ヴィヴァルディ『忠実なる羊飼い』(フルート・ソナタ集作品13 全6曲)
アントニオ・ヴィヴァルディ (1678-1741)
フルート・ソナタ集 作品13 『忠実なる羊飼い』
Six Sonates pour Flûte et Clavecin "Il Pastor Fido" Op.13
ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ=クラヴサン) 〔1968年録音〕 ERATO B15D-39050 (BMG エラート・エスプリ・シリーズ)
よく利用させてもらっているクラシックデータ資料館のVivaldi 作品表では、
| 11-61 | ソナタ ハ長調Op.13-1,RV.54,F.XVI-5,P.S.3-9[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] | |
| 11-62 | ソナタ ハ長調Op.13-5,RV.55,F.XVI-9,P.S.4-3[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] | |
| 11-63 | ソナタ ハ長調Op.13-2,RV.56,F.XVI-6,P.S.3-10[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] | |
| 11-64 | ソナタ ト長調Op.13-3,RV.57,F.XVI-7,P.S.4-1[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] | |
| 11-65 | ソナタ ト短調Op.13-6,RV.58,F.XVI-10,P.S.4-4[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] | |
| 11-66 | ソナタ イ長調Op.13-4,RV.59,F.XVI-8,P.S.4-2[ミュゼット/ヴィエール/fl/ob/vn] |
とあり、必ずもフルートソナタではなく、ミュゼット、ヴィエール、オーボエ、ヴァイオリンでも代用可能のようだ。また、この作品表には『忠実な羊飼い』という題名も表示されていない。
いろいろ探したら、この曲集を演奏した方のブログを発見した。リコーダー(フラウトトラヴェルソがいわゆるフルートで、ブロックフレーテ=リコーダー)でも演奏が可能のようだ。それらの楽器と通奏低音のためのソナタ集ということらしい。
恐らくNHKFMを愛好されていた方には、このOp.13-2の Preludio は非常に親しいものだろうと思う。朝の6時台に放送されていた(いる?)「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲だったからだ。私も「忠実な羊飼い」という曲名だということは知っていたが、この耳に馴染んだ曲が作品13の2の第一曲だというのは、このCDを入手して初めて知った。
ERATO録音のランパルの音盤には、結構以前から縁があり、あの有名なモーツァルトのフルートとハープ(ラスキーヌ)のための協奏曲も、ポンパドゥール夫人の肖像をあしらったレコードジャケットのLPで持っていたり(CDでも買いなおした)、バッハのソナタ、モーツァルトの協奏曲、ドビュッシーのソナタ集などで結構馴染んでいたが、このバロック復興期の比較的早い時期の録音でも、屈託のない美音で、ヴィヴァルディの多作とは言え多彩な音楽を闊達に奏でている。
ターフェル・ムジークではないが、最高のBGMの一つとして聴けるような曲であり、演奏だと思う。リコーダーでも演奏でき、楽譜も入手可能のようだ。
ただ、いろいろネットをさまよっているうちに、ショッキングな情報も入手した。
このブログによると、どうもこの曲集はヴィヴァルディの真作ではなく、名前を借りて出版されたものらしいのだ。真相はいかに?
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)






