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2005年4月15日 (金)

春めいた信州への出張

昨日は、信州への出張だった。出張続きは疲れる。

信州としては早春の時期であるこの四月に訪れるのは、関東に転居してからは久しぶりだ。めっきり春めいた暖かい日だったが、吹く風は冷たかった。

しばらく離れていたので、浅間山の残雪、芽吹く直前の里山を背景に車窓から一瞬のぞく飛騨山脈の険しくも神々しい真っ白い峰峰、とりわけ鹿島槍の猫の耳のごとき双耳峰が一瞬見えたときには異世界を覗いたかのような衝撃めいたものを感じた。

軽井沢は、まだ冬の様相。落葉松の芽吹くのは5月だろうか。八ヶ岳は逆光になり見えにくいが、佐久の平は早春の気配がただよう。上田に入ると既に桜が3分咲きにまでほころんでいる。そして、長いトンネルを過ぎて、善光寺平に入ったとたんの北アルプス。善光寺平の桜はちょうど開花日にあたっていたらしく、梅の盛りと並んで短い春を謳歌しようという気構えが見えるようだった。遠望する志賀の山々は残雪が多く、まだスキーを十分楽しめるようだ。

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