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2006年2月 7日 (火)

ミニ氷河期(小氷河期)が到来するのだろうか?

Yahoo 海外ニュース - 2月7日(火)7時1分

地球は「ミニ氷河期」に=太陽活動が停滞-ロシア天文学者

【モスクワ6日時事】ロシアの天文学者、アブドサマトフ天体観測研究所研究員は6日、太陽活動の停滞から、6~7年後に世界の気温が次第に低下し始め、17~18世紀に続く「ミニ氷河期」に入る可能性があると予測した。ロシア通信とのインタビューで語った。今冬ロシアなど欧州全域を襲った寒波も地球冷却化現象の可能性がある。 
(時事通信) - 2月7日9時1分更新

この記事を読み、昨年のちょうど今ごろ、自分で「2005年2月25日 (金) 第四間氷期と温暖化ガスの削減」 という記事を書いたことがあったことを思い出した。

温室効果ガスによる地球温暖化説と第四間氷期の関係はどうなのだろうか?日本でも将軍吉宗の時代の享保の飢饉は、このミニ氷河期が原因だと言われているようだが・・・ もし地球温暖化を上回る寒冷化が進行するとなると冷害による食糧危機が心配になるのだが。

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「ミニ氷河期 OR 小氷河期」での検索で関心を持ったリンク

太陽黒点が語る文明史―「小氷河期」と近代の成立    中公新書

CO2温暖化脅威説は世紀の暴論
― 寒冷化と経済行為による森林と農地の喪失こそ大問題 ―

「地球温暖化は悪いこと」は自明の理か TBを送信。

追記: 2009年6月3日になって、急にこの記事へのアクセスが増えたのがアクセス解析でわかった。どうやらマスメディアが「弱る太陽 活動200年ぶりの低水準」 2009年6月3日14時30分 (朝日新聞)という記事を発信したのがきっかけのようだ。 以前からこの件には興味を持っていたが、このブログでも 2008年9月17日 (水) この夏 太陽黒点が消えた! 地球寒冷化と太陽黒点  や、太陽活動と寒冷化の関係とは異なるが、2007年8月27日 (月) 南極の氷によりミランコビッチ仮説が実証という記事を掲載したこともあった。太陽活動、地球の公転軌道や自転軸の傾きの微妙な変化など、人間活動からは隔絶した原因によって生じる気候変化に対しては人類はほとんど無力ではあるが、温室効果ガスが温暖化に対して「有効」であるならば、今度は温室効果ガスの大量排出が寒冷化対策案として打ち出されるなどということもありうるかも知れない。

追記:2009年6月9日
まだ「ミニ氷河期」検索でこのページを読んでくださる方が多いようだ。ただ、この記事自体太陽活動の大小と氷河期の開始と終了が短い時間的なスパンで起こるような想定で書いているが、実際はもっとスケールが大きいので、仮に影響があったとしても数年とかではなく少なくとも数十年という単位の話だと思う。また、最近日本では私のような地球温暖化人為説への懐疑論がなぜか流行しているというが、実際の趨勢はどうなのかを自分なりに、

2009年6月 9日 (火)地球温暖化人為説への懐疑論は低調となっているようだ

にまとめてみたので、興味のある方はご覧いただきたい。

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