フルトヴェングラー バイロイトの第九のオリジナルテイク? 7/26朝日夕刊
EMIレーベルから実況録音として発売されているフルトヴェングラーとバイロイト祝祭管弦楽団のベートーヴェンの第九(交響曲第9番)の録音と同じ日に録音された別テイク?のオリジナルのテープ録音が、ドイツのバイエルン放送で発見されたという詳しい記事が載っていた。
バイエルンでみつかったテープ録音は状態も非常によいといい、現行の市販品とこれを聞き比べたところ、いくつかの相違があったという。バイエルンでみつかった録音がまったく手を加えていないものだとすると、現行の市販品の方はところどころ編集を加えたものでは(リハーサルのテイクなどを継ぎ足したりした?)ないかと想像されているようだ。
なお、この録音は、日本の「フルトヴェングラー・センター」の会員のみに頒布されるのだという。 詳しくは、公式ページを参照。
追記:すばらしく詳細な比較試聴記事がみつかった。
「フルトヴェングラーの「バイロイトの第9」の無修正ライヴ録音」 ("Classical CD Information & Reviews")
同じページには、現行EMI原盤を元に様々な工夫を凝らした多くのCDも多数紹介されており、このページの筆者の情熱と世界中のこの演奏(録音)のファンの執念のようなものを感じることができる。
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