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2005年7月28日 (木)

NAXOSが日本でネット配信参入

ITMediaのニュースに出ていた。

1枚1000円で音楽史でしか知らないようなマイナーな音楽家のマイナーな楽曲が聞けるようにしたことでクラシック音盤界で価格破壊の嚆矢となり、最近では日本の作曲家シリーズにも取り組んでいる香港のNAXOSが、やはりクラシック音楽としては先駆的な事業に乗り出すようだ。

最近、ネット配信が盛んな米国では、その余勢を駆るようにCDの販売数も伸びているという。ネットでつまみ聴きをして音質のいいCDを買うという構図だろうか?

私的には、まだiPODなどのHDD,ソリッドメモリ音楽プレーヤーも使っておらず、折角のF700iの携帯プレーヤー機能も使っていないのでなんともいえないが、携帯CDプレーヤーでも相当音量を大きくしないと弱音の部分などは雑音にマスクされてしまうので、クラシック音楽と携帯プレーヤーの相性はあまり好ましくはないのではなかろうかと懐疑的になっている。

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コメント

こんにちは。面白いですね。ナクソス盤は、物によっては演奏も録音もそこそこと言う事で、そこそこのネット音質で完結するか如何かですね。「余勢を駆るようにCDの販売数も伸び」というのは、世界的に共通するかどうか。私達は、嘗てLP時代に米国の質への無頓着を知っているからです。

もちろんMIDIとは違うとは言っても、ラジカセ使用者層が全てPC音源に移行しているのか?先日のネットによるバイロイトのライヴ評を見ていてますと、大分定着していると言う印象は受けてました。すると今度はソフトの料金が問題で、1000円?前後のCDは、まだそれでも高すぎるでしょうか?因みに私は、そこそこではない第一級の質の特売品を5ユーロ以下で購入する事が多いです。

pfaelzerweinさん いつもコメントありがとうございます。

日本では今日のメールマガジンで
●「iPod課金」の方針,国民にゲタを預ける---文化審議会
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050729/107211/
のようなことがまだ議論になっているので、すんなりとは行かないのではないかと思っています。
 まだ音質的に、生楽器(クラシック音楽)のダイナミックレンジ、倍音など鑑賞のベースとなる条件が整っていないようにも思いますし。

ようやくNAXOSのサービスが始まりました。

http://ml.naxos.jp/

「ヴィブラート」の記事で話題にしたノリントンの「巨人」交響曲も15分だけネットで聴くことができました。

http://ml.naxos.jp/default.asp?page_name=S_contentQuery&label=HCC&genre=&char=M#

それなりのスピーカーがPCにつながっていればそれなりに聞いて楽しめますね。

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