フィギュアスケート 全日本選手権2008 長野ビッグハット 男女SP
昨日は、男子のショートプログラム。エース高橋が故障で不在(来年5月には復帰できそうとの報道あり)の中、復活の織田が1位、今シーズンのMVPの小塚が2位に続いたが、結構大差が付いた。(男子は、ちょうど今頃フリーが行われているころだ。)
今晩は、フジテレビがゴールデンタイムで女子のショートプログラムを放映していたのを鑑賞(実際の競技は、14時から16時に行われた)。丁寧な演技が光った中野友加里が1位で、2位の浅田と3位の安藤に2点差を付けた。中野がこの二人をリードするのは、これまで見たことがないので、明日は中野の初優勝なるかという期待がある。それほど今回の中野の滑りは見事だった。安藤も悪くはなく、ミスらしいミスもなかったが、冒頭のトリプル・トリプルに失敗した浅田に僅かリードされ3位になってしまった。またしても「素人目」だが、浅田をリードしていたように見えたが、どうだったのだろうか?
(上位三選手は、選手権の結果はこの2シーズンまったく同じ順位だった。1位浅田、2位安藤、3位中野。世界大会でもよく見ているので、彼女達の競技前の表情で、その日の調子がおぼろげながら予想できるような気がしてきて、今回も妻と一緒に見ながら、「ミキティは落ち着いた表情で、調子の悪いときに見せる泣きそうな表情ではなかった」、「真央ちゃんは、少し眉間にしわがよるような険しい表情をしている。緊張しているのか、調子が悪いのか。直前練習でも尻餅をついていたし」、「ユカリンは、いつものにこやかな表情とは違い、すごく厳しい表情をしている。しかし、過度の緊張や不安はうかがわれない」などと話していたのだが、ほぼ直前の表情-- と言っても、生放送ではなく、テレビ局による編集、演出が含まれているのだが--と滑りの結果が結構当たっていて驚いた。)
今シーズン初めて村主の滑りを見ることができた。ジャンプも安定してきたし、調子はよさそうだったが、転倒などで2点引かれて57点台で5位。その上の4位に、調子を取り戻した武田奈也(なな)が入り、ジャンプの不安定さが惜しかった鈴木明子は6位と出遅れた。
これら上位選手は、いずれも世界レベルの選手達で、現在の女子のフィギュアスケート界の充実振りが伺われる。
浅田真央の姉、舞も大柄な身体を生かしたスケールの大きい優雅な滑りを見せたがあまり点数が伸びなかった。今年ジュニアからシニアに進んだ18歳の村元小月(さつき)は、西日本2位の実力を示し、ジャンプの確実性や身体の切れが素晴らしく8位につけている。なお、その上の7位にはジュニアの村上佳菜子が入っている。
なお、フジテレビ出身の内田というアナウンサーがインタビューアーだったが、相変わらず選手の答えを先取りしたような下手なインタビューで、選手たちは答えにくそうだった。フジの競技の映像は嫌いではないが、このようなインタビューは選手に気の毒だ。
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