大河ドラマ『篤姫』も面白い
日経の回し者ではないが、日経トレンディネットという サイトも結構面白い。
大河ドラマ『篤姫』の快進撃はこれからも続く! そう断言できる根拠とは? 2008年3月22日
という記事は、なるほどと思わせる予想記事になっている。
それほど期待せずに我が家でもこの大河ドラマを見始めた。歴史上の女性を主人公にしたものでは、永井路子原作の北条政子を扱った『草燃える』は、岩下志麻の迫力のある演技もあり、非常によい出来だったが、『女太閤記』のような通俗的なホームドラマに堕さずに、それなりの品格を保ったドラマになっているように思う。宮崎あおいは、少々庶民的な顔立ちだが愛嬌があり、幾島役の松坂慶子ともどもなかなか見せてくれる。
司馬遼太郎の多くの幕末史を扱った作品は、主に倒幕側を主人公としており(例外的に、『最後の将軍』があるが)、その裏面史である13代家定、14代家茂、15代慶喜将軍の様子についてはあまり知ることがなかった。
そこで、興味を持ち、宮尾登美子の原作(講談社文庫、上下巻)を購入して読み始めた。
歴史小説としては、少々野暮ったいが、宮尾登美子流の引き込むような筆力によって、現在下巻を読んでいるところだ。
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