸術論として読むときグールドの興味関心に少しでも触れられたような気がして感興が高まるように思う。

P.S. 自分の過去記事で、パブリック・ドメインについての違和感 などと少し偉そうなことを書いてはあるが、最近、パブリック・ドメインの商品を経済的な理由もあり、購入したり、利用したりすることが増えているのは、内心忸怩たる思いだ(^_^;)

(追記:2008/03/14 amazon 個人情報問題で、「Amazonレビューに初投稿してみた。折角だから、Amazon アソシエイトに参加してみた。」については削除、参加保留としている。)

追記:DS Wi-Fiコネクションのトライ

2007/10/28 追加ダウンロードできる作品をみてみたところ、漱石の『夢十夜』や岡本綺堂の『半七捕物帳一』などが含まれていた。このDSをWi-Fiによって無線アクセスポイントにつなぐのは、http://ja.wikipedia.org/wiki/ニンテンドーWi-Fiコネクション のセキュリティの問題の解説によって、使用暗号が旧式(これはDS本体の仕様上の問題でファームウェアの更新で解決できないらしい)だということを知っていたので、躊躇っていたのだが、いったん接続してダウンロードした後、すぐに設定をもどせばいいと考えて実行してみた。

簡単に設定できるアクセスポイントなので、『文学全集』に入っているコネクションガイドブックを参照しながらトライすると、ものの数分で接続でき、早速現在ダウンロード可能なブックをこれも数分でDSに収めることができ、また感想をアップロードし、ランキングもダウンロードできた。総合ランキング1位は『銀河鉄道の夜』、2位『我が輩は猫である』、3位『ごん狐』。その他感想別ランキングでは 痛快部門 1位『蝿男』。感慨深い部門は、『トロッコ』などと参照ができるようになった。

その後、PCで暗号設定を確認すると 確かに WEPに変更されていた。すぐにPCの設定をより強力な暗号に変更し、接続し直し、またWiiも一応接続し直したが、それに30分ほどかかった。

もっともこんな面倒なことをせずとも、DSステーションが設置してある電器や玩具の量販店に持って行けば設定なしにネット接続できるそうなので、今後必要があれば、これを使ってみようと思う。

追記:2007/10/30 Wii リモコンジャケットが1週間ほど前に届いた。早速装着して使ってみたが、これまでのリモコンの太さ・重さに馴れていたので、少々使い勝手が違う。うっかり落としたり、ぶつけたりしたときの保護としては有用だろうが、小学生の手には少し太く重くなりすぎたのではないかと思う。評判はどうなのだろうか?

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2007年9月14日 (金)

かぐや姫月へ旅立つ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000038-mai-soci

<H2Aロケット>「かぐや」搭載し打ち上げ成功 種子島 9月14日11時37分配信

とうとう「かぐや」が月へ旅立った。先日日経BPのメール配信で、日本の月探査機打ち上げ迫る、独走の目論見崩れる (2007/09/07) という記事を読んでいたので、少し水を注された感じだったが、とにかく打ち上げは成功した。おめでとう。

あとはうまく月を周回する軌道に乗って、鮮明な映像を見せてもらいたいものだ。

なお、今夕放送のテレビアニメ『ドラえもん』は、ちょうど「かぐや姫」を題材にしたものをやっていた。偶然だろうか?

それにも刺激されて、DVDでキューブリックの『2001年宇宙の旅』の最初の20分ほどを家族で鑑賞したが、長男は結構面白いといい、次男はわけが分からないと不評だった。リゲティで始まり、R.シュトラウスでの月から眺めた地球からの日の出の映像は相変わらず見事だった。J.シュトラウス2世の音楽に乗っての宇宙ステーションへの旅も、素晴らしかった。1968年ごろには、2001年にはこのような宇宙への旅が実現すると考えられていたのだろうかと子ども達から少しクレーム(?)が出た。

H2A(HⅡA)に関する自己記事
かぐや姫に関する自己記事

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2007年9月 6日 (木)

台風9号接近中

本州の東海上で発生した台風9号が太平洋高気圧の周囲を回って、小笠原、伊豆諸島を経由し、伊豆半島から湘南にかけて上陸しようとしている。

横浜でもさきほど暴風域に入り外では風雨が荒れ狂っている。

今回の台風は、高気圧に行く手を阻まれたため動きが遅いということで、対策には比較的時間が取れたため、昨日からベランダや玄関などの風に飛ばされやすいものを片付けたりし、停電に備えて炊き出しと鍋に水をくみおき、風呂の水を一杯にしておいた。とにかく、いつ停電になるか分からない(電線が切れたり、電柱が倒れたりはいつ起こるかわからないため)ので、懐中電灯、ランタン、携帯ラジオを用意し、アウトドア用の携帯コンロも用意した。

今はテレビを見ながら、警戒をしているところだ。

200709062140_2 これは、http://www.bosaijoho.go.jp/ 国土交通省の防災情報提供センターで見られるレーダーの21時40分現在の様子だが、静岡県(伊豆半島)、神奈川県(箱根付近)埼玉県、群馬県、山梨県では、相当の雨量を記録したようだ。

大自然の威力は猛烈だ。

子ども達は、今日は早期の下校はなかったが、私の勤務先では、定時前の退社が勧告された。また、明日は7時現在で暴風警報が発令されていれば学校は休校。私は、公共交通機関が運転再開するまで自宅待機ということになっている。これから深夜にかけて上陸なのだが、被害が少ないことを望みたい。

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2007/09/07 7:35AM追記
 夜中の2時ごろから猛烈な風が吹き荒れ、「風の音にぞ驚かれぬる」と目が覚めてしまった。ちょうどその頃小田原付近に中心が上陸して、その後相模平野から多摩、埼玉、群馬と北上して今は栃木県付近に中心がいるようだ。幸い風による被害はなかったようで、停電も免れた。しかし、大雨、洪水、暴風警報は継続中で、小学校は休校になった。私は、交通機関が通常の運転本数の半分は動いているので、雨が小康状態になったら出勤だ。

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2007年9月 5日 (水)

航空機によるCO2の発生

NASA、飛行機雲と地球温暖化の関連を指摘

先日の那覇空港での中華航空機のエンジン爆発を見て、今更ながら航空機が膨大な燃料を燃焼させて飛んでいることに気がついた。

それで、飛行機燃料 地球温暖化 で検索してみたところ、上記のような記事が目に留まった。

CO2の発生源としては、身近な自動車、火力発電所などが頭に浮かぶが、現在世界中を所狭しと飛び交っている飛行機は、この数十年の間に膨大に増加したのではなかろうか?北米や欧州では日常の足としてバス感覚で飛行機が飛んでいるし、日本でもそれは変らない。

日本航空が、そのサイトで、地球温暖化を食い止めるために私たちができること というQ&Aを掲載しているが、過去に比べて現在の航空機の伸びについては触れられていない。

CO2が温室効果ガスとして、地球温暖化の元凶であるという説が有力だが、そうならばその排出源としての飛行機にもっと注目してもよいのではないか?

HATENA でも、同じような疑問を持っている人がいて、

「航空機の燃料についていろいろなデータのあるsiteを教えていただきたい。具体的にはジェット戦闘機、ジャンボ旅客機、セスナ軽飛行機、中型ヘリコプターといった機種別で、搭載できる燃料量、種類、燃費、また航空機から排出のガスは、いわゆる地球温暖化問題での排ガス規制からは除外されているといると聞くが、その根拠などを。」という問いかけをしていた。

さらに、探すと 航空機の環境負荷  (ジェット航空機の騒音とエンジン排気ガス)という まとまったページを発見できた。 この中でも  飛行機雲と巻雲 というページでトップのNASAの研究に触れている。

どうも環境問題では、飛行機は特別扱いされているようだということがおぼろげながら分かった。

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2007年9月 4日 (火)

今日の新聞のWIKIPEDIA記事

以前 2006年7月27日 (木)の記事 WIKIPEDIAを読むだけでなく などという記事を書き、その頃からWIKIPEDIAの編集に参加して、結構長続きしている。主に、クラシック音楽関係、郷土関係についての項目を編集している。

今日の朝日新聞の社会面に、WIKIPEDIAに関する特集記事が出ており、中で某新聞社がWIKIPEDIAの記事をマルマル無断引用したとか、米国ではWIKIPEDIAの信頼性に問題があるため新聞社が記者にその記事への引用を禁止したりするなど、洋の東西でマスコミもいろいろな意味でWIKIPEDIAの存在を無視できなくなっているようだ(asahi.comではこの記事はみつからなかった)。

確かにウィキペディアの記事は玉石混淆で、ムラも多く、いわゆる権威ある書籍の百科事典や各種事典と比べるとまだまだだと思う。例えば、遺跡の解説記事など、自分がオリジナル(といっても様々な典拠を読んで自分の知識となったものを書いたものなので、どこからが引用でどこからがオリジナルか分からないのだが丸写しは盗作として削除される)に作成したものでも、例えば平凡社の地名事典や市町村誌などを参照してみると、そのレベルの違いに愕然とすることがある。また、編集合戦による記事の流動や、価値観や思想的に対立のある項目での編集保護、荒らしに見られるように匿名性(半分以上が未登録編集者だという)に基づくあまり良心的でない書き込みも散見される。また、官公庁や企業が自分が関係する項目に関してウォッチしており、その意向にそぐわないような解説や項目などを削除するという行為が、実際にWIKIPEDIAがどのドメインから編集されたのかを追跡するアプリケーションによっても確認されるなど、「中立的な観点」を逸脱するような事例も報告されている。

しかし、インターネット上の百科事典の利点も数多く、世界的な事項などは、日本語の記述内容では不足だったりする場合には、自分でも少しは読み書きできる英語版(さすがにもっとも充実している)をすぐに参照できたり、内部リンクにより、次から次へと連想と同じように項目をたどれたり、最新項目がすぐにフォローアップされていたりするのは便利この上ない。また、いわゆるオーセンティックな百科事典には取り上げられないサブカルチャー分野の項目が充実しているのもネットの住人の興味関心ゆえだろう。

衆愚の記念碑になるのか、人類の叡智の金字塔になるのかは分からないが、これからも見守っていきたいと思う。

なお、COCOLOGのエンコードUTF-8とWikipediaの相性が原因なのか、相当前からWIKIPEDIAの日本語の項目名をこの本文でリンク作成しようとすると、いわゆる文字化けでリンクができなくなる現象が発生し解決できなかったが、同様の悩みを持っていた人がいたようで、思い立って「WIKIPEDIA ココログ リンク 文字化け」で検索したら trendleader ウィキペディアの和文キーワードのリンク方法 という記事が見つかりおかげさまで何とか解決できた。

実例: http://ja.wikipedia.org/wiki/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

このリンクの中にhttp://ja.wikipedia.org/wiki/交響曲第5番 (ベートーヴェン) があり、その中にNASAの木星及び深宇宙探査機ヴォイジャーが宇宙人へのメッセージとして搭載していったゴールデンレコード(Golden Record)の記事があったが、内部リンクがWikipedia内の該当記事とリンクされていなかったのを編集してみた。以前からどんな録音が積まれていったのか興味があり、FCLAで話題になったこともあったが当時は参加者のほとんどが分からずじまいだった。しかしいまやWIKIPEDIAでも、そこからつながるNASAのサイトでも容易に調べることができるようになっている。これは有用な知識の蓄積の例だろう。

追記:2007/9/9

9/8(土)朝日新聞朝刊の一面の左側、特集記事などが載るところに、上で書いた官庁によるWikipediaの記事の書き換えについて書かれていた。朝日新聞お得意の官庁批判が主で、企業によるものは特に触れられていなかったようだ。一応独自に取材したようで、厚生労働省、社会保険庁による某代議士批判を、社会保険庁の年金隠し、横領問題と絡めて批判していた。

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2007年8月 4日 (土)

エッシェンバッハの『インヴェンションとシンフォニア』(カセットテープ)

Eschenbac_inventionsinfonia J.S.バッハ

15曲のインヴェンションと15曲のシンフォニア 全曲

クリストフ・エッシェンバッハ(ピアノ)

〔1974年6月-9月、ラス・パルマス (スペイン領カナリア諸島?)〕

プロデューサー:フランツ=クリスティアンヴルフ
ディレクター、レコーディングエンジニア:カール=アウグスト・ネーグラー
ドイツ・グラモフォン Educational (ピアノ・レッスン・シリーズ) CEV-1010


梅雨も明けて暑くなると、長かった学生時代の夏休みに、実家でおぼつかない手つきでバッハのインヴェンションを少しずつかじって楽しんだ頃のことを思い出す。お手本にするほどピアノのメカニック的な技術があったわけではないが、参考にと先日のグールドのと並んでこのエッシェンバッハのものもよく聞いた。

現在は、パリ管やフィラデルフィア管などとのロマンチックな(主観的な要素の強い)音楽作りで指揮者としての著名度の方が圧倒的に強いエッシェンバッハ(ちょうどバレンボイム、アシュケナージと同じ音楽航路のようだ)だが、ドイツの戦災孤児として幼児を送りながら、その後の戦後のドイツのピアノ界を背負う皇太子的な位置につくほどピアニストとしての活躍は目覚しかった(小澤ボストンとの共演による『皇帝』は『皇太子』と評されたこともあった)。彼のモーツァルトのピアノ曲集はとても好意をもって迎えられ、ドイツ系の音楽への期待は高かった。

そのエッシェンバッハの全盛期に、どのような意図で企画されたのか、いわゆるドイツ系のピアノ教則本の曲集を彼に実際にお手本用に録音させて発売するという企画があったようで、このバッハの曲集を含め、ツェルニーの30番、40番や、ソナチネアルバム、ソナタアルバムなどに含まれた相当の枚数のLPが発売されたものだった。ただ、これらは、「教則用」という範疇にとらわれたためか、一般的な音楽評論の対象にならなかったように記憶している。このカセットは、先のグールドのカセットの音が非常に独特すぎるので、ピアノ演奏でもっと素直なものはないかと探してもとめたものだった。

Music_bach_inventions

 左の楽譜は、日本の地方の楽器店やピアノ教室でも容易に入手できる、全音楽譜出版社版の『インヴェンション』の楽譜。

エッシェンバッハの演奏は、もちろんこの楽譜に書き入れられたツェルニー、ブゾーニらの後世の校訂者による様々なピアノ演奏的な表情記号(p,f, cersc., dim., スラー、スタカート、フレージングなど)通りではなく、彼独自のアーティキュレーションによってはいるが、非常にストレートなピアノ演奏を聞くことができる。

グールドの軽快な指捌きによる歌うようなノン・レガート(矛盾した形容だが)のようなパッセージによる魅力はあまりなく、少々ゴツゴツした肌触りのフレージングではあるが、それもバッハの音楽は吸収している。

エッシェンバッハは、ケンプなどのドイツ派のピアニストにあたるわけで、グールドはもちろん、グルダとも違い、その後ピアノによるバッハの道を突き進めていったわけではないが、いわゆる当時の標準的なドイツのピアニストが、ピアノでバッハをどのように弾いたのかという点でもなかなか貴重な録音になっているように思う。

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2007年8月 3日 (金)

自動車のヘッドライトは通常上向きか下向きか?

しばらく前のYAHOOニュース(すでにニュースは消えているのでそれを紹介されているBLOGはこれ)を読んだときに、私自身は、仙台の自動車教習所で教育を受けて以来ずーっとロービーム(下向き)が規則だと信じ込んでいたので、非常に違和感を覚えた。道路交通法では、夜間走行ではハイビーム(上向き)が規則なのだという。

実際に法律とその施行令である政令にあたってみた。

 第十節 灯火及び合図

第五十二条  車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。
 車両等が、夜間(前項後段の場合を含む。)、他の車両等と行き違う場合又は他の車両等の直後を進行する場合において、他の車両等の交通を妨げるおそれがあるときは、車両等の運転者は、政令で定めるところにより、灯火を消し、灯火の光度を減ずる等灯火を操作しなければならない。
   (罰則 第一項については第百二十条第一項第五号、同条第二項 第二項については第百二十条第一項第八号、同条第二項)
第十八条  車両等は、法第五十二条第一項 前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く。)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める燈火をつけなければならない。
 自動車 車両の保安基準に関する規定により設けられる前照燈、車幅燈、尾燈(尾燈が故障している場合においては、これと同等以上の光度を有する赤色の燈火とする。以下この項において同じ。)、番号燈及び室内照明燈(法第二十七条 の乗合自動車に限る。)
 原動機付自転車 車両の保安基準に関する規定により設けられる前照燈及び尾燈
 トロリーバス 軌道法 (大正十年法律第七十六号)第三十一条 において準用する同法第十四条 の規定に基づく命令の規定(以下「トロリーバスの保安基準に関する規定」という。)により設けられる前照燈、尾燈及び室内照明燈
 路面電車 軌道法第十四条 の規定に基づく命令の規定に定める白色燈及び赤色燈
 軽車両 公安委員会が定める燈火
 自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車を除く。)は、法第五十二条第一項 前段の規定により、夜間、道路(歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示燈又は尾燈をつけなければならない。ただし、車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する駐車灯をつけて停車し、若しくは駐車しているとき、又は高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において後方五十メートルの距離から当該自動車が明りように見える程度に照明が行われている場所に停車し、若しくは駐車しているとき、若しくは高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において第二十七条の六第一号に定める夜間用停止表示器材若しくは車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する警告反射板を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて停車し、若しくは駐車しているときは、この限りでない。
 車両等は、次の各号に掲げる場合においては、第一項の規定にかかわらず、それぞれ当該各号に掲げる燈火をつけることを要しない。
 他の車両を牽引する場合 尾燈及び番号燈
 他の車両に牽引される場合 前照燈

第十九条  法第五十二条第一項 後段の政令で定める場合は、トンネルの中、濃霧がかかつている場所その他の場所で、視界が高速自動車国道及び自動車専用道路においては二百メートル、その他の道路においては五十メートル以下であるような暗い場所を通行する場合及び当該場所に停車し、又は駐車している場合とする。

第二十条  法第五十二条第二項 の規定による燈火の操作は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める方法によつて行うものとする。
 車両の保安基準に関する規定に定める走行用前照灯で光度が一万カンデラを超えるものをつけ、車両の保安基準に関する規定に定めるすれ違い用前照灯又は前部霧灯を備える自動車 すれ違い用前照灯又は前部霧灯のいずれかをつけて走行用前照灯を消すこと。
 光度が一万カンデラを超える前照燈をつけている自動車(前号に掲げる自動車を除く。) 前照燈の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。
 光度が一万カンデラを超える前照燈をつけている原動機付自転車 前照燈の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。
 トロリーバス 前照燈の光度を減じ、又はその照射方向を下向きとすること。

YAHOO知恵袋でもこれに関する質疑を読むことができた。

どうも茨城県警が、ドライバーにアンケートをとったところ8割を越えるドライバーが、ロービームが規則にあっていると考えていたというのが発端らしい。

ただ、現実に対向車や「前方を走行する車」(これについては政令にはすれ違いしか言及がなよいようだ?)がいないような道を走ることなどめったにないし、もちろん山道を深夜に走るのような場合には当然ハイビームで走るようにしているが、現在の都市部ではロービームにするというのが、ローカルルールでもなんでもなく相互の安全のためには必須なのではあるまいか?どこかに書いてあったが、ハイビーム推奨よりも、スピードダウンを徹底させることの方が対歩行者、自転車事故抑止効果が高いだろうと思う。

これもなんだか本末転倒めいた話題のようだ。

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2007年7月19日 (木)

音楽データ ダウンロードサイト

e-onkyo music というサイトを発見した。

クラシックのCD一枚が1500円程度と結構高いし、i-Podには転送できないらしいが、CD-Rには複数回書き込みができるようだ。リストも結構魅力的なラインアップではある。

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2007年7月 3日 (火)

新海誠 アニメーション『ほしのこえ』

6/30土曜日の夜BS2のアニメ劇場という番組で、『茄子 アンダルシアの夏』というジブリ作品ともう一作の後に、以前から名前だけは知っていた新海誠の『ほしのこえ』を見ることができた。

美しい映像と胸キュンものの青春設定もさることながら、光速を越える移動方法であるワープ航法と携帯電話のメールを題材にしての光の速度でも8年間かかる遠距離(シリウスの惑星)からのメッセージが非常に印象的だった。16歳のときに出したメッセージが8年後の24歳の相手に届くということ。宇宙の広大さとを直感させられた。(ただ、光速移動に近づくほど時間の進み方が遅くなるというアインシュタインの相対性理論によれば、光速以上で移動したヒロインと地球に残されたヒーローの時間の進み方は当然違うはずなのだが、その辺はどうなるのだろうか?という疑問は残った。)

子どもたちは、メカのデザインがガンダムそっくりだと驚いていたが、メカニックデザイン担当は、ガンダムシリーズのそれを実際に手がけた人だったので、まさにそのものだったようだ。

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2007年6月29日 (金)

ようやくアナログ映像をディジタル化

子どもの誕生日に、誕生したときの映像が見たいというので、古い8ミリビデオを引っ張り出してきてテレビにつなげたところ、何とか映ってくれた。ただ、もう10年以上前の機種であり、一度修理にも出しているほどで、今後新しい8ミリビデオデッキ(ソニーで通販のみで売っているらしい)を買わないと見られなくなる恐れがある。そこで、今更ながら、テレビチューナー付きの映像キャプチャーのハードを購入して、映像のPCへの取り込みを開始した。

相当以前からの念願だったが、キャプチャが以前は高く二の足を踏んでいたが、現在はハードは約1万円程度になっており、ようやく決心がついたという次第。

もちろん倍速での取り込みはできないので、一本2時間収録されている8ミリビデオの映像を延々と流しながらの取り込みになるが、HDDに取り込むと少し安心感がある。編集してDVDへの書き出しはこれからだが、とりあえず10数本ある8ミリテープを取り込んで外付けHDDに移しておこうとおもう。

なお、アナログ放送ではあるが、チューナーをテレビケーブルでソケットにつないで見ることが可能で、先日購入したワンセグに比べると断然画質がよい。ソフトウェアチューナーの動作が遅いのだが、仕方がない。(キャプチャ機能単独の製品もあったが、値段で4000円も違わないので、チューナー付きを選んだのは正解だった。2011年までしか使えないが元はとれそうだ。)

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2007年5月21日 (月)

非純正 プリンタ 詰め替えインク

もっとも廉価版の多機能プリンタを使いながら、さらにそのランニングコストを下げるべく、カートリッジへの詰め替えインクを購入して試してみたのは、この正月の年賀状からだった。hpのプリンタは、ヘッド付きインクカートリッジ方式なので、ヘッド部が故障しても取り替えれば済むのは優れているのだが、カートリッジが高価で結構ランニングコストが高いのが珠に瑕だった。

インクの補充は、最初は、少々面倒に感じるが、慣れると結構手際よくインクの補充ができるようになる。そして、印刷の色バランスなども2回目の詰め替え程度までは、オリジナルからあまり遜色ない発色で印刷できるようだし、プリンタ本体にもあまり悪い影響は今のところ見られない。

ただし、説明書の通り、3回以上詰め替えをすると、インクの色バランスが崩れてきてしまい、正常な色での印刷が段々とできなくなってしまうようだ。

最近は、周辺機器などもネットでPDFのマニュアルを参照するような方式が増えているので、つい紙に打ち出してゆっくり読みたい場合には、結構の枚数を印刷することになる。そのような場合には、色バランスが崩れてもかまわないので、もう使用限度が切れたカートリッジでも何とか使えるようだ。

メーカーでは回収したカートリッジをどのように再生させているのか知らないが、非純正詰め替えインクは、メーカー経営にとっては面白くない存在だろうが、ランニングコスト削減面、環境面ではそれなりに優れた製品だと思う。

日本メーカーなどでは、詰め替えメーカーとの間で訴訟も起きたようだが、メーカー側もシャンプーや食器洗い洗剤同様、詰め替え方式をもっと採用すべきではなかろうか。

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2007年5月16日 (水)

無線LAN ネットワークアドレス取得に時間がかかる

先日購入した無線LANルーターは、Wiiのアクセスポイントとして静かに活躍中ではあるが、無線LANモジュール内蔵のノートPCから接続しようとすると、接続・認証はすぐに問題なく完了するのだが、その後のネットワークアドレスの取得に時間がかかったり、長い時間をかけた後取得できずに終わることが時々ある。

対処法を読み、一度Yahoo ADSLモデムと無線アクセスポイントの電源を落として、30分程度してから再度電源を投入してやった後には、回復することが多いのだが、それでも少々使い勝手が悪い。一度は、このノートにあらかじめインストールされているインテルとXPの無線接続手順との競合かと思い、いろいろいじったら、せっかくのAOSS設定がクリアされてしまい、再度つなぎなおしたということもあった。

まだまだ厄介な部分が多い無線通信だ。

関連記事 Wiiを無線LANにつなげる

P.S. なお本日は休日出勤の代休を取得しており、大手を振って?音楽を聴いたり、パソコンをいじったり、このBLOGを更新したりしている。

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2007年5月 9日 (水)

パソコン用USB接続ワンセグチューナー

地上デジタル放送を受信したいところだが、賃貸集合住宅住まいで、UHFアンテナの向きがどうなのかは分からないので、今のところ地デジ対応のテレビは導入せず、古いまともに音が出ない(ビデオレコーダーをアンプにつないで音を出している)テレビを使っているが、帰宅時に家電量販店に立ち寄ったところ、ワンセグ放送がパソコンで簡単に受信できるというUSBチューナーが結構廉価で売っていたのを見つけた。

店内を見渡すと、ワンセグ受信機能のある携帯辞書などが展示されており、実際に受信してみたところ、結構きれいに映るので、これならUSBチューナーの方も使いものになりそうだと予想し、ものはためしにと買ってみた。その店で一番売れているという I・O DATA社の SEG CLIP GV-1SG/USB という型番の製品だ。

早速帰宅して、付属のCD-ROMからソフトをインストールして、非常に小さいチューナーをつないでみたところ、意外に簡単に画像と音声が出てきてくれた。一応UHF帯域を使った電波ということで、こんなに小さいアンテナでよく映るものだとは思う。ただ、現在普通に見られる放送局のうち、フジとTBSの2局が現在いる部屋では受信ができない。

それでも他の局では、データ放送も見られる。また予約も可能ということだ(まだ試していないが)。現在も右端に小さい画面を表示してニュース解説を見ながら書いているが、なかなか面白い。チャンネンル権というより家の狭さのせいで夜のテレビ放送はなかなか見られなかったが、これによってたとえばTV東京のWBSなどのビジネス系のニュースも見られるようになった。

現在、このワンセグ放送は実際は携帯電話に搭載されたチューナーで見るのが普通ということだが、テレビパソコンではない私のようなノートユーザーにとってはなかなか便利なものだと思った。

ただし、オリジナルの小さい画面と200%程度なら画質の粗さは気にならないが、全画面にすると画像が粗すぎて少々つらいものがある。やはり地デジとは違う。

P.S. 2007/05/09 追記

USBの延長コード(オス、メス組みのもの)2mのものを購入して、チューナーを窓際のカーテンの高い部分にクリップで留めてみたところ、昨日は受信できなかったTBSとフジテレビも問題なく受信ができた。鉄筋コンクリートながら東北側の東京タワーをはるかに望む(実際には見えないが)方向に窓があるのも功を奏したのかも知れない。価格.comなどのレビューを改めて読んで、この方法にトライしたのだが、モバイルではなく、据え置きのPCでワンセグを楽しむのなら、外部アンテナに接続できるものや延長アンテナが付けられるものの方が無難なようだ。これは、これでデータ通信も(DNSエラーを除いては)受信ができるのが現行の他の製品よりもいいところだろう。

P.S. 2007/05/10

まったくの偶然だが、ちょうど 日経BPのデジタルARENAにこんな記事が特集されていた。 普通のパソコンがテレビパソコンに大変身! 1万円で始めるワンセグ生活 価格.COMのユーザーレビューに比べると舌鋒は鋭くないが、さすがにプロライター、要領よくまとめている。

P.S. 2007/05/11

予約録画機能は一応使える。PCをスタンバイ状態にしておいて、深夜の「のだめカンタービレ」のアニメを録画してみたところ、今朝確認したら録画できていた。ただし、録画後のスタンバイ状態への移行がうまくいかなかったようで、PCの電源スイッチを押したところ、「正常なログオフが行われなかった」というようなメッセージが出て、何とか立ち上がった。少々このPCスタンバイとの相性がよくないのだろうか?

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2007年5月 7日 (月)

5/3-5/6 クルマで帰省

昨年11月末登録のクルマに乗って、この4連休を実家に帰省してきた。この年末年始に帰省しなかったので、昨年の9月以来の父母たちとの再会だった。

カーナビで実家を目的地にセットすると、実家が高速道路のインターに比較的近いこともあり実家最寄の高速を使用するように候補がリストアップされてしまったのだが、一度東名高速の出口から環状8号などを通っての東京縦断は八王子へ出るよりもひどい渋滞を経験したことがあったため、往きは16号経由相模湖IC経由の中央道を選択してみた。ところが、相原付近で相模湖方面の細い一般道がまったく動かなくなり、仕方なく八王子ICに目的を変更、そんなこともあり八王子ICまで出るのに3時間もかかった。改めて神奈川北部の道路事情の悪さを思い知った。その後、中央道も甲府付近で軽い自然渋滞があったため、出発が午前8時で実家着が16時ごろと約8時間もかかってしまった。これならナビの推薦通り、関越道・上信越道経由の方がよかったかもしれないと感じた。

それにしても、カーナビを自分用にカスタマイズするのは結構難しい。また学習機能もあるようなことが書かれているが、それもあまり働かないようだ。自分の地元の道などは、国道などの幹線道路優先でルートが選ばれてしまい、いわゆる地元民の使うそれよりも便利で道路状況もよい抜け道情報がそれほど収録されていないのではないかと思われる。長野県内では、農林水産省により整備されたいわゆる「農業用の道路」(農免道路、広域農道)が主要国道のバイパスとして使われることが多いのだが、それらをナビが選択してくれないのだ。逆にそのような道路を使おうとすると事前の設定が非常に煩雑になる。

5/4は朝から北信州の妻の実家を訪問した後、以前から子どもたちと話題にしていた信濃町の野尻湖畔にあるナウマンゾウ博物館を訪ねた。P50400223 父が2001年に千曲川の河原で発見して、この博物館の学芸員の人に連絡して鑑定してもらったナウマンゾウの歯の化石が今はどうなっているか、同行した妻が受付の人に尋ねてみたところ、すぐに学芸員の方が標本を持ってきてくれて、「普段は3階展示室に、野尻湖以外の長野県内で発見された貴重なナウマンゾウの化石として展示させてもらっているのですが、現在は9月まで隕石などの特別展示のために3階展示室が使われているため倉庫に保管中です。しかし大変貴重なものなので大事に保管させてもらっており、また9月の通常展示には再展示します。」とのことで、発見日時や場所、発見者氏名などがきちんとラベルに書かれていたのが確認できた。これを携帯写真で子どもたちと記念撮影し、帰宅後父に見せたところ大層喜んでくれた。 帰路は、叔母の家に立ち寄り、妻の実家で夕食をご馳走になり、仲人さんの家にお土産を届け、菅平の山越えで実家に戻った。

5/5の子どもの日は、最初松本城と開智学校を見に行く予定で千曲ビューライン(例の広域農道の一つ)を走っていると、鹿教湯温泉方面の山に大量の煙が見えた。どうやら山火事が発生しているらしく、近づくにつれて消防車のサイレンが聞こえてきた。P505000103 ちょうど松本に通じる三才山トンネルへの道路がその火事現場のすぐ側を通っているので、やむを得ず恐る恐る近づいて行ってみたところ、消防車や野次馬が大勢集まっており、木陰から赤い炎の色が見えた。(原因は竹やぶの清掃後の焚き火が周囲に燃え広がったものらしい。翌日はまとまった雨で鎮火したことだろう。)


この山火事が理由ではないのだが、途中で気が変わり、三才山トンネル手前から引き返し、どうしようかと迷った後、いっそのこと「地元の旧跡めぐり」をしようと旧浅科村(現佐久市)の八幡(やはた)宿にある八幡神社と重要文化財の高良社(こうらしゃ)を見物することにした。妻の祖母がここの脇本陣の家系の出だということで、姻戚関係的には我が家にもそれなりに縁のある神社にはなる。例の「風林火山」の武田信玄も寄進したことのある由緒ある神社らしい。高良社(こうらしゃ)とは高麗社のなまりではないかとされ、このあたり一体が、平安時代以来名馬の産地として知られている(いわゆる官営の牧)場所で、その放牧技術を伝えた帰化人の本拠であったか、その人々の信仰の地であったかという想像が膨らむ(但し、全国各地にある高良社の由来、祭神とされる武内宿禰、八幡神社には結構複雑な関係があるらしい)。江戸時代にも小諸藩主からの寄進があり、特に八幡社は武神としての崇拝を受けたらしく、この社殿の周囲の木彫り彫刻類もおびただしく見事なものだった(重文の高良社よりも豪華な彫刻が施されている)。P505000134 ただ、連休中とは言え、バイパスも開通して交通量が少ないこともあり、訪れる人も我が家以外には、中山道ハイクらしい一組の老夫婦のほかには誰もおらず、物寂しい風景だった。



次に向かったのは、明治の洋式学校としては松本の開智学校と古さでは一ニを争い、これも重文指定されている「中込学校」。私はすでに何度も来たことがあるのだが、妻や子ども達は初めてで、明治の教場の様子や石板、石墨、足踏みオルガンなど実際に触れて使えるものも展示されており、相当面白かったようだ。 P505000146



その後、近隣にありながらこれまで通りすぎるばかりだった「浅間縄文ミュージアム」をようやく訪れることができた。(先日訪れた国立科学博物館の日本館の展示に、このミュージアムからの展示物として縄文太鼓?があったのも子ども達の気を引いた。)

ホームページから想像していたよりは、こじんまりした展示スペースだったが、やはり重要文化財に指定されている御代田町内の浅間山麓の川原田遺跡出土の「焼町」土器の見事な文様の示すオリジナルのほとんど損傷のない多くの見事な土器や、特別展の「仮面の縄文」で懐かしい川上村大深山遺跡出土の「ウルトラマン」と呼ばれる香炉のオリジナルが貸し出し展示されており、また最後には子どもの喜びそうな体験コーナーもあり結構充実した考古博物館だった。 P5050014

P5050026

なお、人面香炉型土器でgoogle イメージ検索をしたところ、井戸尻遺跡の同様の土器の写真を発見した。焼町土器にしても塩尻市の焼町で発見された土器の様式がそのように名づけられたのだというが、八ヶ岳を隔てた浅間山麓の御代田町であのような傑作群が作られ、人面香炉型土器にしても、富士見の井戸尻から川上の大深山まで直線距離的には数10キロだが、やはり影響関係があったものと考えられる。旧石器から縄文の石器で特徴的な黒曜石の産地は限られており、有名な和田峠産のものが東日本各地から出土していることからも、縄文人たちは旅というよりも冒険旅行の苦難もいとわずに、各地の集落が交流をしていたのだろう。今回の御代田の川原田遺跡の土器類があまりにも完全な形で出土したのは、奇跡的なことだが、逆な想像をすれば、そこに住んでいた人々は何らかの天変地異(浅間山の噴火による火砕流とすれば縄文時代のポンペイのごとし)や疫病の発生などにより、その集落を捨てざるを得なかったか、滅亡したのか、どちらかなのではないだろうか?そう考えると、立派な遺物は彼らの墓碑でもあるようにも思われる。

5/6は、往きの道路の戻りだと時間がかかりすぎるだろうということと、早めに高速道路で距離を稼いで、渋滞予想時間の前にその場所を通過し、とにかく都内に入ればどんなに渋滞していてもファミレスなど立ち寄れる場所は多くあるし、都内での迂回路検索こそカーナビの出番だということで、上信越道・関越道経由で戻ることにして、朝9時ごろ出発したところ、練馬には11時半ごろ、自宅には環状7号と246号経由でほぼ1時前には到着できてしまい、往きの苦労は徒労だったことがよく分かった。都内の道路の渋滞も場所と時間をずらせば、八王子までの16号の渋滞よりもどうもましなようなので、今後はもっと都内の道路を研究してみたいと思う。 総走行距離は、800kmほど走りまくったこの4日間だった。

P.S. なお、同伴したCDは、ブロムシュテットとSKDのベートーヴェン交響曲全集(このうち、1,3,5,6番をきくことができた)、小澤/BSOの「ピーターとオオカミ」など。かつてCDチェンジャーにベートーヴェンの交響曲全集をセットして長距離クルージングをするというような広告が記憶に残っているが、現代の圧縮・記録技術では、チェンジャーを積まずとも、それがいとも容易にできるようになってしまった!それこそHDDの容量次第では、あのモーツァルト全集を入れることさえ可能ではないか!

1300ccでCVTのVITZだが、ようやくエンジンの回転もスムーズになり、高速道路での合流での加速や追い越しなどでもほとんどストレスなく運転できた。ただ、菅平の須坂市側のような急カーブ、急傾斜の連続するハードな山道の登りでは、トルク不足は否めない。大排気量のクルマが走行車線で悠々と規制速度オーバーで上っていくのに比べて、大人子ども四人と荷物を少々積んでいる我が家のクルマは、ギヤセレクトをS(スポーツモード)にしても登坂車線を制限速度でようやく上れるほど。高速道路の長い登りなどでは別に問題ないのだから不満はないのだが。

以前のCIVIC FERIO 1500に比べると、衝突安全性が格段に向上していることに見られるようにやはりボディ剛性が高いためか、カーブでの安定感やタイヤの踏ん張り感はずっとこちらが優れているので、下りの急坂のカーブでも不安定感がないのもうれしかった。

ただ、いくつかこのクルマのレビューで書かれている感想だが、出足の鈍さだけが(省エネ追及とのtrade off 関係なのだろうが)少し気になる。急発進しないことは安全性にもつながるかも知れないけれど。また、シートは自分の体型に合うのか、ほとんど腰などの疲れを感じず、自分の長距離運転には合っているようだ。

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2007年4月25日 (水)

Wii「スポーツ」、DS「脳を鍛える」その後

Wii は、相当役に立っている。ほぼ毎日天気予報とニュースに時間の制約なく触れることができるし、写真も1GBのSDメモリーを買ってここ2年ほどのデジカメ写真を入れておくと結構面白い。また、似顔絵(似姿)作成で家族や親戚、友人を登録しておくのも、ゲームをプレーしている最中など結構楽しめるし、マーケティング機として空恐ろしいと批判的だったアンケートも、そこまで疑心暗鬼になることはない他愛のないアンケートが多く、結構楽しめている。

ソフトは、初めてのWiiとスポーツの2本しか買っていないので、クラシックなスーパーマリオなどをクラシックコントローラーでどのように楽しめるかは分からないのだが、特にスポーツでは、ボクシングが相当のエクササイズになるように感じた。とにかく、必死に両腕を動かさないと相手を倒せないのだ。まだ、ヌンチャクというコントローラーが一つしかないので、相手はコンピュータとだが、翌日上半身が筋肉痛になるほどで、子ども達などは、ハアハア汗をかきながらやっていたほどだった。アメリカの老人ホームなどで、入居者たちが楽しんで運動をするために使われているという話もなるほどと思わせるものだった。

ゴルフは、実戦経験はないのだが、その難しさ、奥深さの一端が分かるように作られており、初心者のイメージトレーニングなどには役立つのではなかろうか?

ベースボールは、以前の記事で触れたが、ボーリングは子ども達の上達が目覚しく、実際のフォームとしてはヘンテコなのだが、スコアは200点台をマークするなど、実際結構経験のある自分がコツを飲み込めないのとは対照的で、その妙が面白い。

また、トレーニングモードなどでは、テニスの連続リターンなど本当にヘトヘトになるように作られており、これも体力年齢が測定されるようになっているので、ついがんばってしまう。

DSの方はすでに2年以上前からブームなので、多くの経験者がいると思うが、なかなか「脳トレ」は侮れない。最初は、なんと70歳台の脳だと判定されてショックだったが、最近は言葉の記憶のコツ(グループとしての記憶)を少し会得したためか、一挙に30歳台と若い脳になっている。お遊びといえばそれまでだが、大人がはまるのも実感できている。

いずれにしても、コンピュータゲームが、ここまでの進化を遂げようとは、30年近く前にスペースインベーダーに凝った世代としては、驚き桃の木山椒の木である。

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2007年4月13日 (金)

アクセス数の推移、DS と燕

2007年4月6日(金) 135181
2007年4月7日(土) 107148
2007年4月8日(日) 115148
2007年4月9日(月) 308411
2007年4月10日(火) 312455
2007年4月11日(水) 7291,045
2007年4月12日(木)

124195

4/9の夜に急増し、それの余波が10日にも続いたと思ったら、今度は「昨日アクセスが急上昇したココログ 」に4/11にも取り上げられ、この日にこれまで最大のアクセスを記録した。

そして4/12(木)には普通に戻り、今日4/13(金)はそれをさらに下回っている状況だ。たまにこのようなことがあると、また注目されるような記事を書いてみたいという気もしないではないが、あの「スウィングガールズと貫地谷しほりの記事」も、素朴な気分で書いたものだった。多くの人に読んでもらえるという僥倖がそうそうあるものではないだろう。

ただ、あの記事で、スウィングガールズが少しでも多くの人に再度注目されれば、それはそれでなんとなく愉快だ。

ところで、今回も会社帰りに電機量販店に立ち寄って、Wiiのボクシングに使うためのヌンチャクを買って帰ろうと思ったら、その在庫はなく、代わりにまたWiiが台数限定で売っており、その隣になんと任天堂DS liteも限定販売されていた。

ゲームづいているといおうか、つい買ってしまった。同時購入のソフトは、大ヒットした「脳を鍛える大人のDSトレーニング」というもの。これで大人が一気にDSに走ったといわれているもののようだ。しばらくは子どもには内緒にしておこうとは思う。子どもはバーチャルなスポーツが心と体にいい影響を与えるかどうかは心配だが、Wiiスポーツで、私は衰えつつある脳力をこれで鍛えてみようかと思う。それにしても3月4月は、大した小遣いもないのにこれまでになく散財してしまっている。これからは少々引き締めたい。

帰宅時、バス停でバスを待っていたら、目の前の電線からピーというような鳴き声が聞こえ、目を向けたら、燕が二羽(つがいだろう)とまっていた。地球の温暖化は、すでに否定しがたい影響を北極圏や南極圏や高山にもたらしているようだが、南国で過ごした燕たちは今年も数多く日本に戻ってくるだろうか?人間だけの地球ではないのは分かっていながら、この便利な生活にどっぷりつかっている自分たち。ヒトの欲望は、果てしない。

(三題話にもならず、なんだか支離滅裂だ。)

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2007年3月30日 (金)

任天堂 Wii 購入

自分が独身時代、任天堂のファミコンを購入して、スーパーマリオブラザーズやドラゴンクエスト2をやったことはあるが、その後結婚、子どもが生まれてからは、小学生になった子どもたちに、ゲーム機がほしいかというと、不思議とあまり乗り気ではなく、これまでに彼らの叔父たち(われわれ夫婦の弟たち)が持っているプレステを実家に遊びに行ったときに触る程度で、今大流行のDSなども特にほしがらずに居た。同級生たちはほとんどがゲーム機を持っており、その話題も学校で出るようだが、そのほかにほしいものがあるためか、ねだられたことがなかった。

そんなおり、会社の帰路立ち寄った電気量販店で、たまたま表題が限定入荷したので先着順という放送が流れた。Wiiについては、これまでCMなどでいわゆるコントローラー式の指先だけのピコピコゲームではなく、体の動きが重要というイメージがあり、妻も割りと好意的だったので、思い切って本体とスターターセット(リモコンもう一式と基本ゲーム)を購入してみた。(中国人らしい人たちも、ちょうど店に居合わせたのか目の色を変えて買おうとしていたのが印象的だった。)

帰宅してみせると、子ども達は予想外に喜び、やはり結構我慢していたらしいのが伺われ、子どもながら親に気を遣っているのが垣間見れ少し複雑な気分だった。

本体は比較的小さく、リモコンからの受光部も結構軽く薄く作られているが、全体的に丁寧な仕上げではある。置き場所は、金属部やテレビの近くはあまり好ましくないということで、ちょっと苦労したが、それでもセットは容易で、早速似顔絵ソフトで自分達を登録してみた(ちょうど明石家さんまがCMしているもの)。これが、ゲーム内で仮想人格となり、プレーをするという仕組みになるようだ。

ゲーム自体は入門編ではあるが、リモコン(コントローラー)の遣い方を順を追ってマスターするもので、結構面白くつい時間を過ごしてしまった。

そのほか、SDメモリのデジタル写真をスライドショーにする機能がありデジカメのMiniSDで試してみた。ネット接続すると、天気予報やニュースも見られるらしい(無線LAN機能があるようだ)。

売れ行きがよいため、恐らくディスカウントなしの定価に近い売値で購入したことになるのだろうが、悪くない買い物だった。

ただ、これから子ども達には時間割りを作って遊ばせる必要が出てきたことは確かだ。

P.S. Wiiに関する少々空恐ろしいような情報を見つけた。この記事の筆者はこのことをポジティブに考えているようではあるが、ネガティブな見方をすると非常に恐ろしい管理社会の到来をも妄想とはいえなくなる。

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2007年1月22日 (月)

カーナビゲーション

昨年末に、10数年乗ってきたホンダのシビックフェリオVTiを買い換えた。昨年には、オルタネーターの故障でエンジンが突然始動しなくなったりしたが、それでもあまり故障することなく乗ってきた。室内もまあまあ広いし、エンジンはホンダのVTECだけあってよく回ったが、足回りが少々弱めでワインディングロードの下り道では踏ん張り感がなくて少々怖い感じだった。また、5速マニュアルトランスミッションのため、渋滞の多い地域では、左足が極度に疲れてしまい、渋滞恐怖症に陥ってしまってもいたし、この時代の車は、まだエアバッグも装備されておらず、衝突安全性も現在の最新型に比べて格段に低いのも買い替えを決意した要因だった。

今度のは、トヨタのVITZ 1.3Fということで、これまでのセダン型に比べて室内は少々狭くトランクルームは格段に狭いが、関東南部のあまり道路事情がよくない地域を、生活の足として乗るには、最近のコンパクトカーでよいだろうということで、家族と相談して購入した。思ったよりも安く買えたので、HDD型のカーナビを奮発して取り付けた(これだけで車体価格の20%弱する値段なので、少々コストバランスが悪いのだが、あまり実質本位だとつまらないと思ったことも確かだ。)

ところが、このカーナビが非常に使い物になる。土地勘のある自分の田舎の道と違って、非常に複雑な都市部の道では、うっかり曲がり角を曲がり損ねると、「ここはどこ、私は誰」状態に陥り勝ちなので、これまでのクルマでは、生活範囲を走るのと、幹線を使ってのたまのドライブ程度しかクルマに乗らなかったのだが、ナビの使い方を覚えて、その指示に慣れると、これまで乗り入れる自信がなかった、街の中心部などにも平気で行けるようになりつつある。首都高速その他複雑な道路が多いこの地域ではまったくの必需品だということがわかった。

それでも、まだ複雑な分岐などでは迷うことがあるので、出発前のシミュレーションをいかに上手く行うかがこれからの課題のようだ。

また、このナビは、地図機能だけでなく、CDを挿入してリスニングしている間に、HDDにMP3形式ですばやくダウンロード(録音)してくれるので、いつの間にか巨大なジュークボックスを自分の車に備えることになるのも便利だ。ツースピーカーで音質的にはそれほどのものではないが、それでもいやみの無い音で、クラシック音楽でも、静かにクルージングしているときなどじっくり楽しむことができる。

GPSとジャイロセンサーを併用したクルマの位置合わせの精度も非常に高度で、最新型のナビの凄さを楽しめている今日この頃だ。

なお、DVDやアナログテレビ放送も見ることができるのだが、純正品のディーラーオプションのため、運転中は映像は見られないという正規設定になっている。現在、カーショップで取り付ける場合には、この映像停止機能を当たり前のように外しているらしいが、運転の集中の上から危険なので、是非やめてもらいたいものだと思う。テレビくらい運転しながらでなく、クルマを停めて、または家でゆっくり見たいものではないか。

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2006年10月 9日 (月)

横須賀で戦艦三笠を見学し鮪を食す

10/6(金)の低気圧は、台風以外の低気圧としては思いもよらぬ爪あとを東日本に残した。山では紅葉の時期に猛吹雪で遭難が多発し、海では大規模な海難事故も起きた。台風並みの低気圧だったにも関わらず、報道も一般人の受け止め方も、低気圧ならたいしたことがないという気分が多かったのかもしれないと思う。

さて、土曜日からは少し風が強かったが、晴天特異日の体育の日の近くらしく、抜けるような青空に恵まれた。子ども達は二学期制の前期が先週金曜日で終り、1週間もの秋休みに入った。授業時間を確保するための二学期制と聞いているのだが、なぜこの時期に1週間も休ませるのか意味が分からないのだが。

10月8日の日曜日は、学校で戦争のことを学び始めた子ども達も興味があるというので、司馬遼太郎『坂の上の雲』と『街道をゆく 三浦半島記』を読んで以来私が是非訪れたいと思っていた横須賀の三笠公園、戦艦三笠を見に行こうかと誘ったところ、家族で見に行くことになった。横浜駅から京急の快速特急に乗ると30分もかからずに横須賀中央駅に着く。そこで降りて、市街案内図に従って、大通りを歩く。途中、外人の家族連れが多い。国道16号に突き当たったところで右折し、その後10mほどで左折すると三笠公園のアーチをくぐる。そのまま進むと、そこは米軍の海軍基地で、外国人家族の多くは基地の米国人関係者だったようだ。ゲートを進む車には "Y"のナンバーが多い。そこを右に折れ歩道を行くと、前方にマストが見えてくる。

Pa080089 しばらく進むと大きな銅像が目に入る。東郷平八郎司令長官の銅像だ。そして、その後ろに戦艦 三笠が地面に固定されて保存されている。大人500円の入艦券を購入して、デッキにあがる。デッキから上に行ってもいいのだが、船室に下りて、多くの展示資料を見る。日本の開国から日露戦争にいたる世界情勢、この三笠が旗艦として戦った日本海海戦の詳細な解説、東郷元帥の衣服や、秋山真之参謀などの紹介日露戦争の講和条約であるポーツマス条約の写し(小村寿太郎のサイン入り)などの資料が見られた。また、艦前方の講堂では、日本海海戦を扱った『海ゆかば』のダイジェスト版で、この戦艦の戦いの模様を映していた。(映画中、海軍軍楽隊がドヴォルザークの交響曲第9番『新世界から』の第2楽章を演奏する場面があった。1905年の日本海海戦の時期にドヴォルザーク?と思ったが、帰って調べると1893年世界初演の曲なので、史実かどうかは知らないが三笠艦上で演奏されることは時代考証上は間違っていなかった。)艦後部には、司令官室や慰霊室などが残されていた。

Pa080111デッキに上がると、秋の晴天がまぶしく、後部ブリッジ、東郷司令長官等が指揮を取った前部ブリッジ(司馬遼太郎氏が訪れた際には整備があまり進んでいなかったのか、下が見えるようで高所恐怖症のものにはそこに立つだけで恐ろしいと書かれていたが)にも上ってみた。

全体的に、いわゆる軍国主義を鼓吹するような展示内容ではなく、至極客観的な歴史的事実を伝えてくれる展示内容になっていた。『ドクトルマンボウ航海記』だったと思うが、フィンランドには東郷ビールというものがあり、ロシアの圧迫を絶えず受け続けたかの国では、ロシアを破った東郷元帥は国民的に知られる英雄だったということが書かれていたように記憶している。帝政末期で、バルチック艦隊自体の地球を半周する大遠洋航海とその士気の低さにも大きな要因があるというが、大ロシア帝国を新興国日本が破ったことは世界史的なニュースであり、米国のニミッツ元帥が敵国日本のこの戦艦三笠の保存に協力した背景には、彼が東郷とその戦法を尊敬していたことも背景にあるのだという。黒船による開国からたった50年後に世界帝国ロシアと戦い、この日本海海戦の勝利もあり、かろうじて講和を結べたことは世界史的に見れば奇跡的なことだった。またそれが、その後の日本の針路に大きな影響を与え過ぎたということも言えるのだが。

旧日本海軍の横須賀基地(鎮守府)、そして今は在日米海軍司令部のある横須賀海軍施設の町であり、その海に向かって、三笠が鎮座しているという図は、なかなか興味深いものがある。

Pa080113 Pa080114 時間があれば、三崎まで出て本場の三崎の鮪を食べようと思っていたのだが、三崎にも本店があるという横須賀の店で、鮪寿司を食べた。少々値が張ったが大トロ寿司とジャンボ寿司を注文して、時間が時間だったので、お八つ代わりに食べた。

帰りにその店の小売部で鮪の柵とネギトロを買い、夕食は鮪丼にした。海尽くしの一日だった。

p.s. 2006/10/26 東郷ビール 後日談。うろ覚えで「フィンランドの東郷ビール」のことを書いたのだが、このように綿密に調査したウェブページがあった。これによるとアドミラル(提督)ビールのラベルの一つに東郷司令長官の肖像が使われていたというのが本当のところらしい。また、『ドクトルマンボウ航海記』にそのようなことが出ていたかどうかも未確認。

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2006年8月29日 (火)

エアロソアラという室内無線操縦飛行機

妻の弟が結婚するので、その披露宴に我が家の息子たちに花束贈呈をお願いされた。そのお礼に好きなものをプレゼントしたいということで、子どもたちに選ばせるために近所のトイザラスに行ってみた。

トイザラスは、相変わらず山のようなおもちゃの数々だ。「あまりにも多すぎると欲しいものがわからなくなる症候群」になりそうなほどだ。

長男は初めは図鑑類を希望していたのだが、久しぶりのメガトイストアで、大好きな京浜東北線のプラレールのセットを見つけ、どうしてもこれが欲しいと選んだが、次男は初め「ゼロ戦」のプラモ、潜水艦のラジコンなどと希望を行っていたが、プラモは難しいものはまだ自作が無理だし、潜水艦は遊び場がないので、選べるものがなくて結構困ってしまった。そこで目についたのが、エアロソアラという以前ネットの情報で見たことのある世界的にも画期的だとされる室内飛行機の山積みだ。それに相当廉価で売っている。(税抜きで1999円)。

室外のラジコン飛行機も軽量化、安全化が図られたモデルが結構売られていたが、まだまだ操作は難しいだろうと、これはどうかと聞いてみたところ、しぶしぶ承知した。安いのと壊れやすいようなので2機購入した。

ブログを検索すると結構記事になっている。

家で早速開封してみると、機体はも翼も軽い発泡スチロールで、3グラム強しかないらしい。やはり相当壊れやすい。恐る恐るコントローラーに電池を入れて充電をしてみる。充電が終わり、マニュアルに従って、スイッチを入れると本当に小さいモーターでプロペラが扇風機のように回り、尾翼の方向舵も右左に動く。

プロペラを回しながらマニュアル通りに滑空させてみるが、なかなかうまく飛んでくれない。ときどきうまく滑空しても、部屋が狭いので、壁にすぐぶつかってしまう。子ども用のおもちゃとしてはちょっと選択ミスだったかもしれない。軽すぎるので室外ではよほど無風状態でなければ飛ばすことは不可能だ。

ただ、これを少し広い会社のオフィスや、学校の教室、体育館のようなところで飛ばすことができれば楽しいだろうと思う。

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◆2006/08/30追記:

8/27,8/28は快調に動いていたのだが、8/29には充電ランプは点くのだが、充電完了の音は鳴らず、40秒後に外してコントローラーを操作しても、プロペラも方向舵もピクリとも動かなくなってしまった。

過充電のためか、それとも乾電池の容量の問題だろうか?乾電池はテスターで測ってみるとまだ十分使用可能の状態のはずだが、新品の乾電池でも20回ほどの充電しかできないようなので、もしかしたら古い電池のせいかも知れない。

ただ、買って数日で電気系のトラブルで動かなくなるのは、おもちゃとしてはちょっとついらい。

◆2006/08/31追記:

>新品の乾電池でも20回ほどの充電しかできないようなので、もしかしたら古い電池のせいかも知れない。

充電池をフル充電してから、エアロソアラセットし、ピーという充電完了の音も鳴ったのだが、ピクリとも動かなかった。ウーンこれは困った。コントローラ側の障害だろうか?予備に買っておいた機体を出してみるしかないか?

◆2006/09/27追記:

2機目は未開封。1機目を相当長く放置しておいたので、過充電はないと思い再度充電してみたが、ピクリともせず。そこで、エアロソアラ 不良品 などで検索してみたところ、不具合原因の特定記事があった。

手元には半田コテも無いし、あったとしてもこんなに細かい作業は無理だろうから、諦めるしかないか。

これが原因のすべてではないだろうが、初期不良もアマゾンなどで報告されている。せっかくの素晴らしい玩具なのだから、品質の向上を望みたいものだ。

◆2006/10/16追記:

上記不具合原因の特定記事を参考に、10/14(土)に恐る恐る紙テープをはがして内部の回路をむき出しにしてみた。銀色のケースのコンデンサ(キャパシタ)が先頭部にあり、その端子に銅線が半田付けされているのだが、よく見ると一本の銅線が端子から外れていた。我が家のエアロソアラの不具合もやはりここが原因だったようだ。半田ごても半田もないのでピンセットで銅線を端子に接触させるように調整して、充電をしてみたところ勢いよくプロペラが回り、方向舵も動いた。ただ充電時にはキャパシタが周囲の発泡スチロールに押されて動くので、端子から外れてしまうことが多く、やはりきちんと半田付けすることが必要なようだ。この充電時か、飛行して床や壁にぶつかったときに力が加わって外れたものだと思う。片方の半田付けはほぼ完璧なのだが、もう一本が取れやすいということはやはり手作業によるばらつきと出荷検査が甘いのだろうと思う。とにかく、原因は特定できたので、半田ゴテと半田を入手して修理してみたい。なお、おもちゃメーカーにもクレームを入れておこう。

以下がご意見・ご感想

https://my.tomy.co.jp/confidential/takaratomy_goiken/

タカラトミー製品について一言
内容: 貴社のエアロソアラを購入したものです。画期的な製品だと思います。 ただ、初期不良ではなかったのですが、しばらく遊んでいるうちに動作しなくなりました。試行錯誤の結果、原因が特定できました。コンデンサ(キャパシタ)端子への銅線の半田付けの不具合だったようです。経緯は下記BLOGにアップしました。今後の商品開発、品質管理に役立てて欲しいと思います。 http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2006/08/post_5180.html

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2006年7月27日 (木)

WIKIPEDIAを読むだけでなく

今朝の朝日新聞朝刊の第一面「ウェブが変える」という特集連載記事で、WIKIPEDIAのことが紹介されていた。

「無料百科事典」 「誰でも執筆」 「刻々改良」 「時に編集合戦」 「正確さ『互角』」(これは、アルキメデスの定理などについてのブリタニカとWikipedia を比較した結果)という見出しが見られ、ざっくりとした解説記事になっている。

第二面は、「書き込み自在共同編集の輪」 「誤用発見 すぐ修正」 「専門家も参加」 「広がる『助け合い』」 「Q&Aサイト活況」(これは「教えてgooの記事)という見出しがある。

実際私も最近になってから何度か編集を試みてみた。あの荒川静香の金メダルで話題になった「トゥーランドット」の項目が、金メダル獲得直後にあれほどタイムリーに詳しく解説されていた理由が分かった。実に簡単に編集ができるのだ。

自分の興味関心のある分野や身近な地域のことなどを調べると明らかな間違いや補足が必要な部分も意外に多いので、時間のあるときには、編集に加わっていきたいと思っている。

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2006年4月19日 (水)

シベリウス 交響曲第3番 ベルグルンド/ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団

Sibelius_symphonies_berglund

◎ヤン・シベリウス 交響曲第3番 ハ長調作品52(1907年完成)
パーヴォ・ベルグルンド指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 
1987年8月24日-26日 ヘルシンキ、文化ホールでの録音

シベリウスの作品は、交響曲第2番、第1番、ヴァイオリン協奏曲、「フィンランディア」、「悲しきワルツ」などにしかなじめないでいたが、この日曜日に第3番をじっくりと聞いてみたところ、これまでのように取り付きにくさや晦渋さを感じず、割とすんなりと耳に入ってきてくれた。このベルグルンドとヘルシンキフィルの全集は、もう7、8年前に購入したのだが、時々思い起こしたように第1番、第2番以外にも挑戦してみては、たいてい挫折を味わうのが常だったので、もう半分あきらめていた。それが、こちらの心の閊えが取れたのかどうか、何とか向き合えるようになった気がする。

第1、2番のように聞き比べをした経験がないので演奏の特徴はよく分からないが、特に2番をザンデルリングやオーマンディ、セルなどと比べると、交響曲的な形式感がきちんと把握できるというよりも、より即興的でラプソディックな表現になっているように感じる。フレーズのつなぎが流麗なことも草書的なイメージを醸している要因だろう。また、フィンランド人指揮者やフィンランド人のオーケストラ団員の音色へのイメージによるのだろうが、暖かさよりも清涼さが感じられるような気がする。

次は、4番に挑戦だ。

余談になるが、フィンランドは、隣国スウェーデン、ロシアの圧政下に虐げられたというイメージがある。

フィンランド人は、自らをスオミと称し、その言語はフィンウゴル語派に属するという。

(フィンウゴル語派:ウラル語族の一語派。ヨーロッパ北東部からシベリア西部にかけて話される。ラップ語、フィン語、エストニア語、カレリア語、モルドバ語、チェレミス語、ペルム語群、オスチャーク語、ボグール語、ハンガリー語などが含まれる。
Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988)

いわゆる人種的には、遠い祖先的には、モンゴロイドだといわれるが、その後長い期間の混血により、ほとんどコーカソイドと見分けが付かなくなって現在にいたっているようだ。しかし、言語的、文化的には周辺のゲルマン系、スラヴ系諸民族とは明確な違いがあり、神話的にはシベリウスが題材として取り上げている「カレワラ」などの独特の伝承を保持しているのだという。ゲルマン系、ケルト系の神話との違いは大きいらしい。

そのフィンランドは、現在 世界一の携帯電話メーカー NOKIA社の本社があることで有名になっている。ノキア社の沿革を以前「日経ビジネス」で読んだ記憶があるが、もともとは製材や長靴などを作っていたこともある地場産業的な企業だったらしい。現在の携帯電話に舵取りを行ったのは比較的最近のことらしい。もう10数年も前に欧州に旅行したとき、パリのシャルル・ド・ゴール空港のトランジット通路にノキア社の広告が目に付き、nokiaって何という風に思ったのを記憶しているが、その頃から爆発的に伸張したようだ。現在では世界各国で端末生産を行い、グローバルではトップシェアを誇っている。ソ連崩壊後、その軍事的な圧力が減ってから、すぐに春の新芽が一斉に吹き出すようにノキアを中心としたIT産業が伸びた背景には、教育政策的な背景もあるのだろうが、非常に不思議だ。あのLinuxを生み出したのもフィンランド人の大学生だった。フィンランドの奇跡とでも呼べるのではないのだろうか?現在は、国際競争力は何年も続けてトップクラスだという。

音楽界では、指揮者の故・渡辺暁雄が母がフィンランド人という血統から、シベリウスの演奏を得意としており、またピアニストの館野泉は長い間フィンランドを本拠地として活躍してきた。

また、フィンランド出身者では、レイフ・セゲルスタン、オスモ・ヴァンスカ、エサ・ペッカ・サロネン、ユッカ・ペッカ・サラステ、ミッコ・フランク、オペラ歌手のマッティ・サルミネン、ヨルマ・フンニネン、モニカ・グループ、カリタ・マッティラ、ピアニストのオッリ・ムストネンなどが現役として大活躍している。

フィンランドは、またムーミンを生んだトーベ・ヤンソンの祖国であり、その翻訳家 山室静の名訳で楽しめる。

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2006年3月22日 (水)

ホームズと機械文明とクラシック音楽

子どもたちが、学校図書館でアニメ版(宮崎駿など)の「名探偵シャーロック・ホームズ」のアニメ絵本を借りてきて、それがきっかけで6巻発売されているビデオを一巻ずつレンタルして見ている。そのアニメーションには、原作には登場しない、飛行船、蒸気自動車(スチームカー)、ガソリンエンジン車(「ベンツプロトタイプ」)などの機械類が活躍しており、それがこのアニメの魅力のひとつとなっているのだが、ホームズの時代にはそれらの発明品が本当にあったのかどうか教えてほしいというので、少し調べてみた。

シャーロック・ホームズの年表によるとホームズの活躍期間は、1881年ごろから1927年ごろまでとなっている。これは、原作者サー・コナン・ドイルの生没年 1857年-1930年にちょうど含まれる。

また、これは、英国のビクトリア女王の在位期間 1837-1901とほぼ時代を同じくしている。

蒸気自動車「蒸気自動車の研究で大きな成果を上げたのは イギリスのトレビシックで、そのころ進化していた蒸気機関を使用し、1801年12月、に試作車を製作した。 その後、ガーニー、ハンコックらによって乗合自動車として実用化され、馬なし馬車と呼ばれるようになった。」とあり、19世紀にはスチームカーが用いられていたようだ。

また、飛行船は、 1852 フランス ジファールの蒸気機関付き飛行船
    1900 ツェッペリンの飛行
    1937 ヒンデンブルク号の爆発 とあるので、19世紀後半には実用化されていたようだ。

飛行機 1903年のライト兄弟による動力付き飛行機初飛行から、目覚しい勢いで実用化されている。アニメのホームズにも飛行船と並んで複葉機が活躍している。

潜水艦も、1900年ごろ実用的な潜水艦が発明されたという。  

自動車 1886 ベンツ 最初の実用的な自動車発明特許取得 とあり、「プロトタイプ」とアニメで銘打たれているので、まったくの時代考証無視ではない。

シャーロック・ホームズは自身ヴァイオリン演奏を趣味としており、名手のリサイタルを楽しんだことが書かれているが、パブロ・サラサーテを聞いたことになっている。その サラサーテは、 1844-1908の生没年なので、ちょうど時代的には合っている。ちなみにブラームス 1833-1897など多くのロマン派の作曲家と同時代だ。

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2005年10月13日 (木)

F700i 時期遅れレビュー 「CDのデータをケータイに入れて楽しむ」

PCの環境が整ったので、F700iの機能「CDのデータをケータイに入れて楽しむ」 にチャレンジしてみた。(前記事はこれです。http://kniitsu.cocolog-nifty.com/zauber/2005/08/foma_f700i914__b1e9.html

このマニュアルでは、USBコードを使って携帯電話とPCをつなぐ方式だが、miniSDメモリーカードに書き込めればいいので、アダプタでPCに外部メモリとしてつなげて、後はデータをコピーするだけで完了。

携帯側で情報更新に少々時間がかかったが、音楽は簡単に再生できた。

難点は、音楽ファイル名を指定通りにしなくてはならないので、曲名などが確認できなくなることくらいか。(専用のデータ連携ソフトを使えば、曲名などもそのまま使えるようだ。このBLOGでF700iでも使えることがわかった。)

小さい携帯ながらスピーカーから音割れもせずに結構いい音で楽しめる。ただ、イヤフォンで楽しむためにはケータイ専用のものが必要になる。

ちなみに、曲目はマリナーのCDから「バーバーのアダージョ」「ヴォカリーズ」「グリーンスリーヴズ」。

なお、兄弟機 F901iCのレビューはこれ。ここに著作権関連の懸念が書かれている。

F700iのレビューもあり。

参考:自分の記事 (バルトークとiPodとSACD)

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2005年9月28日 (水)

デジタルビデオのDVD変換

IEEE1394(i Link)の4pin-4pinコードとDVD-Rを購入し、ホームビデオのDVDへの保管にチャレンジした。価格は前者が1500円弱、後者は様々なメーカーからデータ用、映像用のDVDメディアが発売されている。-Rを買ったのだが、-RWだの+RWだの様々な形式が乱立しておりまったくひどいものだ。それなりにPCやメカに興味のある者にとってもこの乱立状況は異状だと思う。

まずアプリケーションは、XP付属のムービーメーカーを使用。デジタルビデオからのPCへの取り込みは、フルモードで行なったため45分程度の映像が何と10GB!ほどになったが、取り込み自体はうまく行った。しかし、DVD-Rは4.7GB程度しか容量がない。どうしようかと思案したが、ムービーメーカーの機能をよく理解していないため、DVDへの書き出し自体がどうもうまく行かない。とりあえず、保留中。

肝心なところですが、DVDレコーダー&DVDプレイヤーで再生出来るようにするには、DVDビデオ規格でDVD-Rに焼く(書き込む)必要があります。使おうとしているムービーメーカーは、その規格では焼く事は出来ないと思います。他に、それらしいソフトはインストールされていませんか?通常は、DVDビデオに焼く事が出来るソフトは、DVDドライブが付いていれば、付いている場合が多いです。」とのことで、単独では無理なようだ。

これも参考になる。

そこでDVD-Rの書き込みにトライするためにビデオの替わりに、これまで撮り貯めた写真のバックアップを取ることにした。ライティングソフトがバンドルされていたので、これを使ったところ、フォルダ単位で簡単に書き込みができた。ビデオもこれを使えばいいのかも知れない。

簡単に考えていたが、まだまだユーザーフレンドリーな状況にはないようだ。(DVDビデオは入れてポンというそれなりのレベルのようだが)。

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2005年9月24日 (土)

HP Compaq nx6120/CT & PSC1510 printer

というのが、このたび購入したノートPC。たまたま、アスパラクラブのメンバー限定サイトの「家電ライバル対決」で、エプソンのEndeavor NT340とこの機種が「~低価格・直販ノートPC編~」ということで取り上げられていた。投稿数は圧倒的にエプソンの方が多いが、hpは結構しっかりした投稿が読め、うなずくことが多い。

9/22の日中に近鉄エクスプレス便で、東京の昭島市のhpの事業所から配達された。プリンタとノートPCの2個口。確認してみると、PCは PRODUCT OF CHINA, プリンタは PRODUCT OF MALAYSIA となっていた。PCの方は、以前の富士通に比べて驚くほどマニュアル類が少ない。単にセットアップ(といってもOSプリインストールなので画面の指示に従うだけ)の方法とハードウェアの使い方のマニュアルが付いている程度。シンプル極まりない。なお、WINDOWS XPやHPアプリケーションのDVDが添付されていた。リカバリ時に使うらしい。

9/22の夜、早速セットアップしてみたが、これまでの8年前の旧型品に比べてあまりにもスピードが速いのに驚愕した。ほとんど待ちのストレスがない。立ち上げも1分もかからず稼動状態になる(アンチウィルスはノートンがプリインストールされ3ヶ月無料なのでこれを使っている。マカフィーに切り替えたらどうなるか心配だが)。ユーザー登録も4人分してみたが、切り替えも容易にでき、プライバシーも保てるようになっている(これはXPの仕様だが)。

今回BTOでマウス、FPDを同時購入したが、マウスは光学式だけあり使いやすい。FPDも軽く薄く便利。携帯電話で主流のSDメモリminiは、6in1メモリカードスロットルではアダプタを付けて使ってはならないと黄色いマニュアルで警告があった。事前に知っていたので、慎重にUSBの専用リーダライタを購入した。

プリンタは、本体と同時購入だと何と税別7000円という激安All in One 複合機 PSC 1510。カラー印刷、カラーコピー、カラースキャナ機能がある。今年の新機種で実売1万円を切るという価格で話題になったもの。プリンタを自宅で使うのは、OASYSの一体型プリンタを使っていた頃以来で、セットアップがうまくいくか心配だったが、添付CDROMからのインストールに結構時間がかかった以外はスムーズに終わった。以前から撮って保存していたデジカメ写真をプリントアウトしてみたが、印刷むらもなく満足だ。(なお、プリンタには黒インクと3色カラーインクが添付されていたが、用紙類はもちろん無添付なので光沢L版とA4用紙を事前購入)。黒インクの替わりにフォトインクを使用すればさらに印刷画質はあがるらしい。ただ、インクカートリッジが3色、フォトともに3000円以上する!ときおりバリューパックが売り出されるらしいのでそのときに購入するしかないか?

9/23には、古いPCから個人データを外付けHDDにコピーし、そこから新PCに移動した。インターネットメールがこれで使い勝手があがったので、当面OUTLOOKEXPRESSのセットはお預けにしようと思う。EXCEL97とWORD97をインストールしたが何とか使えるようだ。ただし、すでにサポート終了で、セキュリティホールもあるだろうから慎重に使いたい。

ドッグイヤーのPCの世界だが、これまでエレファントイヤー的な使い方をしていてストレスを感じていたので、今後はこのPCの拡張性を利用してデータ量や通信速度、アンチウィルス、ファイアウォールにあった性能を維持したいのだが、どうなることか。

なお、某巨大スレでも nx6120のスレがあり結構発言が多い。液晶の質についての議論が注目される。昨夜も「風とともに去りぬ」のDVDを鑑賞してみたが、視野角が狭いのがつらい。またSXGAにしておけばよかったかと少々後悔。またメモリも512MBではなく1GBにしておけばと(こちらは追加できるけれど)。

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2005年9月20日 (火)

三菱みなとみらい技術館

土曜日は、小学校の運動会。なぜこんな時期に?と思うのだが、横浜市立小学校の一年の学期が4-9月と10-3月の前期後期制になったため、夏休み明けすぐに運動会という日程になったのだという。先生も子どもも大変なようだ。まだ暑いし、ちょうど台風の季節でもあり、好天の確率が低いので。ただ、今年はそれまでの蒸し暑さもうそのようにカラッと晴れた好天で見物する側の保護者としても、強い日差しでの日焼けは別にして快適な観戦だった。このところ赤白交互に勝っており、今年は次男の属する白が優勝だった。

日曜日は次男のボーイスカウト活動の出迎えに近所の親水公園に行ったのだが、秋の始まりを象徴するかのように普段は濁っている川の水が底まで透き通り、ミシシッピアカミミガメが甲羅干しをし、名も知らぬ小魚の群れが泳ぎまわり、よどみではアメリカウシガエルの巨大なオタマジャクシが水底でのんびりしているのが眺められた。叢ではキチキチバッタやトノサマバッタが跳ね回り、空にはアカトンボ(あまり色づいていないが)が飛び交っていた。夜は全くの快晴に恵まれ中秋の名月を堪能できた。(韓国、台湾、香港でも中秋節は休日だという)。

月曜日は敬老の日ということで、実家へは子ども達が敬老電話をした後、久しぶりに横浜の都心部へ遊びに出掛けた。関帝廟の近くの梅蘭新館でテレビで知った「梅蘭」焼きそばを食べようと、30分ほど行列に並び2階に通されたが、狭く古い店だった。お目当ての焼きそばは、それなりの迫力はあったが、人気店だけあって接客がややずさんであまりよい印象はもてなかった。(後で聞くと、同じ梅蘭でも市場通店の方がややよいらしい)。

200509_067

中華街は好天の連休ということですごい人ごみだった。山下公園に出て、トリエンナーレの異様なコンテナゲートを見物し、「赤い靴バス」でみなとみらいへ。

みなとみらいの主(ぬし)である三菱グループの三菱みなとみらい技術館が今日の目的地。

東京の北の丸の科学技術館よりもよほど最先端の技術が展示されていた。三菱重工はさすがに日本の最先端技術を支えているだけのことはある。HⅡ-Aなどのロケットエンジン、しんかい6500、ベイブリッジ、東京湾横断トンネルなどなど。原子力発電所、火力発電所は堂々と。そして戦前の戦艦武蔵、数々の戦闘機、戦後アメリカと共同製作したファントムなどの模型は2階の奥にひっそり飾られている。200509_087

三菱重工長崎製作所で建艦された戦艦武蔵の模型。吉村昭「戦艦武蔵」を読んだときの衝撃を思い出した。

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2005年8月 9日 (火)

FOMA F700iを使いこなす その9からその14

FOMA F700iを使いこなす その9 リラックスモード
あまり期待していなかったが、結構よくできている。5種類の映像と音楽のセットから選べるので、出張先のホテルでの就寝前にでも5分モードや30分モードなどでセットしておけばくつろいで就眠できるような気がする。

なお、携帯の小技を集めたこの連載記事では、携帯機能の盛衰がよく分かる。
http://www.itmedia.co.jp/mobile/0308/26/n_kowaza.html

http://www.itmedia.co.jp/mobile/0210/15/n_iyasi.html

FOMA F700iを使いこなす その10 iモード(いわゆるインターネット)
パケット通信代は一番安いコースに入っているので、パケット代の使いすぎを懸念して、無料サイトのR25式などしか接続していない。(これで結構用は足りる)

なお、パケット通信代がどの場面で課金されるのかがいまいち分からないでいる。普通は、メールやインターネットのサイト閲覧、各種データのダウンロード、アップロードなどだろうが、テレビ電話などでは課金されるのだろうか

FOMA F700iを使いこなす その11 携帯ゲーム機
プレインストールされているZOOKEEPERは面白い。テトリスがプレインストールにないのは残念。

FOMA F700iを使いこなす その12 動画カメラ

既にソニーのハンディカムのDIGITAL VIDEOを使用しており、静止画カメラと同様専用機との比較になってしまい、少々評価が厳しくなる。

秒当りのコマ数の関係で、ギクシャクした動きにはなるし、撮影時間は45秒程度だが、音声はクリアだし、簡単なビデオレターとしては使えるだろう。

FOMA F700iを使いこなす その13 テレビ電話

毎日顔を合わせている家族間ではそれほど必要はないが、離れて住んでいる家族、知人、恋人同士なら結構有用だろう。ただ、画像は動画カメラよりも荒いようだ。辛うじて表情が分かる程度か。

FOMAを使ってPCでテレビ電話できるらしい
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0507/11/news073.html

FOMA F700iを使いこなす その14 携帯音楽プレーヤーとして

最近iTMS (APPLEのiTune Music Store)が日本でもオープンしてたった4日間で100万曲を越えるダウンロードがあり、日本企業主催の他の音楽配信サイトを戦々恐々とさせているようだ。これもアメリカ的なグローバルスタンダードになってしまうのか?日本の著作権法整備などの対応が遅れているのも要因の一つだろうが、音楽から何からアメリカナイズされるのには抵抗がある。

ところで、レビューでは、他の700iに比べて APPLEの iTUNEとの連携が容易にできるように作られているらしい。

現在、自前のPCが非常に古く約10年前のノートPCで、iTUNEによるCDデータの切り出しには能力不足のため、まだこの機能は確認できていない。

音質は当然それほど期待できないが、試してみたい。ただ、そのためには、PCの買い替えと専用イアフォンが必要だから、今のところ日程には入っていない。

http://www.fmworld.net/product/phone/f901ic/music_play.html

 

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2005年8月 2日 (火)

iPodが揺さぶる著作権

著作権というものが最近どうもどんどん分かりにくくなっているような気がする。特に自分にとって。

素人考えではもともと情報という無形財産の創造者を保護する目的で設定された権利であるだろう。ただ、日本では著作権と称するが英米では、COPYRIGHT、複製権となっており、要するにコピーして頒布する権利のことだと良く分かる。

ところで現代デジタル文明の特徴は、高品質なコピーの容易さである。そこで保護されるべき利益、権利は誰のものか?販売会社(出版社、レコード会社、ソフト会社)、コンテンツを創造する個人、団体・・・。その団体が公益法人でいわゆる税金で運営されている場合は?

ハンディなHDD, 固体メモリーに容易にデジタルデータがコピーでき、それなりの音質、画質で手軽に持ち歩けるようになっている。

iPodが課金されるなら、類似機能を持つ携帯電話にも課金されることになるのだろうか?携帯電話にはそのような機能が付いていても使わない人も多いだろう。このようなマルチファンクション機器への課金ルール作りは非常に困難ではなかろうか?また、いわゆるメディア(CD-R, DVD-Rなど)にも私的複製料金を予めかぶせているのも問題視されている。

日本は、著作権法に関する各種条約の批准が遅れており、その面でも混乱が続いている。

自然法的には、著作権者と受容者・受益者・利用者とのパワーバランスによって権利の範囲も確定していくことが望ましいのだろうが、現在のようにグローバル化した経済では、グローバルな基準が求められることになるのではなかろうか?

参考
カナダ最高裁、「iPod税」を認めず--HDDへのファイルコピーは違法?
http://japan.cnet.com/svc/nlt2?id=20085952

「iPod課金」の方針,国民にゲタを預ける---文化審議会
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050729/107211/

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2005年7月28日 (木)

NAXOSが日本でネット配信参入

ITMediaのニュースに出ていた。

1枚1000円で音楽史でしか知らないようなマイナーな音楽家のマイナーな楽曲が聞けるようにしたことでクラシック音盤界で価格破壊の嚆矢となり、最近では日本の作曲家シリーズにも取り組んでいる香港のNAXOSが、やはりクラシック音楽としては先駆的な事業に乗り出すようだ。

最近、ネット配信が盛んな米国では、その余勢を駆るようにCDの販売数も伸びているという。ネットでつまみ聴きをして音質のいいCDを買うという構図だろうか?

私的には、まだiPODなどのHDD,ソリッドメモリ音楽プレーヤーも使っておらず、折角のF700iの携帯プレーヤー機能も使っていないのでなんともいえないが、携帯CDプレーヤーでも相当音量を大きくしないと弱音の部分などは雑音にマスクされてしまうので、クラシック音楽と携帯プレーヤーの相性はあまり好ましくはないのではなかろうかと懐疑的になっている。

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2005年7月15日 (金)

FOMA F700iを使いこなす その8 メール

ポケベル(pager)による暗号めいた遣り取りが、やはり若い女性の間で流行していた時代があった。その後Short Message Service(SMS)が出てきた。テキストだけだとは言え、インターネットメールが携帯で送受信できるのは、写真や動画を携帯で送受信できるようになる前は画期的なことだったし、現在でもその存在価値は失われていない。欧米ではSMSによるメッセージの遣り取りが多いようだが、携帯電話で特に時間を気にせずにメッセージの交換ができるのは全世界に広まっている。FOMAのSMSはグローバルで使えるらしい。

1999年iモードによる携帯メールが始まった頃、左手の親指で目にも止まらぬ速さでメールを打つ若い女性たちが話題になったが、現在の機種ではAI(人工知能)的な変換候補表示が行なわれるため、少ないキーでもそれほどストレスなくメールを打つことができる。学習機能などは、現在使用しているPCのIME(カナ漢字変換)ソフトよりも利巧だ。しかし、左手または右手の親指一本で入力するのはスピードが遅くてイライラする。

サービス的には、家族登録している加入者内ではメールが無料というのは、各社競っている割引きサービスの一つではあるが、非常にお得だと思う。全角10000文字までは送受信できる。なお、iショットという写真添付メールでは家族内無料は適用されない。

デコメールという機能が搭載されている。イラストや動画、メロディでメールをデコレーションする機能だが、そのデータがテンコモリに収録されているのは、このような機能を必要としない利用者にはありがたくない。本体の保存容量を相当食っているからだ。もちろんその辺を理解した上で購入せよという意見もあるだろうが、このような不要データは安全に削除できるようになっていればありがたい。

ただ、現在は、スパムメールが横行しており、それへの対策も講じられてはいるが、いたちごっこの様相を呈している。これにより折角の便利な機能が実質的に使えなくなっているものもある(SMSなど)。SMSはほとんど使わないので、受信拒否設定してしまった。

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2005年7月14日 (木)

ベートーヴェンのダウンロード

CNET JAPANを読んでいたら、パブリックドメインは違法?という記事が目に留まった。記事は?だが、BBCがベートヴェンの9曲の交響曲をダウンロード可能にしてトラブルになったという。

Downloading trouble at the BBC

BBCのサイト によると、既にダウンロードは終了し、今後再開する予定はないという。

BBCの音源だったとすると、一体誰の指揮の演奏だったのだろうかとネットを調べると、ノセダ指揮BBCフィルのものだという

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FOMA F700iを使いこなす その7 通話エリア

> ◆プラスエリア対応、新ボディカラーの「F700iS」登場
>
> ドコモは7月21日から、プラスエリアに対応した富士通製FOMA「F700iS」を発売
> する。基本機能やデザインは「F700i」とほぼ同じで、ボディカラーが変更され
> た。
> http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0507/12/news043.html

なお、SH700iSも同時期に発売とのこと。

関東の平野部ではFOMAの通話エリアは特に問題を感じないし、MOVAよりも通話音の質は不自然な変調がかかっておらず聞きやすい。しかし、MOVAが対応していた山岳部、リゾート地などはまだ弱いらしい。そのような弱点を克服するために、従来のMOVAと同じ800MHz帯でも送受信できるように、デュアルバンド化して通話エリアを広げようとしているらしい。しかし、この方法だと、デュアルバンド機に買い換えなければプラスエリアを使えないことになってしまい、あまり面白くない。

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2005年7月 8日 (金)

FOMA F700iを使いこなす その6 マニュアル

約600ページあるマニュアルは懇切丁寧には作られているのだが、細かい機能に興味のない人や活字嫌いの人には見ただけで抵抗を覚えさせるものだろう。この分厚い紙数はそれだけ膨大な機能が含まれているということの象徴であり、一種の辞書とも言えるからやむを得ないのだろうが、辞書としては索引をもっと充実させてほしい。

また、基本機能だけを手早く確認できる別冊マニュアルが望まれる(最後の方に切り取って使うように添付されているものは、早引きとしては使えるが紙質が薄すぎる)。

店頭カタログやパンフレット、ウェブサイトで「売り」として宣伝している機能だけでもすぐに使えるようにできる簡易マニュアルはないか?と探すと、辛うじてマニュアルの最初の方にあるのを見つけた。分かりにくい。

防犯アラーム機能や遠隔ロック機能などはデフォルト設定にしておいていいのではないか?別の機種ではPC並みに初期設定画面があるらしいが、今後発売されるものはどの機種でもそのような設定が望まれる。考えてみればお奨め設定などというものがあればいいのではないか?初期設定ではどうにも使いにくい。普通に使う人にとってはそれほどカスタマイズする必要はないのだから。

また、やはり「売り」の一つである、iTuneとの連携による音楽プレーヤー機能ついては、ホームページを参照するようにとの短いコメントで済ましているのは不親切だ。恐らく日本ではまだ著作権法による課金制度が明確になっていないというような微妙な問題が背景にあるのだろうが、それならこの機能を「売り」として紹介してはいけないのではあるまいか?

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2005年7月 7日 (木)

FOMA F700iを使いこなす その5 PIM(Personal Information Manager)として

巷でシャープのザウルスなどのPDA(Personal Digital Assistant)を見かけることが少なくなった。携帯電話がその代替機能を充実させてきたからだろうか?

しかし、電話帳、メール帳、住所録としては使えるが、登録が面倒。PC側で携帯電話データ管理ソフトを使い作成、管理して、USB接続すれば簡単というが。

Microsoftのスケジュール管理ソフト Outlook との連携機能がある。以前 会社でも Outlook を使用していたのだが、不具合があり使用をやめてしまったので、宝の持ち腐れになりそうだ。個人レベルのスケジュールを管理するのはやはり手帳が便利。

時計、カレンダーや目覚まし時計としては使える。また、互いに赤外線送受信のついた装置同士ではデータ交換が比較的容易に行なえるので、家族や仲間の予定で共有したいものを交換するのには使えそうだ。

参考:7月1日にビジネスユーザー向けとして米国モトローラ製のFOMA M1000 がデビューした。モトローラのA1000という既存端末がベースだという。近所のドコモショップでモック品を触ってみたが、結構重く大きい。これは、PDAに携帯電話機能がついたようなもの。ただし、仕様の問題か、コンセプトか iモード対応をしていないのだという。http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0504/14/news096.html これまでiモードを使っていた人が乗り換えるにはどうもここがネックになるのではないか?ただし、無線LAN対応で、フルブラウザを備え、Oracleデータベースソフトが使え、海外でもそのまま使えるという。5万円程度するらしいが、非常に人気があり、在庫切れ店が続出しているという。意外だ。

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2005年7月 6日 (水)

FOMA F700iを使いこなす その4 セキュリティ

遠隔ロックが可能。これはなかなか優れた機能のようだ。

実際に実験してみた。予め登録した電話番号(公衆電話など3件選べる)から決めた時間内に決めた回数自分の携帯にコールしてやると、機能がオールロックされる。オールロックされると暗証番号を入力しなければ全機能が使えなくなる。(電源のオン・オフは可能)

PIMとして使う携帯電話を紛失、盗難した場合、その悪用の恐れや、電話・インターネットを好き放題使われる恐れがあるが、オールロックを掛けることによりその悪用の可能性は相当減らせる。ただし、電源がオンされていること、電波の届くところにあることが条件になる。FOMA 700i以上のシリーズでは、標準仕様になっているという。

ただし、PIMデータの悪用が心配でなければ、この遠隔ロックよりも、電話会社に利用の一時中断を連絡した方が早いかも知れない。

ところで、最近のニュースだが、シンビアンOSを搭載している携帯電話に感染するウィルスがあるらしい。
ITmediaニュース:合わせ技でSymbian携帯電話を機能不能に陥れる新種のトロイ

ちなみにこのF700iもシンビアンだということだ。http://japan.internet.com/allnet/20050215/4.html

そのせいか、マカフィーのウィルススキャン機能が搭載されている。携帯電話とは言え、すでに小型コンピュータと変わりがない。ウィルスへの早急な対応が望まれる。

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2005年6月30日 (木)

FOMA F700iを使いこなす その3 外部メモリ

最近の携帯では、外部メモリへ画像やPIMデータを書き出せるものが増えている。データバックアップとしても使える。

6/24(金)動作確認されている東芝製のminiSDメモリーカード 64MB(2000円台)を購入し装着。フォーマットを完了してから撮影済みのデータを移動してみる。成功。それほど時間がかからずにコピー移動できる。使い勝手はよいようだ。

なお、同じminiSDでもメーカーと携帯の相性があるようでフルコンパチとはいかないようだし、容量制限がある。http://synergie.jp/archives/2005/02/F700i_minisd.html 

メーカーによるこの違いは恐らく音楽データなどの著作権保護機能のためではないか? なお、音楽再生の際には、これがデータフォルダになる。

6/29(水)東芝製の在庫切れで、BAFFALO製の64MBを購入して妻の携帯に装着したが、これも問題なし。

音楽再生するときには、PC上でこのメモリーカードにiTUNEデータをドラグアンドロプしてやればいいという。

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2005年6月29日 (水)

FOMA F700iを使いこなす その2 静止画カメラ

私が5年ほど前に購入して、いまだ故障知らずで現役のデジタルカメラはオリンパス製の133万画素だが、今回の携帯に搭載されているカメラはなんと約128万画素もありいわゆるメガピクセル機だ。少し前のデジカメ専用機に匹敵するこのカタログ上の画素数やデジタルズームの倍率なら、重さや大きさが気になっている現デジカメは今後の外出時には不要になるかもしれないと期待した。(なお、このオリンパス製はメモリカードとしてはスマートメディアを使用、USB接続機能なしという古い仕様)

しかし、そうは問屋が卸さなかった。先週末の外出の際にいろいろ試し撮りしてみてPCにメール転送して確かめてみたが、まずは光学レンズの解像度が違うようだ。何しろこの携帯はCMOSカメラというコストダウン部品を使用している。通常の携帯はCCDなのだが。また、二つ折りのカメラを開いて縦に持つので撮影姿勢が不自然になってしまい手振れが起きやすい。それらの理由で思うようなシャープな画像が撮れないようだ。普通のスナップ程度で、携帯の小さい画面で見る分には実用性はあるが、デジカメの代替にはならないと思う。また、もちろんファインダーがないので、夏の屋外など非常に明るい場面での撮影時には液晶の画像の明るさが不足してしまい撮影しようとする画像がよく確認できない。

ただ、カメラの設定はメニューや液晶下部の設定アイコンで非常にきめ細かくできるように作られており、さすがに最新の機能だと感心した。(普段はデフォルト設定で問題ないけれど)

なお、この機種は、最近のモデルでは普通に搭載されている暗い場所での撮影用のライトが付けられていない。他の700iが搭載しているので、F700iの欠点の一つだ。

また、盗撮防止ためののシャッター音はやむを得ないとは言え、結構うるさい。

まだ撮影になれていないことを割り引いても、総合的にはデジカメユーザーの視点からは少々期待はずれだった。

カメラ付き携帯の第一のメリットは、撮影した画像を即座に送信できることだが、送受信については、結構制約が多い。これまでDOCOMOのiモードの仕様は添付ファイルの点で他のキャリア比較では劣っていたようだが、現在のFOMAは500Kバイトまでの画像を添付できる。しかし受信はわずか約10Kバイトしかできず、それより大きいファイルが届いたときは、参照用のURLが送られるのだというので、通常のe-mailから50KバイトのJPGファイルを添付して実験したところ、参照用のURLは表示されず、16KB程度にサイズダウンされてそのまま表示された。これが最新の情報らしい。

これに関して調べてみたところ、
出そろった冬の3G~FOMA、WIN、V3Gを比較する
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0412/09/news098.html

キャリア各社の次世代3G(第三世代)
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0506/17/news061.html

キャリア各社、似たような機能で主に料金だけで競っているように見えていたが、実際に使用して興味をもって調べてみると、機能面でも対応面でも多くの差があることが分かった。(携帯電話の理想形は、1台の端末で全世界どこにいても全世界と「会話」ができることにあると思うので、その意味でグローバルなのは、第三世代で遅れをとっているように見えるVodafoneなのだろう。ただ、理想形イコールネイション国家での国家政策、国民の需要とはならないところに難しさがあるのだろう。)

総論。静止画や動画送信機能のついた携帯電話は、オカルトめくが、一種のテレパシーの代用ではなかろうか?最新型の携帯電話はアンテナが目立たないようになっているが、一時期携帯電話のアンテナを立ててコミュニケーションに勤しんでいる姿が、アリなどの昆虫が触覚を使ってコミュニケーションする姿を連想すると言った人がいた。先日のテレビで養老教授が「現在の技術の進歩が人間の頭脳の構造の進化に条件付けられている」という趣旨を語っていたが、個人個人レベルが携帯電話で画像イメージを遠方にいる相手と交換し合うのは、人間の脳における見る能力の拡大だろう。もともとテレビジョンというマスメディアはあったが、個人が(背景に巨大なインフラの存在があることは忘れてはならないが)このような情報交換ができるということは、凄いことである。

参考:携帯電話の歴史など

デジタルについてわかりやすく解説 教えてさとしくん
http://www.citywave.com/dennou2/osiete/osiete040421.html

Innovation ChannelScoop Eye (NECのサイト)
http://www.necel.com/ja/channel/se/0610.html

携帯電話機とその利用(特許庁)
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/denki05/hajime.htm

700万画素デジカメの利点は何? - デジタルARENA
http://arena.nikkeibp.co.jp/qa/parts/20041026/109935/

デジカメ画像サイズ
http://www.aik.co.jp/yakudatsu/dtp-nyukou/digicame_size.html

ケータイのカメラ画像を業務に活用するには 
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/TIS/keitai/20050202/155604/index.shtml

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FOMA F700iを使いこなす その1 購入

4月に新規開店したショッピングセンターにこれまで何度か買い物に行き、そこに入っている大手電化製品小売店の店頭で最新型の携帯電話の展示モック品を手にとったりして冷やかしていたが、NTT DOCOMOが第三世代FOMAへの移行の本格的梃入れをしているせいか、機種変更でも相当安い値段で買えるのを知り、急に欲しくなった。

ちなみにこれまで使っていたのは当時世界最軽量、最小容積を謳っていた PDC(Personal Digital Cellular)方式の F203HYPER 。1998年の長野オリンピックでボランティアをした時に自宅との連絡用に購入したものをこれまで大事に使ってきた。途中iモードなどのインターネット接続とインターネットメールサービス、カメラ付きなどが次々に発売されたが、じっと我慢の子で、7年も経過した。

このところなかなか実家にも帰省できないし、互いにテレビ電話のできる携帯を持てば祖父母と孫との会話もできるからいいんじゃないかと思いついたのも購入動機の一つ。

ショピングセンターでは、DOCOMOの第三世代FOMA(FOMAとは? Freedom Of Mobile multimedia Access )シリーズの普及機 700iシリーズは、セット割引き(2台一緒に購入)で、1台7800円(電源コード、卓上ホルダ込み)となっていた。会社の近所のDOCOMOショップや、やはり近所の大手電化製品小売店でも1台1万円以上くらいなので、7800円なら安いと思っていたが、6/20(月)思い立って最寄駅の近くにある携帯電話ショップを覗いてみたら、なんと「機種変更でも0円」と広告に出ているではないか!(一般に新規契約の方が安い)

6/21(火)帰宅時に意を決してショップに入り、700iを検討していると伝えると、どの機種が希望かと聞かれた。SHは既に在庫なしとのこと。P,N,Fが残っているという。人気ランクでは、P,N,Fの順。以前もらったカタログで、音楽再生や待ち時間など意外にFの性能がいいということを聞いていたので、F700i にした。

ところが、値段は6,000円だという。これなら電源コード、卓上フォルダをセットすれば、7,500円(税込み7,875円)になってしまう。チラシと違うようだがと聞くと、若者(30歳未満)または老人(50歳以上)割引きで3,000円引き、セット割引き(同時に2台以上の購入)3,000円引きで合計6,000円の割引きになり、本体0円となるという説明。なお、充電コードと卓上ホルダは別売り。一瞬ひるんだが、考え直すそぶりをしたら、40歳台でも1000円引きをするし、ポイントが貯まっていればそれを使えば相当安くなると言ってきたので、セット割引きについて説明を求めたら上記の通り各3000円引き。妻の携帯もカメラも付いておらず古くなって電池の持ちも悪くなっていて買い換えたいと言っていたので、セット割引きの適用を申し入れた。そこで、1台の価格3,000円、2台で6,000円となり、ポイントを使って電源コードを込みにして、現金で3,150円払っただけで2台を入手できることになった。(実際はポイント3,700円+現金3,150円=6,850円かかったのだが。事務手数料2,000円*2=4,000円は基本料などと一緒に口座引落し)

6/22(水)に妻が自分の携帯をショップに持参し、同日夕方には妻の分は新型が入手できたが、私の分はF203という古い機種でデータコピーがうまく行かないということで、入手できたのは、6/23(木)だった。

大手キャリア三社間の競争による割引き、割引きで、この本体の値段も、基本料金、使用料金の体系も非常に煩雑になっている。レシートを見ると、本体価格は5万円ほどになっており、それが割引きにより最終的に1台3,000円ほどで購入できたということになるらしい。

分厚いマニュアル(600ページ近くある)が示すように、盛り沢山の使い切れないほどの機能とカスタマイズ設定があるため、部材費、ソフトウェア費用などを積み上げれば、工業製品としての原価はおそらく5万円近くはするのではないか?それが、キャリアによるインセンティブ販売戦略によって、実質的に本体価格の売値はあってなきが如しとなっている。部品にしてもソフトにしてもドコモのフラグシップの901iSシリーズには及ばないとはいえ、世界最高水準の一つだろう。(なお、このインセンティブ販売の盲点をついて、メガピクセル携帯カメラとして購入するために、短期間電話契約してすぐに解除する人も2003年頃からは結構いるらしい)

6/23(木)には、2台揃ったので、早速静止画カメラ、動画カメラ、テレビ電話、画像のメール添付などの機能を試してみた。テレビ電話機能はもう数年前から実現しているのだが、実際に手にして使ってみると、今がまさに21世紀だということを実感する。このようなコンパクトなボディーの中に信じられないほどの多彩な機能が入っている。

次回はどこまで使いこなせたかをレポートしてみたい。

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2005年6月24日 (金)

新しい携帯電話によるBLOG記事

この前の記事、「モブログテスト」は、新しく買ったカメラ付き携帯電話から送ったもの。このココログにモブログという携帯機器からの記事投稿機能があり、テストしてみたが、成功したようだ。写真は、先日の恐竜博で買ったスーの骨格フィギュア。

ただ、携帯からは写真は送りやすいが、キーボードのように高速でテキストを書けないので、記事作成としては結構つらい。

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モブログテスト

写真アップ20050624000159.jpg

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2005年6月21日 (火)

速くなり過ぎないための規則

FORMULA1のアメリカGrand Prixで、異常事態が起こった。

決勝で、ミシュランタイヤを履いている全チームが、フォーメンションラップの1周のみ走行し、その後のスタートをせずに棄権、ブリジストンタイヤを履く6台のみが決勝を走るという前代未聞のレースになってしまった。結果、BARホンダの佐藤も、トヨタ勢も棄権してしまった。佐藤は予選8位、同僚のバトンは3位という好位置につけていたのだが、惜しかった。

当初、トヨタが初のPole positionを獲得したが故の陰謀かとも想像したが、そうではなかったらしい。

このアメリカグランプリは、通常のテクニカルなカーブの多いサーキットではなく、アメリカのインディカーレースに象徴される、スピード追求のオーバルコースを使用しており、予選時に既に、ミシュランタイヤを履くチームでは、タイヤのバーストなどの事故が多発していたのだという。ミシュランタイヤからは、このコースでは、10周以上の周回はタイヤの性能を保証できないという衝撃的な発表が決勝前にあったらしい。タイヤメーカーとしての敗北宣言、責任放棄とも言うべきコメントである。

現在のF1では、予選、決勝を1セットのタイヤで走りきること(?)という規則が定められているらしい。これは、近年のあまりの高速化に安全性が確保できなくなっていることを抑制する意味で付け加えられた規則だとされている。これが今回は裏目に出たようだ。

レースは、結局、今シーズンは不調のフェラーリが優勝した。

P.S. 新聞報道によれば、オーバルの高速コースを連続走行するようには、ミシュランタイヤの耐久力は作られていなかったらしい。単純明快さを好む米国と、複雑微妙を好む欧州の文化の差だろうか。その点、日本はイソップのコウモリではないが、どちらにも対応できる(どっちつかず)ということだろうか?

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2005年3月30日 (水)

東芝、1分で充電できる新型電池

すごい電池が現れた!これが低価格で普及すれば、すべての乾電池をリプレース可能かも知れない。

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0503/29/news025.html

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2004年6月16日 (水)

LINUXと電車男とネットの善意と(改稿)

後ろから撃たれるスレ被害者友の会 記帳所というのを見つけた。電車男ログをまとめた「中の人」の立ち上げたBBSだ。これを読んでいると、ふと、タイトルのようなことを思いついた。LINUXがネット界の互いに名前も知らぬ善意の人々が寄り集まって生成され、されつつある「無償」OSであるように、電車男のログの生成及びそこから派生しているブログやBBSでの反響の広がりは、ネットに接続しコミュニケーションを交し合う多くの人格によって生成されているものだろう。

ネットの匿名性にはエログロ暴力犯罪的な負の側面が現れやすいが、その一方で、人々は無償の善意の発露を求めているのではなかろうか?ふとそんなことを考えさせられた。

・・・と、昨日(6/16)書いたが、本日とんがり帽子をくれたムーミンというコラムを見つけ、「まとめログ」と「生ログ」の格差を認識しなくてはならないものだと思い返した。(トラックバックを返しました。)

「まとめログ」は上澄みで、実際の生ログには闇鍋的に雑多な材料が投げ込まれているのがネット、2CHだよな。「まとめログ」は、著者「中の人」の作品であるということはいろいろ指摘されてるが、まさにそういうことなのだろう。

「まとめログ」では、「ムーミン」エピソードは出てくるが、たまに他のブログ等で言及される「とんがり帽子」が何を表しているのか分からない。さらに、中年婦人3人組からの礼状についても触れられていない。

「荒らし」のような「ノイズ」はほとんどカットされているが、そのような嫉妬、悪意、罵詈暴言のたぐいもネット参加者の本質ではある。そういう意味で「電車男」物語を、「ネットの光と影」の「光」の典型だと二者択一的に断ずるのは、表面的な見方だ。反省した。

エルメス子さん視点からのノベライズ版では、脚色者(と呼ぶべきか)の asagi さんによる取捨選択、補筆追加が行なわれている。そして、そのノベライゼーションを多くの人が読み、自分自身もよく書けていると関心している。

小学校時代に多くの人が実験的に体験したと思われる「伝言ゲーム」という遊びがあるが、それは伝言というものの不正確さを実体験させるものだった。しかしそれが情報伝達の本質のひとつだろう。神話、昔話、伝説などフォルクローレの類は、(このような文字伝達ではなく、口承がその特徴ではあるが)核になる物語からこんなふうにして換骨奪胎されて生成されていくものなんだろうな、という現場に立ち会っている気がする。

ネットの文字というのは、配付されるために印刷された文字とは違い、口承的であり、流れに浮かぶうたかたのようなものだよな。

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なお、7/6に確認したら 八丈島から発信!にこの記事が紹介されていた。

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