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2006年2月21日 (火)

ショスタコーヴィチ ピアノ協奏曲第1番、他 ルディ、M.ヤンソンス/BPO

shostakovich_pc12_s1jansons◎ショスタコーヴィチ 
ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲(ピアノ協奏曲第1番)Op.35 1994年録音
ピアノ協奏曲第2番ヘ長調Op.120 1997年録音
交響曲第1番Op.10 1994年録音

ミハイル・ルディ(ピアノ)、アントンセン(トランペット)、マリス・ヤンソンス/BPO,LPO(ピアノ協奏曲第2番)

ディズニーの名作アニメーション、「ファンタジア」の後を襲うものとして「ファンタジア2000」が制作されたが、前作ほどの評判を呼ばなかったようだ。オーケストラは、シカゴ交響楽団、指揮者はジェイムズ・レヴァイン。ピアノでは、イエフィム・ブロンフマン(ラプソディー・イン・ブルー)などが参加し、音響もすばらしく、アニメーションも質が高いのだが、二番煎じの故だろうか?

中では、「ラプソディー・イン・ブルー」が面白く、またアンデルセンの「錫の兵隊」が傑作だと思う。後者に用いられたのが、ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第2番の第1楽章。ファンタジア2000でこの曲に親しんだ子どもたちがその演奏をCDで聞いてみたいというリクエストがあり、いくつかあったCDの中からこれを購入した。EMIのENCOREという廉価盤だが、マリス・ヤンソンスとベルリンフィルによるショスタコーヴィチの第1交響曲までが聴けるというおまけもついているお徳用盤だ。ピアノとトランペット、弦楽合奏のための協奏曲も、ユニークな編成でショスタコーヴィチらしい不気味な哄笑も聞ける。

なお、ピアノ協奏曲第2番は、ショスタコーヴィチの息子、マキシムのために作曲されたもの。

参照:2004年9月5日の自分の記事。

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