ソフィア・コッポラ「Lost in translation」DVD
先週末に風邪をひき、のどの痛みが治まらず、一昨日少々無理をして午前様近く仕事をしたため、昨日一日は何とか我慢したが、今日はとうとう熱も出てダウンしてしまった。現在、布団に寝ながら、PCでDVD鑑賞をし終え、その感想を、無線ネット接続して書いている。
あのフランシス・フォード・コッポラの娘が、東京を舞台に映画を撮ったということで一時期話題になった「Lost in translation」(邦題もそのままローマ字書き)、敢て訳せば、通訳・翻訳で失われるもの とでもいうことだろうか。「ゴースト・バスターズ」で知っていたビル・マーレイと、若手女優スカーレット・ヨハンソンの東京での偶然の出会いと別れを描いている。
最終クレジットには、日本人スタッフの名前が8割程度占めているが、視点はやはりソフィア・コッポラや主演俳優たちからみた現代都市東京と、一部古き良き日本の象徴としての京都、そしてフジヤマが登場する。
「通訳で失われるもの」を象徴する、通訳のお粗末さは、少々極端に描かれているが、実際の現場の通訳はあんなものなのだろうか?
それだけでなく、この映画は、コミュニケーションで必然的に失われるもの、人間の孤独を、過去には人気のあった中年映画俳優の男性と、たまたま知り合った結婚2年目の危うい魅力をもつ若い女性とのはかないラブストーリーを軸に描いている。
日本での批評は、賛否両論だったようだが、いろいろな意味で面白かった。
p.s. マウスを使わないPCの操作は非常に不便だ。
« 映画『ブラザーズ・グリム』DVD | トップページ | MSのWINDOWS GENUINE ADVANTAGE NOTIFICATION(KB905474) »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- ケルビーノの palpitar は palpitation のことだった!(2014.09.23)
- 肉、油(揚げ物)を好きなだけという、糖質制限食の「モットー」は(2014.09.03)
- 二つのニュース(2014.08.05)
- ジブリ映画『思い出のマーニー』鑑賞(2014.08.03)
- 明日公開のジブリ映画「思い出のマーニー」の原作(新訳版)(2014.07.18)
« 映画『ブラザーズ・グリム』DVD | トップページ | MSのWINDOWS GENUINE ADVANTAGE NOTIFICATION(KB905474) »
コメント