シチューの人参とエラーCD
今晩の夕飯は、次男の好物のクリームシチューだった(いわゆる家庭用のルーを使ったものだが)。実家の家庭菜園から玉ねぎの出来がよかったということで大量に玉ねぎが送られてきて、それを沢山入れたシシューだったのだが、妻が人参がないことを忘れており、人参を入れずにシチューを作った。
食卓に出されたときには、彩りに乏しい程度の感想で、珍しいねなどと言っていたが、私も子ども達も当の妻も、味がいつもと違うと感じたようで、それぞれちょっと美味しくないねと言い出した。
これは、やはりどうも人参が入っていなかったのが原因のようだ。人参自体、このようなカレー、シチューのような料理の主役ではないが、少々子どもを人参嫌いにするあの香味というか臭みが味を引き締めるような役割をしてくれているらしい。まあ、これがスパイシーなカレーだったら(インド風の本格カレーには人参の姿を見ることはないようだ)あまり気にならなかったのだろうが、それでも意外な人参の力を改めて見直した次第だ。
さて、今日はセット物のCDで以前から欲しかったものがブックオフに出ていたので購入して一枚目から聴いてみたのだが、その最終トラックの一番最後のところで音飛び、音切れがして先に進まない。中古品なので、軽い傷かと思い、以前モーツァルトのハイドンセットを救済してくれた中国製のディスクリペア機を久々に取り出し、クリーニング、リペア、研磨とやってみたが、どうしても改善されない。よくよく見ると、最外周部のアルミ蒸着の部分がほんのわずか切れ込みが入ったようにアルミが欠損しているのが見つかった。どうもこの部分でデータが途切れてしまうらしい。全三曲入っており、前の二曲はなかなかの録音、演奏で、三曲目も少し物足りないと思いつつ、終楽章は結構いい感じで盛り上がってきた最後の最後なので、ちょっとがっかりだった。
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