« FCLA が BLOGになった | トップページ | 今日聞いた音楽 »

2005年3月23日 (水)

多摩川の南 

都市伝説・メリーさんの真実というサイトをたまたま見つけて読んだ。

敗戦日本を象徴する女性を描いたノンフィクションだが、その中で特に印象に残ったのは、多摩川のこちら(北側)には「外人」「進駐軍」を入れるなという江戸幕府、日本政府の政策の「一貫性」によって形づくられた横浜という町の性格だ。今は華やかなハレの装いを見せる港町横浜だが、幕末の開国時代と、敗戦後の占領軍の進駐時代には、そお重荷を背負わされた町だったのだなと、ショックを受けた。

文明開化によって先進的な町が誕生し、華やかな外国文明の取り入れ口、洋行の出発地の町だった横浜と、現代の同じくおしゃれな観光地横浜との間には、連合国の占領時代、朝鮮戦争時代の暗く陰鬱、その反面エネルギッシュな町の歴史があったのだ。

今でも横浜市内には多くの米軍基地、施設が存在し、神奈川県内には横須賀、座間、相模原など米軍基地が横たわっている。ときおり、横浜の空に爆音を響かせて軍用機が飛び交っている。

« FCLA が BLOGになった | トップページ | 今日聞いた音楽 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

歴史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 多摩川の南 :

« FCLA が BLOGになった | トップページ | 今日聞いた音楽 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31