ロドリーゴ アランフェス協奏曲
先日、中年会社員さんの映画音楽のジョン・ウィリアムズとセゴビアの記事で ギタリストのジョン・ウィリアムスのことでやり取りさせてもらったが、それ以来彼のギター演奏を聴きたいと思っていた。今日、またブックオフに立ち寄ると、ソニーの1000円の廉価盤が750円で売っていたので、購入した。
ロドリーゴ アランフェス協奏曲 オーマンディ フィラデルフィア管弦楽団 (1965年12月)
同上 ある貴紳のための幻想曲 グローヴズ イギリス室内管弦楽団 (1967年7月)
ジュリアーニ ギター協奏曲 イ長調 作品30 ウィリアムス イギリス室内管弦楽団(1968年10月)
ヴィヴァルディ ギター協奏曲 ニ長調 RV.93 同上
ジュリアーニ (1781-1829) 古典派のギター曲を数多く作曲。ヴィーンで活躍。
典型的な明快な古典派の音楽。1782年生まれのパガニーニよりも1歳年上。
ヴィヴァルディの曲の原曲は リュートとヴァイオリンのための協奏曲とのこと。
アランフェス以外は、初めて聴く曲だが、耳馴染みしやすい。録音は60年代末ということで古いが、アランフェスの第2楽章で弦楽合奏が飽和気味にびりつくところ以外は比較的聴きやすい音質。ギター曲のCD自体恐らくこれが初購入なので、比較はできないが、ギターの音を入れるためか、録音時の(音量)レベルは高いようで、克明な録音。
アランフェスは、フィラデルフィアとしては小編成なのだろうが、歯切れのよさより、低音も十分響かせ豪華な印象を与える。木管は流麗で美しい。ウィリアムスのギターは、「貴公子」と呼ばれたことも頷ける端正な音楽を聴かせる。
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「ディスク音楽02 協奏曲」カテゴリの記事
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はじめまして。「アランフェス.....」は昔から好きな曲です。あまりにもポピュラーになっていますが、いつ聴いても新鮮味がありますね。それから「ある貴紳のための協奏曲」も大好きな曲です。異色の曲って感じがします。
尚、私は専門的なことはまったく無知なので演奏者は問いません。持っているのは”イエペス”のですが。
あ、それから名前は、ど忘れましたが昔ある有名なジャズ・ギタリストが演奏したのも好きでした。
投稿: moon.light | 2005年3月13日 (日) 21:12
moon.lightさん コメントありがとうございます。偉そうなことを書いていますが、ギター曲は私もまったくの初心者です。アランフェスの協奏曲は、有名曲ですが、これまで自分と同世代のヴィルトゥオーゾ山下和仁氏の演奏を放送で聞いたぐらいで、CDは1枚ももっていませんでした。今回はじめてじっくり聞いてみたのですが、いい曲ですね。このロドリーゴやアルベニス、ファリャなどスペインの作曲家の作品には独特の魅力を感じます。
投稿: 望 岳人 | 2005年3月18日 (金) 09:33