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2006年2月27日 (月)

「即評」という音楽会批評blog

最近、「即評」という音楽会の翌日に評論を載せるblogを発見した。

2月26日の記事は、アシュケナージとN響による、スクリャービンのプロメテウス〈火の詩〉の完全版のコンサートの模様が紹介されていた。これは、先日NHKのニュースが取り上げていたもの。その際、色彩ピアノを使った演奏のリハーサルの模様を映していた。

また、先日のコンヴィチュニー演出の「魔笛」も、立体批評的に同時にいくつかの評論が読めるので大変面白い。生演奏に触れる機会はあまりないが、新聞評が少し時間をおいてから掲載されるのよりも速報性の点でずっと面白い。

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コメント

情報のリンクを拝見しました。

新聞評が少し時間をおいてとは、二日ぐらいでしょうか?上の即評の日付を見ていると明くる日なので、大抵の批評文は通常この締め切りで間に合うと思います。BLOGを使って、新聞の印刷時間を省いた感じですね。

比較が出来ないのですが、これの特徴は時間的な速報性よりも言われるような「立体批評的」並列した掲載では無いかと思うのです。更に一般読者からのTBを貼り付けさせると、真価を示すようになると思うのですが如何でしょう。

批評は、充分な資料が手元にあって準備しておけば、起こった事を伝える「報道性と言う点では誰が書いても殆んど変わらなく、視点が異なるだけ」でしょうから、それを一般読者の批評を付け加える事で明白にしてはどうかなと言うのが私の考え方です。

コメントありがとうございます。

確かに即評blogの面白さは速報性よりも立体性ですね。

ただ、どうもこの即評サイトはコメントは受け付けるが、トラックバックはご遠慮というスタンスのようです。

新聞評も、最近ではあまり出なくなってしまいましたね。以前、朝日では吉田秀和を初めとして、林光などの記事も面白かったのですが。

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