今日は潅仏会(花祭り)
今日は、釈迦牟尼世尊の誕生日と言われる日。紀元前463年4月8日がその日だといわれる。
潅仏会(花祭り)はインドや中国では古くから行われた行事で、日本でも聖徳太子が摂政を務めた推古天皇時代には行われていてそれが次第に宮中から庶民に広がり民間行事としても盛んになっていたのだというが、現代日本では、マスコミの話題にさえもならなくなってしまっている。そういう自分も、時折思い出す程度でしかない。
かつては、この潅仏会、悟りを開かれた「成道会(じょうどえ)」、そして入滅された「涅槃会」が釈迦の三大法会とされていたという(エンカルタ百科事典)。
長野県の北部では、釈迦入滅の涅槃会(陰暦2月15日)ごろに、「やしょうま」という米の粉を用いた菓子を各家庭で作り、お供えするという風習が今でも残っており、住んでいたころは、そのお相伴に預かったことがあったが、「花祭り」についてはあまり記憶がない。以前ちょうどこの日が土日の休みにあたったときに、訪れたお寺で釈迦の誕生の仏像に甘茶をかけさせてもらったことがある程度だ。
この日にふさわしい音楽は何かと考えたが、どうも西洋音楽ではふさわしいものが思い浮かばなかった。
本日聞いた曲は、モーツァルトの交響曲第35,39番(ヴァルター/コロンビアso)。ヴェーベルン 「ピアノのための変奏曲作品27」&シェーンベルク「ピアノ曲集」(ポリーニ)。
P.S. 後日思い出したが、手持ちではCDはまったくないが、黛敏郎には仏教系の作品が多いようだ。
« モーツァルト 歌曲集 白井光子、ハルトムート・ヘル夫妻 | トップページ | ブラームス ピアノソナタ第1番 レーゼル(P) »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 2025(令和7)年 乙巳 新年(2025.01.10)
- ブログデザインを変更(2024.01.09)
- 年末にインフルエンザA型に罹患し、タミフルの副作用で大腸炎となったが快復(2024.01.12)
- 2021年初めての投稿(2021.04.16)
- 謹賀新年 2020(令和2)年 庚子 かのえね(2020.01.16)
« モーツァルト 歌曲集 白井光子、ハルトムート・ヘル夫妻 | トップページ | ブラームス ピアノソナタ第1番 レーゼル(P) »
コメント