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2007年7月17日 (火)

梅雨と台風の中 7/14ディズニーシー 7/15ディズニーランド

昨年の海の日の3連休にディズニーリゾート詣でをしたときは、少し雨には降られはしたものの猛暑に近い気温の中3日間遊びまくったのだったが、今年も同じ時期に一泊の予約を入れてあったので、台風4号の来襲を気にしながら出発した。

  *昨年の記事 ディズニーシー
          ディズニーランド&エクスピアリ

7/13(金)の天気予報だと、7/15に横浜市から千葉市付近のちょうど真上を台風の中心が通過するとのことだったので、事前キャンセルも考えたが、旅行代理店に電話しても(おそらく台風による予定変更でてんてこ舞いだったと思うがそれでも午後8時まで受付可能のはずなのに)午後6時頃何度呼び出しても応答がなかった。また、ツーデイパスポートで一日目はシー、二日目はランドで予約してしまっているので、もうやむをえないから一日目をじっくり楽しんで、二日目は交通機関の運転情報などを気にしながら遊び、適当なところで切り上げようということに相談がまとまった。また、昨年見逃したり、乗り損ねたりしたものを第一優先で回ろうという予定にした。

さすがに三連休初日だけあり、9時半ごろの舞浜駅は、雨だというのに相当の込み方だった。しかし、まだパスモ(スイカ)対応していないリゾートラインモノレールでシー駅まで行ったが、好天の昨年とは違い(昨年は5周年ということでも込んでいたらしい)雨天のためか入場口も空いており、園内一周のトランジットラインという遊覧船も空いていた。

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ロストリバーデルタで船を乗り継ぎ、一周してメディタレイニアンエリアに戻った後、早めのお昼を取るため、『マゼランズ』というシーの中でも比較的落ち着いて(少々値が張る)レストランに入ってみた。室内の装飾はなかなか見事なもので、これを見るためだけに入ってもと思わせるほどのものだった。子どもたちは、16世紀のヨーロッパ人の世界発見の歴史マンガの影響か、エンリケ航海王子、コロンブス、マゼランなどの肖像画を面白がったり、妻は中世風のタペストリに興味を魅かれたようだった。レストランは入り口から地下におりる構造なのだが、中央の吹き抜け部分に16世紀ごろの巨大地球儀が30分に一周という速度でゆっくり回っており、天井部分にはテンペラ画の如き星座絵図が描かれており、また調度も凝っていて別世界へのトリップ感が沸き、他のアトラクションよりもワクワク感が味わえた。ランチセットと子供向けセットはいたって普通のシンプルなコース料理だったが、ウェイター・ウェイトレスの対応も親切で外の雨を気にせずにゆっくりとお昼を食べることができた。(これまでなら少々敷居が高いと感じていたが、先日デブヤで石ちゃんたちが、ディズニーリゾートを食べまくるというような企画で紹介してくれたのが、なかなかナイスだった。)

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このマゼランズが含まれるフォートレス・オブ・エクスプロレーションズで、今度はフーコーの振り子もゆっくりと見た後、ガレオン船で遊び、その後、「海底2万マイル」、「キャラバンのカルーセル」、小虎が可愛い「シンドバットの冒険」を雨を気にせずに楽しんだが、海底をテーマとした魚のミニジェットコースターではビショ濡れになった。子どもたちはコースターデビューだったが、結構のG(加速度)にもかかわらず3回ほど続けて乗って楽しんだ。


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その後屋内施設の「キングダム・オブ・トリトン」で1時間ほどゆっくり休み、篠突く雨の中、火山の下をくぐって「ストームライダー」(大型で強い4号台風が接近中なので現実とアトラクションの境目が薄くなったような違和感をかんじた!)などを楽しみ、ケープコッドの海岸線からアメリカンハーバーまで歩き、ホテル・ミラコスタの下を通り抜けホテル送迎バスの乗り込んだのは18:40頃。簡易レインコートを着けていたので上半身は問題なかったが既にスニーカーも半ズボンのももの部分もびしょぬれだった。残念ながらゴンドラは今回も見送ったし、前回訪問時は工事中で現在は最大の目玉である「タワー・オブ・テラー」は子どもたちが敬遠したのでパスした。ホテルは昨年と同じファウンテン・テラスホテルの4人部屋。


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7/14の夜の台風情報では、7/15の午後5時には関東南部に達するということだったので、ランドは開場前に到着して遊んだ後、午前中で帰ろうということした。7/15は、6時半に起床し、ホテルを7時40分発のバスで出発し、8時前にランドに着き、入場の列に並んだ。台風など荒天のときには、アトラクションが止まらない限り、いつもの待ち時間が大幅に少なくなるのでパレードやショーは中止になってもかえってこのような日のアトラクションを目当てに来る人もいるらしい。また、遠方から事前予約した人たちなどはやむを得ず来たという感じで、結構年配の人たちも目にしたし、アジア系の外国人の姿も多かった。

事前に聞いていた通り、台風の日だけあり確かにほとんどスタンバイすることなく、次々にアトラクションを楽しむことができた。「スター・ツアーズ」、「ホーンティッド・マンション」、「ピノキオ」、「白雪姫」、「ピーターパン」と次々に乗り、またもや妻が入場後駆け足でファストパスを入手しておいた「バズ・ライトイヤー」も楽しみ、3D映画を見てから、アナグマのグランマ・サラの地下レストランで早お昼をゆっくり取った。昨年調整中で乗れなかった「ウェスタンリバー鉄道」をまったく待ちなしで楽しみ、「ジャングルクルーズ」も同じく待ちなしで楽しめた。これでもようやく12時を少し過ぎたほど。(プーさんとパイレーツは改装中。その他絶叫系はまだ子どもたちが敬遠するのでパス、トゥーンタウンも屋外なのでパス)。

午後から風雨が激しくなるだろうと予想したことと、雨の中グショグショの靴(子どものメッシュ系の夏用のスニーカーはすぐにビショ濡れになった)で歩き回るのもいい加減疲れたので、この辺で帰宅することにした。帰路、入り口のアーケード街では(雨のため屋外で出没できないので)着ぐるみキャラクターが多数愛嬌を振りまいており、子どもたちは運よく独占で何体かと記念撮影ができた(ロビンフッドのアナグマの神父さん、ピーター・パンのフック船長の部下ミスター・スミー、ピノキオのジミニーなど)。

帰宅の電車は、ガラガラにすいており、接続もよく、スイスイと自宅最寄り駅までたどり着けた。

なお、台風は陸地より相当南側を通過したとのことで、午後になると横浜でも風は強まったが、雨は比較的平穏だったようだ。後から考えると少々もったいなかったが、もし台風直撃となると、電車が不通となり、駅舎内や電車内でイライラしながら待つ恐れもあったのだから、無事に行って来れたのでよしとせざるを得ないだろう。それに混雑時なら一日かけても乗れないほどのアトラクションも短時間で待ちのストレスなしに楽しめたのだし。

それでも、この次は、日帰りで秋晴れの好天の日を目当てに行こうということになったのはオマケというところか。

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