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2005年2月20日 (日)

モーツァルト「魔笛」夜の女王、パミーナ

「のだめカンタービレ」で「魔笛」の夜の女王とその娘パミーナを扱っていたので、このふたりの役の重要さについて少し考えてみた。

夜の女王 第1幕第4番(夜の女王の登場、さらわれた娘を心配、タミーノへの命令) と 第2幕第14番「復讐のアリア」の二つのコロラトゥーラのアリアで有名だが、役どころとしては、これだけ。しかし、この2曲の至難で印象的なアリアにより、「魔笛」といえば、夜の女王というほど有名ではある。

一方、その娘パミーナは、パパゲーノとのデュエット第1幕第7番「愛の賛歌」(これがこのジングシュピールの眼目である)、第2幕第17番の「死を決した」アリアなど、主人公タミーノの相手役として最後まで重要な役を果たす。パミーナの存在なくして、タミーノの試練の克服もない。しかし、母親ほどの強烈な個性がなく、比較的地味だといえよう。

レヴァイン指揮のメトロポリタンオペラのDVDでは、夜の女王はルチアーナ・セッラ、パミーナはキャスリーン・バトルが歌っている。

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