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2005年4月11日 (月)

粘土遊び

4/9(土)にちょっとした機会があり、陶芸教室とバーベキューの集いに家族で参加してきた。

粘土を捏(こ)ねて器を作成するのは自分の小学校の図工の授業以来かも知れない。子ども達は粘土から器を作るというと、すぐに縄文土器を連想するようで、土器作りだねと喜んでいた。日常生活で使っている陶磁器は、土器ではあるのだが、土を捏ねて形を作り、釉薬をかけて、窯で焼き上げたものだという実感が得られないものが多いから、粘土と陶磁器の間に連想作用が働かないのも無理はない。

50人ほどが参加、講師は3人。半分以上が初参加ということで、まずは轆轤(ろくろ)を使って、円形の底を作り、その上に紐状に伸ばした粘土を丸く重ねていき、形を作るというあらましの説明があった。使った土は、信楽の粘土。室内ではなく、快晴の屋外で行なわれたので、粘土の乾きが早く、子どもが作るのを手助けしながらの作成だったので、なかなか念入りには作れなかったが、1時間程度で、それなりに抹茶茶碗めいた器が出来上がった。非常にシンプルなもので、高台も作らなかった。さて焼いてもらったらどうなることか。妻は縦型のマグカップで、色粘土で模様をつけ、講師に指導してもらい取っ手をつけてもらった。長男は、私と同じような器で、ご飯茶碗のイメージ。次男は、手仕事が早く素早く作っていたが、紐粘土同士の間のつなぎをしっかりやれず、母親と講師に手助けをしてもらって何とか完成していた。

その後はバーベキューパーティで、予め用意された肉、野菜、焼きそばなどの食材を、炭火焼のコンロで鉄板焼きと網焼きにして食べた。炭火は火力調整が難しく、すぐに焦げてしまうが、網焼きした豚のバラ肉はすこぶる美味だった。家族四人分としては、結構ボリュームがあり、残すのはもったいないので、頑張って食べたおかげで、帰宅後、腹をこわしてしまった。残念!野外料理は、2年ほど前に行った「こどもの国」での秋刀魚焼き以来だが、野生の血が騒ぐようで、たまには面白い。

この行事は、本社所有の広い野球場で行なわれたので、食前、食後には、時間をみては野球遊びもできて、子ども達は満悦だった。

4月4日から突然気温が上昇し、本当に一気に春が訪れた。山の木々は萌黄色の若葉を日に輝かせ、電車やバスの車窓から眺める道々の桜も満開でまさに春爛漫の風情。日差しが非常に強かったので、帰宅後、日焼けに悩まされたほどだった。

こんな風に、たまには粘土遊びも面白い。陶芸といえば、このような造形に加えて、うわぐすり、窯で焼くという高度な技術を要する作業があるが、初心者でも無心に粘土と取り組むのはいいストレス解消になる。

なお、講師の先生の 窯は、 ゆいり陶房 。ホームページがあるから開いてみてと言われたので、検索したらヒットした。ここです。

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コメント

5/14(土) ようやく粘土細工が、釉薬をかけられ、焼きあがって、郵パックで届いた。4個とも割れずに、どれも不恰好ながらそれなりの出来あがりだった。うわぐすりは、萩焼き風。

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