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2006年11月20日 (月)

TVドラマ『のだめカンタービレ』 Lesson6

今晩はビデオに録画しておき、冒頭10分くらいを見逃したが、一応リアルタイムで見られた。原作の#5、#6をうまく組み合わせて、のだめと千秋のラフマニノフの2番コンチェルトの連弾による共演、音大四年生の就職とSオケの解散、千秋の進学、R☆Sオケの立ち上げを描いていた。

終わったあとで、冒頭10分を見直した。

新登場曲は、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲、J.S.バッハの管弦楽組曲第2番の『バディネリ』。ゲームセンターの場面で冗談音楽のように流されたモーツァルトの交響曲第40番ト短調は、どうしてあんな場面で使われたのか理解に苦しむ。このドラマで音楽の使い方で初めて立腹してしまった。まあ最後のベートーヴェンの『皇帝』でスカっとしたけれども。そういえば、『春』のソナタの第4楽章も出てきた。多賀谷冴子の歌は原作では『コシ・ファン・トゥッテ』のドラベッラのアリアのはずだが、ドラマでの吹き替えはそうだったのか?チェロ協奏曲は、サンサーンスの1番だったっけ?ラロ?

やはり圧巻は、のだめの弾いたラフマニノフの自演盤よりも速いテンポのピアノ協奏曲第2番の第1楽章だろう。冒頭のかすかな鐘の音が、フォルテの警鐘で打ち鳴らされるという感じか?ねっとりともだえるような第1楽章よりも、このテンポで弾けるなら(?)相当曲想も変わってくる。千秋とのだめの息のあった演奏の演技はなかなかだった。

さて、これを見たハリセンがいよいよエリート専門江藤塾にのだめを御招待。R☆Sオケの黒木君は、上期のNHKの朝ドラのヒロインの夫役の俳優だということだが、この二つのエピソードがどう表現されるのか?またまた楽しみだ。

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