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2004年12月 6日 (月)

ハウルの動く城

宮崎アニメ「ハウルの動く城」を見てきた。11/27(土)最寄のシネマコンプレックスで。

もともとアニメファンの中年男にとっても面白くないわけがなく、妻も子ども達もそれぞれ楽しんだようだ。

第一印象は、女の子の顔が、少々固い表情をしているなということ。ソフィーは自分を美人だと思っていない、妹に比べて愛想もなく、好きでもない帽子屋の仕事を義務として継いででいる、という感情が表われたものだと得心。

ハウルの声優をつとめたキムタクだが、これが結構うまい。キワモノかと思ったら、まったく違和感がなかった。

登場人物では、ハウルの弟子のマルクルが気に入った。火の悪魔、カルシファーも憎めない。動く城の鳥の足は、ムソルグスキーがハルトマンの遺作から霊感を得て作曲した「展覧会の絵」のうちの「バーバヤガーの城」にヒントを得ているのではなかろうか?ロシアの魔女が住む城らしい。動くかどうかは分からないが。

舞台は、またしてもヨーロッパに戻る。原作がそうだから仕方がないといえば仕方がないが、ファンタジーといえば、ヨーロッパ?黄色人種も黒人種も登場しない。

今回も連続して、久石譲の音楽だが、ワルツのテーマは、懐かしい映画音楽を引用している。題名を思い出せないが。

18歳の娘が、90歳の老婆に変えられ、それ以降の方がそれまでの人生よりも大胆に活発に生きる。

設定上の矛盾?や無理?や分かりにくい部分もあるが、まあ上質なアニメーションではある。

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※11月21日の記事にネタバレーなハウルの動く城の疑問点とか 書いてます。うちの文章よりコメントの方が興味深い内容になってる記事ですw 見てきました!さ... [続きを読む]

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