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2007年10月28日 (日)

上杉鷹山が受けた教育 

以前、上杉鷹山を主人公にした歴史小説を読んだ際に、その孟子の政治哲学を基礎としたと思われる伝国の辞などに関心して、そのような政治姿勢を生んだのは、彼の素質だったのか、教育だったのかと疑問を呈したことがあった。

この10月27日土曜日の朝日新聞のBeという土曜日版に、そのことについてまとまった記事が出ていた。Be Entertainmentの『昔も今も』という連載で、教師④ 「平洲が吹き込んだ魂」という回がそれだ。春秋左氏伝 哀公元年の条 「国の興るや、民を視ること傷めるが如くす(中略)その亡ぶるや、民を以って土芥となす」を訓み、講義を聴いたとき、鷹山は涙を流したのだという。

これによると、鷹山はその素質、性格から、もともと民への憐憫の情を大量に持っていたようであり、平洲により知識の裏づけを加えられ体系化されたもののようだ。

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