« 明治時代の教科書に現れたオオカミ | トップページ | 理論物理学の5次元理論 »

2007年9月17日 (月)

江ノ島展望台見物と円覚寺拝観

猛烈な残暑の好天。朝鮮半島付近を移動する台風11号へ吹き込むせいか、生暖かく湿気を多く含む南風が強い一日だった。

三連休なので、行楽に行こうということで、久しぶりに湘南と鎌倉を訪ねた。

子ども達は、東海道線と江ノ電に乗るのが楽しみ。横浜から藤沢まで東海道線で行き、藤沢から江ノ電で江ノ島。江ノ島でこれまで登ったことのない展望灯台に行き、その後鎌倉まで江ノ電に乗り、北鎌倉で古寺を楽しもうということになった。最寄駅で鎌倉江ノ島フリー切符を購入。これで藤沢から大船の間、JR,江ノ電、湘南モノレールを一日乗り降り自由となる。

東海道は新型車両で、先頭車両の運転席を見ながら。最近『電車でGO』というゲームをやっているので、運転手さんの操縦に興味がある子ども達は新型車両の立派で広い運転席に感激していた。

江ノ電は古い車両から新型車両まで多くのバリエーションの編成が走っており、電車好きとしては面白いらしい。

P9160022 江ノ島へ向かう道筋に新しく開店した風流亭という店で、お昼。最近は、湘南の海で水揚げされる生シラス、釜揚げシラスが名物としてテレビでも何度も取り上げられ、この店でも食べることができた。ちょこ網という地魚料理が多く、地魚の天丼もおいしかった。少々贅沢なお昼だったが、満足。すいとんもおいしかった。


好天の連休の中日だけあり、江ノ島は観光客で込み合っていた。熱風が吹き、日差しも9月中旬などというものではなく、少しクラクラするほどだったので、展望台までは楽をして、有料エスカレーターのエスカーに乗ってしまった。大人350円、小人170円(下りは徒歩しかない。)展望台は、庭園への入場料が200円、展望台利用料が350円。別料金かと思ってエスカー乗り場で割引券を買わなかったので、少し損をしてしまった。


P9160034 少し雲があったので富士山は見えなかったし南の方向には伊豆大島も見えるのだそうだが、これも霞んで見えなかったけれど、残暑の強い日差しに照らされ湘南の海が輝き、荘厳な趣があった。海に突き出た島の上、本来は灯台でもあるこの展望台から見ると、水平線が円形に広がっているのが実感できる。


眺めを堪能した後、観光客で込み合う江ノ電で鎌倉駅へ。ここで下車せず、横須賀線に乗り継ぎ、隣の北鎌倉駅で降り、古寺探訪。

P9160049 こちらに転勤になってから鎌倉には何度も訪れたが、北鎌倉で降りたのは初めてだった。すでに3時を過ぎていたので、日差しも弱まってきたのだが、空は晴れ渡り、風もまだ温度を下げ切ってはいない。まずは最寄の円覚寺に。さすがに鎌倉五山でも有数の規模を誇る寺院だけあり、広大な寺域だ。臨済宗の総本山ということで、禅宗らしい装飾を退けた清雅な雰囲気がある。寺域に入っただけで空気が違うように感じた。約1時間ほどかけてぐるっと拝観したが、中学・高校の歴史教科書にも掲載される円覚寺の舎利殿は、11月の3日から5日と、正月に公開されるだけとのことで、外観も拝することもできなかった(なお、この舎利殿の一部の実物大模型が、馬車道の県立歴史博物館で見ることはできる。写真は、山門)。

次男は暑さ疲れとお土産の件で少し機嫌が悪く、最寄の円覚寺を拝観しただけになってしまった。建長寺はまた次の機会になる。

なお、帰宅後、ダルそうなので熱を測ったら37度ちょっとあった。私も少し熱っぽく、夏風邪を少しひいたらしい。

« 明治時代の教科書に現れたオオカミ | トップページ | 理論物理学の5次元理論 »

生活・レジャー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 江ノ島展望台見物と円覚寺拝観:

« 明治時代の教科書に現れたオオカミ | トップページ | 理論物理学の5次元理論 »

2024年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31