Mr., Ms., Miss., Mrs.,
日本語では、男女の別なく 敬称として、様を付ければ十分なのだが、欧米語では、敬称には必ず男女の別があるようだ。
ビジネス文書などでコンタクトパーソンなどの氏名を記すときに、男女の区別がつかない場合には大変苦労する。
言語における性差別は、欧米語も結構根が深いのかも知れない。
ドイツ語しかりフランス語しかり、スペイン語しかり?
参考: -person 「…人」「…者」.-man, -womanや-er1, -essのように対となっている性を表す形の代わりに男女ともに用いられる chairperson; salesperson a four-person Columbian gang 4人組のコロンビア人の犯罪者.
語法 -personの造語は特に報道機関の中で,言語における性差別を避ける目的でだんだん使われるようになってきた.以前はその人の性にかかわらず-manが用いられ(anchorman, businessman),特に女性をさす場合は-womanが用いられた(anchorwoman, businesswoman).
Progressive English-Japanese Dictionary, Third edition ゥ Shogakukan 1980,1987,1998/プログレッシブ英和中辞典 第3版 ゥ小学館 1980,1987,1998
P.S. 2006/11/2 追記
英語でのビジネス経験のある人に聞いたところ、簡単なビジネスE-MAILなどを出す際に相手の男女の別が分からない場合には、Dear G. Bush や Dear H. Clinton のように Dear をつければあまり失礼にならないようだ。
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