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2004年11月 8日 (月)

最近のいろいろ

どうも体調が優れない。これまで肩凝りを実感したことがなかったが、両肩が重くだるく、頭がぼーっとする。微熱もある。泌尿器系もあまり感じがよくない。ビタミンB剤を飲んで少し症状が改善されたが、快眠していないのが、最大の原因のような気がする。 また、とうとう老眼が確認された。最近細かい字が見えにくくなってきたのを感じはじめたが、地図に印刷された細かい文字を読もうとしたとき、文字を目に近づけるとピントが合わないのがはっきり確認できた。白髪は出ないのだが、なんと鼻毛に白髪が発見された。明日は定期健康診断だ。

また中古CDを購入。

10/29(金)
1. ボロディンの交響曲第2番と交響詩「中央アジアの平原から」、「ダッタン人の踊り」 250円
  チェクナボリアン指揮ロイヤルフィル

  ボロディンの2番は、聴いたことがなかったと思っていたら、記憶がよみがえってきて、はるか以前にエアチェックしたことがあったと思う。ほとんど聞いたことがなかったが、なぜか懐かしさを覚えた。交響詩は有名な曲で、メロディーは知っていたが、非常に単純な構成の曲だった。拍子抜け。チェクナボリアンはアルメニア系イラン人とのことで、イラン革命後は西側に亡命しているらしい。今はどうしていることだろう。

2. マーラー 交響曲第1番「巨人」 若杉弘指揮 ドレスデン・シュターツカペレ 250円
小澤征爾と並んで世界的に活躍している(していた)指揮者の一人、若杉弘が常任指揮者!をつとめていたことがある名門ドレスデン・シュターツカペレを指揮した録音。1983年頃の録音だが、当時はまだ東西ドイツが分断されており、東ドイツ側だったと思う。ソニーの録音だが、西側のレコード会社が録音する場合、高名なシュターツカペレの名に恥じないように、多くの優秀なエキストラをかき集めたという噂(C.クライバーのトリスタンの時など)だが、このときはどうだったのだろうか?私の好みな克明な録音で、あいまいさはなく、非常に透明度が高い演奏だ。確かこの組合せで、ベートーヴェンの「英雄」もあったはず。
若杉は、ケルン放送交響楽団(WDR あのショスタコ全集の楽団)でも常任を務めるなど大変活躍した指揮者だが、現在は、日本での活動が主なようだ。本人の希望もあるのだろうが、もったいないと思うのは私だけだろうか? 

11/5(金)
1. ヘルベルト・ケーゲルの「展覧会の絵」 750円
  許という音楽評論家(慶應の美学の助教授?)が、ガイドブックでケーゲルのこの録音を激賞していたのを記憶していたので、試しに買ってみた。鋭角的で特徴のある演奏ではあるが、自分の好みではないと思った。「刷り込み」のオーマンディのCBS盤の豪快さと華麗さが懐かしい。ただ、やはり中古盤で買ったデュトワ盤よりもケーゲル盤の方が聞いていて飽きない。デュトワ盤は別のガイドブックではトップを獲得している盤だが、線が細すぎるというか、訴えるものがないというか、途中で聞くのがつらくなる(まあラヴェルのオーケストラ曲はそういうことが多いのだが)

2.ピエール・モントゥーとVPOのハイドンの「驚愕」と「時計」 250円
  これはすばらしい演奏だった。何種類か保有しているハイドンの同曲の中では一番関心する録音だ。ヨッフム、カラヤン、C.デイヴィス、アバド、フィッシャーの全集盤などの中ではヨッフムに近いだろうか。ガイドブックなどにはリストアップされないようだが、オーケストラの親密な対話になんとも言えない味があるし、さらっとしていて品がある。

新札が発行された。
 約20年ぶりに新札が発行になった。肖像として1万円の福沢諭吉はそのままだが、5千円は新渡戸稲造が樋口一葉になり、千円は夏目漱石が野口英世になった。1万円は未入手だが、それ以外は立体的な印刷とホログラムが特徴のようで、これなら確かに偽造されにくいだろう。見た目だけでなく、手触りが違うのは大きい。

動物園に行った。
 子どもがせがむので、ズーラシアに行って来た。旭川市の旭山動物園が動物展示に工夫を凝らして大人気となったというが、ズーラシアは希少動物の生育環境重視のため、見物客にはあまり見ごたえがないことが周知されたためか、人気が落ちているようだ。それでも、我が家はこの4年間で10回以上は出かけているので、その都度見られる動物がいたりいなかったりは逆に面白さになっている。

近所の里山(市民の森)を歩き回った。
 子どものドングリ拾いのついでに、その奥にある里山に足を伸ばした。11月とは言え暖かい日だったので、人出は結構あった。多くは中高年の人のウォーキングのようだった。夏場は蚊やブヨが発生するだろうからあまり入りたくない広葉樹林だが、この時期の関東南部の里山は結構快適で、汗もかかずに山歩きが楽しめた。

新潟県の地震災害
 父が飯山線の越後岩沢駅に転勤していたこともあり、今回の地震の被害が大きかった小千谷市や十日町市などは訪れたことがある。もう20年も前の春先だが。また母と弟は、夏の花火が有名なので、世界一の五尺玉?を見物に行ったことがあるようだ。風光明媚で住人の気性が柔らかいあの地域、あの「雪国」の舞台にも近い地域の現状を憂える。
「デジタルストレス王」 November  02, 2004 我が家壊滅   に詳しいが、鐸木氏がちょうどこのあたりに別荘を持ったということを読んでおり、それ以前になぜか「夜の越後岩沢駅」などという写真もアップされたりしていて、どうしただろうと思っていたら、非常に大変な状態だったようだ。また、彼らしく、マスコミの報道姿勢についての批判は的確で鋭い。絵になる映像に押し寄せるマスコミ、被害者側に無意味な安否確認放送を偽善的に流したNHK、生きていくのに必要な情報が得られない報道、国土地理院の素早い情報提供。大事件からいろいろなことが見えてくる。それにしても、隣県の災害に対して、長野の田中知事の動きは発言が見えてこないし聞こえてこないのはどういうことだろう?

 

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