久々の横浜動物園 ズーラシア
これも、春先の3月10日の訪問記。
多分半年以上行っていなかったのではなかろうか?妻は家で用事があるというので、子どもと三人で、少し早めに出かけてゆっくりと園内を散策することにした。入り口のアジアゾウの展示場では、飼育員の人たちによる説明やトレーニングが行われていた。動物園で飼われるゾウの寿命は、平均60年ほどだという。まさに『ゾウの時間 ネズミの時間』である。この動物園のゾウたちは、ちょうど12歳くらいから15歳くらいで、小中学生ほどの年齢だという。だからこのゾウたちが健康で長生きすると、今見物に見えている子どもさんたちが大人や老人になっても出会えるかも知れないと語ってくれたのが印象的だった。
次は、森の人 オランウータンのオスが、いきなり近づいてきて人間達を睥睨していったところ。メスが死亡してからはしばらく元気がなかったということだが、最近はようやく活力を取り戻したようだ。多摩には多くの仲間がいたので、是非つがいになるようなメスをまた連れてきてやってほしい。
インドライオンは、頭数が増えすぎてしまい、現在オスとメスを分けて展示場に出しているほどだという。彼らにはこの地に適応したのだろう。
ゴールデンターキンには、つがいだろうか仲間が増えており、人前にも堂々と姿を現していた。
ユーラシアカワウソはなかなかタイミングが合わずに見られないが、この日は運良く出てきてくれて泳ぎも披露してくれた。
白熊は珍しく2頭が展示場に出ており、のんびりと頭をゆすっていた。
春の使者クロッカス
ミモザが花盛り
入場のときに、平成11年(1999年)に開園以来、8年目を迎え、3/9時点で、9,925,694人だったという掲示が出ていた。4/1には来園者が1000万人を突破したという。 (最近の年間入場者数は、100万人強とのこと。)
開園後数年は、最寄の中原街道と呼ばれる主要県道が毎土日には渋滞するほどだったが、最近は道路整備も進んだことと、ズーラシア自体の話題性が相対的に少なくなったためか、それほど混雑することもなくなってきた。現在、オカピやヤマアラシのいるアフリカゾーンの奥に、動物園の人気者、キリンやライオンなどが(多分)見られるアフリカエリアが工事中で、また珍しい動物たちが見られるようになるらしい。ただ、それがいつになるかは、なかなか情報が伝わってこない。
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