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2005年10月 8日 (土)

iTunes をインストール

遅まきながら Apple の iTunes をインスートルした。

すると、すでにコンピュータ内にある音楽データをライブラリに入れるかというようなことを聞いてきたので、何気なしに OK すると、なんと膨大なリストができあがってしまった。疑問に思って調べたところ、先に Phillips の CD で デイヴィスの「春の祭典」と、ロストロポーヴィチ&リヒテルのベートーヴェンチェロソナタ集を買ったときにショップからオマケにもらった フィリップスのスーパー・ベスト100 カタログCD-R(オーディオデータ入り)を丸ごとコピーしたことがあり(こうするとCD-Rドライブの猛烈な回転音に邪魔されずにカタログを参照できる)、そのデータを読み込んでいることがわかった。

100枚のCDから数トラックの聴き所を30秒程度ずつ抽出した MP3データが234個も入っていたものを、iTunesがライブラリ化したのだった。曲名、演奏者データは入っていないため、どの曲のさわりを聴こうかという風には使えないが、シャッフル機能を使って次々に連続演奏するのは結構面白い。これを書きながらBGMとして流している。ショパンの次がグリーグで、今度はバッハなどとまことにめまぐるしい。それでもほとんどの曲を知っていることに我ながら呆れる。

音質は、この Compaq nx6120のスピーカーからはまったく低音が出ないので、少々さみしいものがあるが、BGMとしては問題ない。

それでもこうして200トラック以上のクラシックの名曲を次々に聴いてくると、モーツァルトの音楽の訴えかける力の強さに驚かされる。グッと心をつかまれるかのような経験を何度かした。

書斎派としては、当面iPodを購入する予定はないが、別記事で書いたHDDタイプの音楽プレーヤーについては適当なものが入手できるのなら考えてみたい。

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