視聴率とNHK
NHKも視聴率調査会社に金を払っているのだろうか?もしくは、調査を依頼しているのだろうか?それとも勝手にこの調査会社が調査結果を公表しているのだろうか?
株主としては、NHKの名前はあがっていないが、株主の会社には、手心を加えたりしないのだろうか?まあ、公正な調査がこの会社の存在意義だろうが、視聴率がここまで一人歩きして、1%が大きな価値をもつようになれば、それをめぐって様々な模様が描かれるのは理の当然だと思う。
以前、テレビ局のプロデューサが、この調査会社が契約している家庭を探し出して、視聴率を操作しようとしたことが
あった。
まずは、そこまでこの視聴率が信頼性のある数字なのかが問われなければならないのだが、紅白歌合戦の関東地区の視聴率が40%を割った、割らないと大騒ぎするほどのものではないのではないか?1/12の朝日の朝刊に、仙台地区の視聴率が20%台だったことが記事になっていたが、これは昨日上記のリンクを見たときにあれっと思ったところだ。記事ではいろいろ憶測を述べているが、要は差がそれほど出ないと想定される調査において、それほどの差が出てくるということは、視聴率調査の信頼性が低いことを物語っているということではないのだろうか?
視聴率の調査の装置が設置されている契約家庭は、意外なほど少ないと何かで読んだか聞いたかしたことがある。それでも「統計学的には正しい」結果が得られるそうなのだが、本当にそうなのか?
つまるところ、視聴率はことほどさようにあてにならないということだ。
ところで、大河ドラマも出ていた。
大河ドラマは少年時代からじっくり見ていたような記憶があったが、1966年度の「義経」が辛うじて記憶の断片があり、「天と地と」には小学生ながら熱心に見始め、「花神」と「黄金の日々」に熱中した。「黄金の日々」は、最終回のちょうどその日に実家のテレビが故障したため見られなかった。最終回が年末押し詰まってから放映されたため、総集編も放送されなかったように思う。呂宋(るそん)助佐衛門が主人公で、当時の市川染五郎が演じていた。
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初めまして。いきなりですが、いま時代劇専門チャンネルで『黄金の日々』を放送していて、はまってます。「あれはおもしろかった」という遠い記憶はあるものの、詳しい筋とかは忘れていました。いまみても全然古びていないのが不思議。おもしろいです。
(当時、染五郎の本物がみたくて「ラ・マンチャの男」も見に行きましたが、そちらも泣けました)
投稿: まだむこぼれだね | 2005年1月13日 (木) 16:36
まだむこぼれだねさん、初めまして。
コメントありがとうございました。もう見る機会はないだろうと思っていましたが、「黄金の日々」再放送しているとの情報で、いつかは見られるだろうという期待を持つことができました。
「義経」始まりましたね。「新平家物語」も非常にわくわくしながら見た記憶がよみがえってきました。
投稿: 望 岳人 | 2005年1月18日 (火) 12:23