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2007年5月18日 (金)

東神奈川でアイススケート

これも今年の冬の話だが。

子どもの頃高冷地に育った私は、小学生時代、いわゆる課外のスケートクラブというものに入部し、スピードスケートのトレーニングを積んだ。選手にはなれなかったが、それでも小6のときには、一周400mの公式リンクで、500mを60秒を切る程度には滑れていた。私の世代ではオリンピック級は出なかったが、その地方からは私の父母の世代やここ数年になってからはオリンピック選手も出ているほどだ。

妻は、雪国育ちなので競技スキーではないが、スキーをそれなりにやるし、私も妻の生まれ故郷の地に勤務していた頃には、独身貴族として毎週のように志賀高原や八方尾根を初めとする北信濃のスキー場に出没していたので、ウィンタースポーツは得意なほうだろう。

しかし、我が家の子どもは物心ついた時にはすでに横浜暮らしになってしまったので、これまでスキーやスケートに連れていくことがほとんどなかった。

ところが、新横浜や東神奈川に屋内リンクながらホッケーやフィギュア、ショートトラック競技のできる通年営業のスケート場があり、子ども達も最近の荒川静香、浅田真央、安藤美姫(みき)、村主章枝(ふみえ)、中野友加里(ゆかり)、高橋大輔、織田信成などの活躍をみて、是非一度やりたいと言い出した。

そんなわけで、この冬、スケート場に行ってみたところ、やはり上記のような日本選手の大活躍に刺激されてかジュニアスケーターが大勢詰め掛けていた。私は、小学校を卒業してからは、ほとんどすべることもなく、大学時代に仙台のリンクで数回滑り、その後、長野Mウェーブの一般公開の日、約10年ほど前に滑って以来の滑走だったが、自転車と同じで昔とった杵柄は忘れるものではなく、それなりにスイスイ滑れて驚いた(もちろん危惧していた翌日のふくらはぎの筋肉痛はひどかったが)。

子ども達と妻にはヘルメットを付けさせて万全な態勢で望ませたが、次男は結構飲み込みが早く、一日目のほんの数十分の指導で何とか一人で滑走できるようになり、妻も「子どもの頃はとにかく怖かったけど、足の使い方はスキーのスケーティングと同じだね」と同義反復のようなことを言い、一人で滑っていた。結構不器用な長男だが、それでも逆ハの字に開いて斜め後ろに蹴り出すという一連の動作は飲み込めたようで、それなりの滑りにはなってきた。

ただ、ジュニアでもアイスホッケーやフィギュアを幼い頃からやっている子も多く滑っていたが、やはり体の使い方が格段に違う。転倒や衝突を恐れずに、自由自在に滑り、また果敢にジャンプに挑戦している。そこまでのレベルですべるのは困難だが、結構いい運動になるのは確かなので、暖かくなってからも折をみて連れていこうかと思っている。

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