R25という雑誌に「のだめ」とクラシック音楽の記事
「のだめ」が各方面で話題になっているようだ。先日の雑誌「ダ・ヴィンチ」に特集が組まれていたようだが、同じリクルートが発行している若手サラリーマン向けの無料誌 R25 にも コラムで「のだめ」が取り上げられていた。また、R25の巻末コラムでは石田衣良という作家が自作に書き入れたクラシック音楽について語っていた。
P.S.
その後、「のだめ」の感想。
少々、ネタバレあり。
のだめがパリの名門 コンセルヴァトワールに入学して、アナリーゼのゼミに参加したときに、まったくついていけずに凹む場面がある。そのとき友人である同級生から「君は、日本の大学で学んできたんだよね。僕は、市立の音楽院で勉強してきたよ」と突っ込まれる。このエピソードは、ヨーロッパの大学生がよく勉強し、反面日本の学生が勉強しないかを示すものではなかろうか。のだめは設定上天才肌でそのような地道な知識や分析力に頼るタイプではないのだろうが、その演奏からは恐らくあまり知性は感じられないのではなかろうか。ブラームスの交響曲第3番の第3楽章のアナリーゼなどといえば素人の自分でも受けてみたい授業だ。
« 「もう一枚のモナ・リザ」 | トップページ | 東京都恩賜上野動物園 »
「漫画「のだめカンタービレ」」カテゴリの記事
- 久々のコンサート ゲッツェル/神奈川フィル、三舩優子(pf) 2/4(土)(2012.02.05)
- 映画『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』テレビ放映を見た(2010.04.18)
- のだめカンタービレ #22, #23(最終巻)(2010.01.09)
- マリアン・アンダーソン 黒人霊歌集(2008.12.10)
はじめまして。team_togashiと申します。
「ねもじゅん」さんの「ビルスマ」のコメントから飛んで参りました。
「のだめ」の記事の充実ぶりに腰を抜かしました。
またお邪魔します。
投稿: team_togashi | 2005年4月 9日 (土) 14:42
team_togashiさん はじめまして。コメントありがとうございます。
5月にコンサートを開かれるとのこと、盛会になるといいですね。
以前から少年少女向けの野球、サッカーなどのスポーツ漫画や、囲碁漫画など、子ども達にブームを巻き起こし、実際に社会的な影響も生じていますが、「のだめ」はどうなんでしょうか。私のように音大に憧れをもっていたクラシック音楽ファンには結構受けているようですが、のだめ現象とまでは行っていないようですね。
投稿: 望 岳人 | 2005年4月11日 (月) 14:37