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2005年2月 1日 (火)

松岡正剛 千夜千冊

バリー・リンドンを検索していたら、松岡正剛 千夜千冊というページがヒットした。内容的に非常に多彩で深く面白い。

グールドの本についてのエッセイなどは、例の「草枕」の件などすごく面白いものだった。

なお、フルトヴェングラーの「音と言葉」(新潮文庫)で、ベームが生涯で二度、モーツァルトの交響曲全集を録音したというのは、記憶違いだろう。ベルリンフィルで史上初めて(2番目か?ラインスドルフ盤もあり?)全曲録音を果たしたあと、晩年にヴィーンフィルと後期の数曲と29番イ長調あたりを録音しただけだった。

カール・ベームは10歳の年下である。慎ましい生活ぶり、誇張しない指揮、解釈の一貫性がベームの名声を高くした。モーツァルトの交響曲を2度にわたって全曲録音をはたしたのは、いまなおベームしかいない。

松岡正剛氏の簡単な紹介

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コメント

TBありがとうございます。
松岡正剛 千夜千冊の「グレン・グールド」の記事拝見しました。グールドの写真が多く楽しめます。若いころはいい男だったんですね。
そして、グールドのいわゆる奇行についての解釈は読ませますね。
グールドの2枚組CDの『images』もお奨めです。
『中年会社員の観察日記』作者

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