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2008年7月11日 (金)

祝 IMSLP復活

International Music Score Library Projectがこの6月30日に復活したという。パブリックドメインとなった楽譜が閲覧できる優れものサイトで、バッハもモーツァルトもベートーヴェンもpdfファイルをダウンロードすれば、楽譜をPC上で閲覧できる。ただ、20世紀の作曲家は没後50年保護と70年保護の国で扱いが異なり、一年以上法的問題を抱えて閉鎖されていたのが、ようや再公開されたようだ。

早速つないで、バッハの楽譜をダウンロードしてみたのだが、Acrobat readerのバージョンが原因なのか(現在8.0を使用)、ダウンロードした楽譜を開くことができなくなってしまった。

以前IMSLPが活動していたときにダウンロードした楽譜は8.0でも問題なく見られるので、何か設定が変わってしまっているのかも知れない。いろいろ試してみよう。

と、書いたばかりで、恥ずかしいが、こちらがFirefoxを使っているのをすっかり忘れていた。ダウンロードの方法がIEと少し違うだけだった。ちゃんとダウンロードできた。

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コメント

素晴らしい情報です。早速見ましたら、観覧する国にもよりますがツェムリンスキーやR・シュトラウスまでもあって驚きでした。

また楽しみが増えましたね。

pfaelzerweinさん、コメントありがとうございます。

一昨年頃このIMSLPを見つけたときは、PCに楽譜を表示させながら音楽を聴いたりして楽しみましたが、突然の閉鎖には驚きました。パブリックドメインとの絡みで複雑な印象は持っていましたが、音楽愛好家にとっての実用性は青空文庫やProject Gutenberg以上かとも感じていたので残念でした。

昨日、RSSリーダーで読んでいるこの記事で、IMSLPの復活の経緯を知った次第です。
ネット時代の著作権――楽譜の青空文庫「IMSLP」の復活
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20080709/1005901/

パブリックドメインが知の共有を進めるとともに、良質な出版や過去作品の保管などの経済活動を阻害する恐れも少なからずあるのではないかということを過去にも書きましたので、実のところ諸刃の剣なのかも知れないとも思っております。

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