「チャーリーとチョコレート工場」(邦訳「チョコレート工場の秘密」)
スタジオジブリアニメの「天空の城ラピュタ」の話を子どもたちとしていて、ラピュタは有名な「ガリバー旅行記」に登場する空を飛ぶ島のことで、その中には江戸時代の日本も登場するという話をしたところ、子どもたちが興味を持ったので、本屋で子ども向きの「ガリバー旅行記」にそのようなものがないかを探したが、児童書コーナーにはいまやあまり世界名作全集というシリーズものは揃っておらず、子ども向きの文庫で子どもには少々難解な「ガリバー旅行記」完訳版上下巻がようやくあり、購入した。
その折、このところ時代、歴史小説ばかり読んでいたので、久しぶりにと思って、ハリーポッターシリーズの最新刊のペーパーバックがないかと探したが店頭にはなく、最近映画が評判だと聞いている「チャーリーとチョコレート工場」のペーパーバックが置いてあり、少し目を通してみたら子ども向けでそれほど読むのに苦労がなさそうだったので購入してみた。
ところが、読み始めないうちに、妻がレンタルビデオ店から、最近DVD化された Charile and the Chocolate factory を借りてきてしまった。まずは、本よりもこちらの方が面白そうなので、家族で楽しんだ。「シザー・ハンズ」(Scissor hands) という寓話的な映画に主演した エキセントリックな演技が面白い ジョニー・デップ Johnny Depp が、チョコレート工場主を演じていた。
原作は、ロアルド・ダール Roald Dahl の児童向けの小説で、1960年代に出版されたものだという。知る人は知っていたようだ。今回まず映画を見たが、こんなに奇想天外な話だとは思わなかった。
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コメント
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望さま こんばんは
私も最近、レンタルが始まったこの映画が見たいのですが、息子が受験生なので妻と一緒に我慢しております。
私はジョニー・デップ氏が出演していること以外、全く情報を知りませんので、望さまの記事を拝見して、益々興味が沸いて参りました。
ところで数日前に、「オイストラフ」の記事に書き込みをしたつもりでしたが、操作を誤ったようでコメント、消えてましたね。大失敗でした。
投稿: みー太 | 2006年2月26日 (日) 20:24
みー太さん、コメントありがとうございます。
私の方は、児童文学の世界では結構評判の高いものということを知っていただけで、あまり期待もせずに見てみたのですが、その奇妙奇天烈さに度肝を抜かれました。
オイストラフのコメントよろしければ、またいただければと思いますm(_ _)m
投稿: 望 岳人 | 2006年2月26日 (日) 21:04