浅草詣で 2007/1/27
これも少し古い旅行記になるが、今年の1月に、こちらに来て初めて浅草寺に御参りに行ってきた。若手落語家を主人公にした「タイガー アンド ドラゴン」や、先日の「セーラー服と機関銃」のリメイクなどでも浅草が舞台になっていたりしているので、子ども達も結構興味がある様子で、東横線、銀座線を乗り継いで訪れてみた。
下のは雷門の大提灯を撮ったもの。雷門というだけあり、風神雷神?様が門の警護にあたっていらっしゃった。
その後行われた東京マラソンもこの雷門を通過したらしく、大変な混雑だったようだが、よく晴れた暖冬の1月末だけあって仲見世も境内もごった返していた。
浅草寺の本堂自体は、我が家がよく行きなれている善光寺に比べると一回り小さいが、仲見世とその周囲のいわゆる下町の賑わいというのは、一種独特なもので、まだ20代の頃当時東京に住んでいた弟と来たときも、「ここにくるとやはり東京はアジアの一角だという感じだ」などと生意気なことを話したのを思い出した。この写真は、古き良き時代を感じせるブロマイドの専門店で、上の息子は、彼がファンである「車寅次郎」の白黒ブロマイドをもとめた。まさにタイムスリップ感覚だ。妻は、もっと古い柘植の櫛を由緒ありそうな店で買い求めたりして、すっかり江戸から昭和気分を味わうことになった。
タイムスリップといえば、「花やしき」遊園地もその一つで、以前から覘いてみたかったところ。結構入場料などは高価だったが、ものはためしと入ってみた。レトロな乗り物が多いが、それがかえってブームなのだろう、結構若い人たちのグループや幼児を連れた人たちでにぎわっていた。
その後、浅草演芸場のある通り(電柱電線などが地下に埋め込まれたためかすっかりきれいで猥雑さがなくなっていた)を通り、つくばエクスプレスの地下駅から秋葉原に出て、そこからJRで帰宅したのだが、変貌しながらも、変わらない情緒、雰囲気を保っている一角だとは思った。 池波もので馴染みの本所や両国など周囲の地名などもめぐってみたかったのだが、これはまた次の機会。 こうなると、江戸東京博物館の浮世絵の里帰り展のタダ券をもらってあって行けなかったのは残念だった。
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