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2005年6月 8日 (水)

オッフェンバックと焼きたてジャパンと文明堂

幼稚園、小学校の運動会で定番の音楽と言えば、自分としてもいろいろ思い出があるし、現代の子ども達の運動会でもいろいろな曲が使われていて楽しめる。

「運動会 クラシック曲」で ググったら
http://music.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=tocf57072
1 ファンファーレ(開会式・閉会式用) 
2 ボレロ(駆足用) 
3 道化師のギャロップ(駆足用) 
4 天国と地獄のギャロップ(駆足用) 
5 トルコ・マーチ(駆足用) 
6 草競馬(駆足用) 
7 駆足クラシック・メドレー~アイネ・クライネ・ナハトムジーク~雷鳴と稲妻~ハンガリー舞曲第5番~トリッチ・トラッチ・ポルカ~ウィリアム・テル序曲 
8 剣の舞(競技用BGM) 
9 トランペット吹きの休日(競技用BGM) 
10 ウィリアム・テル序曲(競技用BGM) 
11 ドイツ・マイスター(競技用BGM) 
12 白鳥の湖(競技用BGM) 
13 アイーダ行進曲(並足用) 
14 ボギー大佐(並足用) 
15 並足クラシック・メドレー~ファランドール~ボレロ~「四季」より春~「新世界より」~グランド・キャニオン~ドナウ河のさざ波~カルメン~軽騎兵序曲~展覧会の絵 
16 Jupiter(並足用) 
が見つかった。定番はおおよそこのCDに網羅されているようだ。(ファンファーレ、ボレロ、トルコ・マーチ、ドイツ・マイスター、Jupiter が誰のどの曲を指すのかは聞いてみなければ分からないが。)

さて、ここに含まれていない曲でも定番として、「クシコスポスト」「マカベウスのユダの 勝利を讃える歌」などがある。
「クシコスポスト」は、初級のピアノ曲集にも収録されているが、跳躍が多いので素人の私には演奏が苦手な曲だが、これについて面白い記事がいくつかあった。
http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/open/note050529.shtm

http://www.geocities.jp/mani359/zakkiunndukai.html

http://www.geocities.jp/mani359/meicsikospost.html

http://classic-midi.com/composer_list/classic/c_Necke.htm

なお、この曲、リストのハンガリー狂詩曲第2番の急速部分フリスカ(ちなみに緩徐部分はラッサンという)と同じメロディーが使われている。このクシコス・ポストという唯一曲で知られているこのネッケという作曲家の出自を物語るメロディーであろう。

さて、前置きが長くなったが、本題は、この運動会の定番の中のオッフェンバックの「天国と自国」の音楽 (ここで紹介されているDVDには、ナタリー・デセイが出演している)。昨日、子ども達が毎週見ているアニメ「焼きたてジャパン」の中で、カステラが取り上げられたのだが、そこにお馴染みのCM「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂」のパロディが出てきた。クマのヌイグルミがアライグマのそれに化けてはいたが、メロディーはそのままだった。子ども達が興味を持ったので、「実はこの曲は・・・」と取り出したのは、ロザンタール編曲・指揮の「パリの喜び」のCD。この編曲では、有名なカンカンの部分はさらっと触れられるだけなのだが、「ああ、この曲か」という反応があったので面白かった。

なお、「焼きたてジャパン」は、フランスパン、ドイツパン、イギリスパンがあるのになぜ日本パン(ジャパン)がないのかというテーマを扱った少年漫画。エキセントリックな人物のオーバーアクションが売りの一つだが、ストーリーや薀蓄面でも結構面白い。

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