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2006年3月19日 (日)

モーツァルトが実際に使ったヴィオリンとハンマークラフィーアで演奏されたモーツァルト

Mozart_violin_sonata ◎モーツァルト
1.クラフィーアとヴァイオリンのための ソナタ ト長調 K.379(373a)
2.クラフィーアとヴァイオリンのためのソナタ ホ短調 K.304(300c)
3.クラフィーアとヴァイオリンのためのフランス歌曲「ああ、私は恋人をなくした」による6つの変奏曲ト短調 K.360(374b)
4.クラフィーアとヴァイオリンのためのソナタ 変ロ長調 K.454

(いわゆる ヴァイオリンソナタ集)

妻の友人が数年前にザルツブルク詣でしたときにお土産に買ってきてくれたCD。いわゆる「究極のピリオド楽器」による演奏といえるものだろう。

アンドラーシュ・シフと塩川悠子夫妻が、モーツァルトが生前に実際に使用した Hammerklavier(Fortepiano) と Konzertgeige(Concert violin) の現物(国宝級!?)を実際に用いて、モーツァルトのザルツブルクの生家で、1992年のモーツァルトの生誕日1/27から1/29にかけて録音したもの。

以前は現地でしか買えなかったようだが、現在はザルツブルク国際モーツァルテウム財団のサイトでも販売している。(ただ、このサイトでは詳しい収録曲目が見つからない少々不親切だと思う。)CDにはデッカのPマークと L'oiseau-lyre EDITION と記されている。

現代の演奏を経験してきた耳には、ヴァイオリンは、モーツァルトの好んだという「バターのヴァイオリン」の音色はしているだろうか?ハンマークラフィーアは、油のようなレガートではなくクレメンティ張りに少々choppyではないか?という疑問文が付いてしまう。

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