トーマス・ヘンゲルブロック Thomas Hengelbrock 指揮
フライブルク・バロック管弦楽団 Freiburger Barockorchester
バルタザール・ノイマン合唱団 Balthasar -Neumann-Chor
HMVの紹介ページによれば、〔1996年10月録音〕 原盤:05472773802
6月の最終日、これまで何度も寝入りばなには聴いていてその美しさに陶然としながら寝入った(寝付きだけはいいのだが、3時から4時に目覚めてしまうのが悩みのタネ)この録音にしっかり向き合って聴いてみることにした。(「6月の6番は」)
もちろん比較の対象は、相当以前確か1990年代に購入して、何度も聴いた2006年10月 6日 (金) J.S.バッハ ミサ曲 ロ短調 ブリュッヘン指揮18世紀オーケストラによる演奏。
このヘンゲルブロックという指揮者やフライブルク・バロック管弦楽団、バルタザール・ノイマン合唱団という名前は、Wein, Weib und Gesang(pfaelzerweinさん)の2006年のモーツァルトとヘンデルの記事で見かけ、ドイツの比較的ローカルな演奏団体なのかな、などと井の中の蛙式の不遜なことを思っていたのが恥ずかしくなるような優れた演奏団体のようだ。
ブリュッヘンのバッハも非常に真摯なものであり、18世紀オーケストラの技量やソリストたち(アルトのカウンターテナーが少し異質だが)は優れた演奏なのだが、このヘンゲルブロックたちの演奏の醸し出す音響の柔和さ、品格の高さ、そして全曲にわたるまとまりのよさは、またブリュッヘンたちの演奏にない多くの魅力を教えてくれるものだと感じた。
このDHM50には、ヘンゲルブロックとバルタザール・ノイマン合唱団は、このロ短調ミサと、DISC1のドゥランテ、アストルガ、ペルゴレージの宗教曲だけの収録(フライブルク・バロック・オーケストラは他にも数枚の録音が収められているが)のようだが、十分その真価を顕してしいるように思う。
コーラス、オーケストラにしてもいわゆる巧さをヘンゲルブロック盤には強く感じないのだが、響きが非常に心地よく、聴きながら集中力が高まっていくような錯覚に襲われるような気もしないではない。
ちなみに、エクセル表でブリュッヘン盤とヘンゲルブロック盤のパンフレット表示のタイミングを並べてみた。全体的に大きな差はないと言えるが、一貫して躍動的な要素が感じられるブリュッヘンに比べて、ヘンゲルブロックは柔と剛の切り替えが鮮やかで、遅い部分はいわゆる「ロマンティック」なほどであるが、速い部分は新古典主義的なキビキビとした引き締まった音楽になっているように聴こえる。これで全体の統一感がそがれないというのも不思議ではある。
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ブリュッヘン |
ヘンゲルブロック |
| Kyrie |
| Kyrie eleison |
8:53 |
11:32 |
| Christe eleison |
5:08 |
4:46 |
| Kyrie eleison |
3:50 |
4:17 |
| |
17:51 |
20:35 |
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| Gloria |
| Gloria in excelsis Deo |
1:40 |
1:37 |
| Et in terra pax |
4:56 |
4:38 |
| Laudamus te |
4:23 |
4:13 |
| Gratias agimus tibi |
1:40 |
3:11 |
| Domine Deus |
5:44 |
5:24 |
| Qui tollis peccata mundi |
2:59 |
3:12 |
| Qui sedes ad dexteram Patris |
4:32 |
5:11 |
| Quoniam tu solus sanctus |
4:13 |
4:37 |
| Cum Sancto Spiritu |
3:51 |
3:36 |
| |
33:58 |
35:39 |
|
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| Credo |
| Credo in unum Deum |
2:00 |
1:45 |
| Patrem omnipotentem |
1:44 |
1:48 |
| Et in unum Dominum |
4:28 |
4:29 |
| Et incarnatus est |
3:05 |
3:04 |
| Crucifixus |
2:58 |
3:48 |
| Et resurrexit |
3:41 |
3:34 |
| Et in Spiritum Sanctum |
5:06 |
5:02 |
| Confiteor unum baptisma |
3:02 |
3:42 |
| Et expecto resurrectionem |
3:36 |
1:58 |
| |
29:40 |
29:10 |
|
|
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| Sanctus |
| Sanctus |
4:11 |
5:17 |
| Osanna in excelsis |
2:23 |
2:20 |
| Benedictus |
3:59 |
4:28 |
| Osanna in excelsis |
2:20 |
2:22 |
| |
12:53 |
14:27 |
|
|
|
| Agnus Dei |
| Agnus Dei |
5:06 |
5:41 |
| Dona nobis pacem |
2:57 |
3:30 |
| |
8:03 |
9:11 |
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| |
1:42:25 |
1:49:02 |
追記:2008/07/01
現在、FireFox3でこのブログを作成し、表示を確認しているのだが、Internet Explorer 6.0で昨日作ったこの記事を確認したところ、テキストの部分と表の部分の間が非常に大きく開いてしまっていた。そこで、一端IE6.0を立ち上げて、そこでエクセル表の貼り付けを行ったところ、表の体裁(文字の中央揃えなど)は少し崩れたが、Firefox3でみてもIE6.0で見ても同じように見えるようになった。やはり、エクセルとIE, Firefoxでは少し相性の違いがあるようだ。
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