エリーザベト・シュヴァルツコプフ死去
うっかりしていて新聞記事を読んでおらず、いつも訪れているブログから教えてもらったのだが、エリーザベト・シュヴァルツコプフ(シュヴァルツコップフ、シュバルツコップ、シュワルツコップ Elisabeth Schwarzkopf)が8月3日に90歳で亡くなったという。確認したら8月4日付けの朝日新聞の夕刊の社会面の最下段に写真入りで掲載されていた。
逝去を悼みたい。
なお、Googleニュースで読めるのは、多くがウィーン発の共同通信記事で、その元はロイター電のようだ。
シュヴァルツコップフと言えば、一番親しいのが、フルトヴェングラー指揮バイロイト音楽祭オーケストラによるベートーヴェンの「第九」のソリストとしてだった。今聴いてもその歌唱は素晴らしいと思う。
オペラ歌手としての活躍はもちろん知ってはいるがが、残念ながらその録音には接したことはない。カラヤンの『薔薇の騎士』の元帥夫人や、ベームの『コジ・ファン・トゥッテ』での歌唱はいつか聞きたいものだと思っている。
ドイツ生まれのソプラノとして、ドイツ語と音楽との双方の面からそのドイツリートは素晴らしかったが、その中では、先日も記事にしたモーツァルトとのリート集が親しい。シューベルト、シューマン、ヴォルフ、R.シュトラウスなど彼女の名唱はいつまでも愛好され、語り継がれるものと思う。
リンク集:
Reuter電
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なんと、シュワルツコップが亡くなってしまっていた。Dr.円海山さんのブログで知った私はなんと情報に疎いというか。
ちょっと前までシュワルツコップの歌う「メリーウィドウ」の「ヴィリアの歌」をもう何度も聴きまくって惚れ惚れしていたのに。
あの妖艶でゴージャスな歌声はとっても魅力です。もちろん私は録音でしか聴いたことはないし、そのディスコグラフィを語れるほど精通しているわけではないのですが、やはり特別な思いを抱かないわけには行かないのです。
ということで、彼女がセルとともに録音したR・シュト... [続きを読む]
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