ヨーヨー・マ Soul of the Tango --The music of Astor Piazzolla --
アストル・ピアソラ (1921-1992)
ヨーヨー・マ (チェロ)、他
1997年 ブエノス・アイレス、ボストン、ロス・アンジェルス録音
金曜日の夕方から急に秋になったようだ。
我が家では、子どもの反抗期と家族全体の情緒不安定が重なり、結構しんどい精神状態だ。
金曜日の夜は大騒ぎをして過ごした後、イアフォンで音楽を聴き、漫画を読み寝入ってしまった。
土曜日は、比較的平穏に過ぎたが、ドヴォルザークの『新世界より』の記事も中途半端に終わってしまった。
日曜日の午前中は、これまであまり聴けなかったCDをまとめて通して聴き、結構新鮮な楽しみを得られたが、夕方にはまた別のいさかいが起こり、結構しんどい。家庭生活というものは疲れるものだ。
そんな中、これまでほとんど聞いたことのなかったCDを取り出して聴いている。20世紀末に突如クロース・アップされた(ように思う)アルゼンチンタンゴのバンドネオン奏者で作曲家のアストル・ピアソラの音楽を、そのクロース・アップに一役買ったヨーヨー・マが中心になって制作したアルバム。
7曲目は、ホルヘ・カランドレッリとアストロ・ピアソラの合作?の タンゴ・リメンブランシズという曲だが、1997年録音のマのチェロと、1987年録音のピアソラのバンドネオンの(録音上の)共演を聴くことができるものになっている。
その他CM でも有名になった リベル・タンゴなど、暗鬱だが情熱的な現代アルゼンチン・タンゴを何曲も聴くことができる。
いわゆるクラシック系の音楽界にこのピアソラが評価されるようになった背景や理由はよく知らないが、暗鬱な気分の時に暗鬱な曲(だけではないが)を聴くというのは、少し精神的に落ち着くものがある。
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