J.S.バッハ カンタータ第147番『心と口と行いと生きざまは』
カンタータ第147番『心と口と行いと生きざまは』BWV147
(聖マリア御訪問の主日)
カール・リヒター指揮 アンスバッハ・バッハ週間管弦楽団
ミュンヘン・バッハ合唱団
ブッケル(S), テッパー(A), ケステレン(T),エンゲン(B)
〔1961年7月 ハイルスブロン〕
バッハの全作品の中で最も親しいもの、といっても『主よ、人の望みの喜びよ』というニックネームで知られるこのカンタータの第1部と第2部のそれぞれの終曲のChoral コラールの音楽が特に、なのだが。そしてこの合唱曲は、合唱をやっていたときに是非歌いたかったものの一つだった。(しかし、それは未だ果たせていない夢だ。)
昨日、『クライスレリアーナ』を聴いたケンプによるピアノ編曲も美しく、その亜流的な初心者向けのピアノ独奏版をたまに爪弾くのだが、リトルネロというオブリガート的な三連符(8分の9拍子なのだが)と、それを支える低音とコラールの組み合わせがなんとも言えず美しい。
このリヒター盤は、樋口隆一氏の解説で、カンタータの詩の訳は杉山好氏と、アルヒーフレーベルではおなじみの面々の非常に詳しい解説がついているが、受胎告知をされた聖母マリアが従姉妹でそのとき洗礼者ヨハネを身に宿していたエリザベツを訪ねた日を記念する『聖マリア御訪問の主日』用に作曲されたものだという。
第一部の終曲(第6曲)は、ヤーンのコラール『イエスよ、我が魂の喜びよ』の第6節「幸いなるかな、我はイエスを得たり」を用いたもの、第2部の終曲(第10曲)は、同じコラールから第16(ないし17)節「イエスは変わりなき喜び」を歌詞としたもの。
全曲は、「希望」の感情を表現したとでも言えるもので、短調も陰りではなく、将来への展望が開けるような前向きの音楽になっている。
リヒターは、未だこの頃は、ミュンヘン・バッハ管弦楽団ではなく、Solistengemeinschaft der Bach-Woche Ansbach という恐らく臨時編成の音楽祭オーケストラを指揮している。これが母体となってミュンヘン・バッハ管弦楽団ができたのではなかろうか?
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これはいい曲ですよね。大好きです。
バッハのカンタータというか宗教曲はすべてが好きということではないのですが(眠くなるのです)、この曲はわりと気持ちよく聴ける好きな曲です。
こちらのほうでもTBさせてくださいね。
投稿: yurikamome122 | 2006年11月15日 (水) 22:00
yurikamome122さん、コメント、トラックバックありがとうございます。
この「主よ人の望みの喜びよ」は、この原曲で聞いても、ケンプなどのピアノ編曲などで聴いても、ジャック・ルーシェのジャズトリオで聴いてもいつでも感動してしまう曲です。特に原曲は、2回も聴けるのですからお得感でいっぱいです(^^♪
投稿: 望 岳人 | 2006年11月15日 (水) 23:05