シャトー・ジュリアンは美味く、マス・モニストロルはまあまあ
クリスマス・イヴには、マス・モニストロル・ロゼを開けた。バブルの余波の時代に、ドン・ペリニョンを空けて二日酔いになったことがあり、発泡性ワインの高級品は二日酔いをしないという『美味しんぼ』の薀蓄に疑問を感じたことがあった。発泡性ワインは、炭酸が抜けてしまうので、ついつい貧乏根性で750mlを飲み切ってしまうのが、二日酔いの原因だろうとは思うが、どうもそれ以来発泡性ワインは苦手だ。
ロゼだが辛口だった。肉汁たっぷりの鶏の丸焼きには結構合ったけれど、単独の飲み物としては、少し物足りなかった。
翌日、クリスマスの夜には、それほど期待していなかったシャトー・ジュリアン2002を開けた。ボルドーワインをたまに飲むとは言え、大概リーズナブルなものなので、舌が肥えているとはとても言えないが、これは単に渋いだけでなく、ほのかに甘く、アルコールの刺激はまったくなく、まろやかな美味しさを味わえた。2002年というので、6年は経過しているわけだが、心配していた酸味も強くなく、なかなかよい飲み物だった。
日本製のカマンベール風チーズ、デンマーク製のブルーチーズをそれぞれフランスパンに載せ、ワインと味わうとなかなか結構なマリアージュが楽しめた。このワインは、リカーショップに結構並んでいたので、また購入したいものだ。
クリスマスの音楽は、もう20年近く前にヒーリングミュージックとして流行したスペインのシロス修道院の『グレゴリアン・チャント』、タリス・スコラーズの『クリスマスのキャロルとモテット集』のジョスカンとビクトリアの『アヴェ・マリア』、オルフェウス室内管弦楽団によるコレルリの『クリスマス協奏曲』といったところだった。
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