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2007年11月 3日 (土)

何と定価20万円のCD!? カラヤンの第九

昨日、帰宅時に最寄のCD店に立ち寄ったとき、何気なしに店頭のパンフレットを手にとったところ、カラヤン生誕100年を記念した定価20万円のCDの予約注文のパンフレットで、驚いた。

2万円の間違いかと思って数え直したが、税込みで200,000円となっていた! 

パンフレットによると、通常のCDはいわゆるプラスチックの基板にアルミ蒸着をしたものだが、この20万円の特製CDはガラス基板を使ったもので、プラスチックに比べて精度が桁違いなため、音質的に非常に優れているというようなことが書かれていた。

ネットで検索してみると HMVに詳しいニュースが載っていた。http://www.hmv.co.jp/product/detail/2625293

 「1962年ベルリン、イエス・キリスト教会で録音」が音源で、オリジナルマスターのリマスターからの制作のようだ。また、完全予約限定だという。

(ただし、ユニバーサルの公式サイトでカラヤンで検索してみたが、見つからなかった。 http://www.universal-music.co.jp/classics/ ) レーベル名が ユニバーサル ミュージックではなく、UM IMS となっているためだろうか?

ガラスCDについては、私はこれまでその存在も知らなかったので、このようなセンセーショナルなキャンペーンによって次第に認知されていくのだろうか、などと考えた。

それにしても、20万円とは・・・

別記事によると、ガラスCDの続編も予定されているというが、音質が従来フォーマットのCDより優れているというSACDでもないようだし、その辺りはどうなのだろうか?

追記:2007/12/3

今日になってこの記事へのアクセスが急増している。

解析ページ
1 日々雑録 または 魔法の竪琴: トップページ 3352
2 日々雑録 または 魔法の竪琴: 何と定価20万円のCD!? カラヤンの第九 4251

トップページに迫る勢いなので、検索してみたら、朝のテレビ番組(「とくダネ!」の小倉智昭)でこのCDのことが取り上げられたらしい。テレビや新聞の話題をネットで検索するということは私もやるが、これが結構普通のスタイルになっているようだ。

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