映画ドラえもん のび太の恐竜2006
子どもたちと ドラえもん映画の新作を見てきた。今回の「のび太の恐竜2006」は、ドラえもん長編映画シリーズの初回作のリメーク版だという。
1980年以来毎年恒例だったドラえもん映画は、原作者の藤子・F・不二雄氏が死去してからは原作の長編ストーリーが供給されなくなったこともあり、2004年の「のび太のワンニャン時空伝」を最後に、それ以降の継続が心配されていた。残された藤子プロのスタッフにより、原作者の逝去以降、オリジナルの長編アニメは数編続けれてきたが、2005年はついにストップしてしまっていた。その辺の事情は新聞でも報じられていた。今回はリメーク版として、放送アニメの新声優陣により制作されたという。
子どもたちは、レンタルビデオやロードショーの映画で、この長編映画シリーズをほとんど見ているが、今回のリメーク版もぜひ見たいということで、見に行った次第。
2004年の作品までは、非常に細かく丁寧に描きこまれている印象だったが、今回の作品は恐竜の質感が結構貧弱だったり、ギャグ調の表現が多く含まれたり(満員の観客だったが子どもたちには非常に受けていた)、これまでの路線からの若干の転換があるようだ。来年も新作(リメークかどうか分からないが)が公開されるらしい。
なお、最近映画界では「お涙頂戴もの」がヒットしているようだが、これも大人が見るとお涙ものかも知れない^^;
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