寒冷前線が通過した日
昨日は西から寒冷前線が急速に接近して通過して行った。
仕事上特に冬季は交通状況や天候状況をときどき確認するのだが、降水状況を確認している気象庁のサイトで解析雨量と天気図を一緒に見てみると、ちょうど静岡県付近で寒冷前線の位置に赤い降水量のしるしが一直線上に重なっているのが見えた。
気象の教科書に載るような典型的な寒冷前線ではないかと思っていたところ、関東南部でも、午後4時ごろからにわかにかき曇ってきて風雨が強まった。北西側の窓から見ると、西側から黒い雲の塊が次第に押し寄せてくるのが分かった。午後6時ごろには雨も風もおさまったようで、帰宅にはまったく支障がなかったが、最寄り駅から自宅に帰る途中、一昨日の朝方はようやく木全体が黄葉して美しく照り映えていた神社の二本の公孫樹の大木がほとんど葉を落としていて、その下の歩道に黄色い葉がじゅうたんのように敷き詰められているのに気が付き驚いた。ここの公孫樹は銀杏が成らない雄木のようで、この公孫樹の下は臭くならないのだが、今日は公孫樹の葉の甘い香りが漂っていた。
携帯電話のカメラで写真を撮ってみたもの。夜間モードにしてもボケボケになってしまったが、一応記録として。
歩道のイチョウの葉。
帰宅してニュースをつけると、横浜市では最大風速30m/s近くを記録するなど、大荒れの天気だったようで、ちょうど帰宅時間と重ならなくて助かった。
下の天気図とほぼ同時刻の降雨状況。前線と降雨の位置が見事に合っている。
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