ボロディン 交響曲第2番 チェクナヴォリアン ナショナルフィルハーモニー管弦楽団
1883/11/12 ボロディン(Borodin.Alexander Porfiryevich) 誕生 ロシアの作曲家
ボロディンの代表作、交響曲第2番 ロ短調、交響詩「中央アジアの草原にて」、歌劇「イーゴリ公」より「だったん人の踊り」など。
チェクナヴォリアンはアルメニア人。トルコとの紛争により、イランに逃れてきてそこで成長したのだという。
だったん人とは、タタール人、モンゴル族の一派をさすのか、チェクナヴォリアンと因縁の浅からぬ「ロシア連邦領内のトルコ系諸種族の総称。主に回教・シャーマニズムを信奉する。蒙古系の韃靼とは別。(Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban (Revised edition) ゥ Shogakukan 1988/国語大辞典(新装版)ゥ小学館 1988)」を指すのか?
なお、だったん人の踊りの合唱は、先日フォーレの「ラシーヌの雅歌」で取り上げて、ジョン・オールディス指揮の合唱団が担当している。
交響曲第2番は、あのカルロス・クライバーが取り上げたことが話題になった。チャイコフスキーの悲愴と同じ調性だが、陰鬱さはまったくなく、むしろ逞しさを感じる曲想だ。
ボロディンといえば、弦楽四重奏曲の「夜想曲」の楽章が思い出される。なにゆえ突発的にあのような美しいメロディーを書いたものか?
p.s. 風邪がはやっており、木曜日、金曜日は休養をとって臥せっていた。
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