久しぶりにズーラシア 新デジカメの試し撮り
2008年2月12日 (火) ツシマヤマネコをナマで見る でズーラシアを訪れて以来久しぶりに動物達を見に行ってきた。
この間、中国から貸与されていたキンシコウが上海動物園にとうとう返却されたり、平面の大駐車場だった第一駐車場がなんだか狭苦しい二階建ての立体駐車場になったり、とうとう来年の春チンパンジー舎と森がオープンする計画になったりしていたようだった。
また、今回は先日購入したコンパクトデジカメの試し撮りも兼ねていた。
画像サイズは少し小さめに設定したのだが、このブログでは1枚あたり1M以上のサイズは投稿不可能とのことで、「縮小専用。」という画像サイズ簡易変換のフリーソフトでサイズを落とす作業が必要になってしまった。これまでは最高画質でも1.3Mだったので、通常では600Kほどの画像だけだったのだが、今回は少し画質を落とすくらでは1Mを簡単に越えてしまうのだ。
「縮小専用。」を通すとEXIF情報が出なくなってしまいつまらないが、今回撮影したいくつかの写真をアップしてコメントをつけてみる。
まずは、最大望遠7倍にデジタルズーム(画質を落とさずにトリミングで拡大するファインズーム)を掛けないもの。さすがにこれまでの3倍とは違いインドゾウの目の表情まで撮ることができた。
次に最大望遠7倍にファインズーム1.78倍を掛けたもので約13倍。カンムリシロムク。前面のケージの格子がうまくぼけてくれて被写体の鳥にオートフォーカスがうまく合ってくれた。
スマトラトラの睡眠風景。最大望遠7倍にファインズーム1.78倍を掛けたもので約13倍。
ドゥクラングール。これはカンムリシロムクのときとは違って被写体にうまくピントが合わなかった。こういうときにマニュアルフォーカスがあればと思う。
これは別のドゥクラングール。こちらはカンムリシロムクの時のように少しぼけてくれた。
次は高速連射9コマ/秒で撮影した中の一枚。フンボルトペンギン達はみんな水に入り活発に泳いでいた。22枚連写。
光学ズーム7倍のホッキョクグマとファインズームを掛けた(13倍)ときの差。
アカカンガルーたち。広角寄りと13倍。
ハッチに似た「おじさんカンガルー」のユーモラスな寝姿(13倍)
この群れの中には須坂市動物園のおじさんカンガルー"ハッチ"とクララとの娘のキララがいたらしい。このズーラシアに貰われてきているとの情報がアマゾンセンターに貼り出されていた。
動きのチョコマカしたアナグマを高速連写で撮った一枚。25枚連写。
13倍のニホンザルのオス。この時期オサルのお顔もお尻も見事なほどの赤い色だ。
先日読んだ鐸木『デジカメに1000万画素』はそれなりに面白かったが、批判の的である最新型の1000万画素のデジカメでも素人としてはそれなりに撮影ができるので、そう落胆したものではないと思った。画質や分解能も大事だが、日常に使うカメラとしては電池のもちが気になった。高速連写で100枚近い枚数を撮影し、全部170枚程度撮影したところ、フル充電(約5時間かかる)の電池がほぼ終わってしまった。後知恵だったが、カタログ記載の通り、オリンパスのこの機種は、電池面では相当弱いようだ。キヤノンあたりは、充電2時間で300枚程度の撮影可能となっている。次に買うときはこの項目は要チェックだ。
また、PC HP のnx6120はカードスロットから多くのメモリーを読み込めるが、どうもマイクロSDが読めないようなので、ドライバのアップデートがあるかどうかを見たところ、アップデートされていたのでインストールしてみたら、読み込みできるようになった。
ところで、今日の朝刊で、日本のお家芸であるデジタルカメラのグローバル市場での売れ行きが相当落ちていて、値段も暴落しており、キヤノンもソニーもオリンパスも利益が減少しているという経済記事が出ていた。技術の革新の反面の値崩れ減少というのが、現在の電気・デジタル機器の最大の問題だと思う。まとものコストダウンをやっていても、国際的に不安定な為替、労働コストの大小によって、まったく儲けが出なくなってしまうという構図はどうも釈然としない。世界がまったく同一水準の労働コストにならなければ、その意味で公正な競争というのは成り立たないのだろうとは思う。
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