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2009年2月28日 (土)

2月27日の初雪と寒さと燗酒と

2月中旬には春一番が吹き、夏日を記録するほどだったが、この一週間の天気は雨模様の日が続き、昨日は南関東でも10時ごろから雨が雪に変わるほどの気温の低さとなった。横浜では、最高気温は、明け方の5度Cで、日中は気温が低下して4度Cが最高だったようだ。ようやくこの冬(といっても暦の上では立春も過ぎて春なのだが)の初雪だ。ただ、その初雪もお昼ごろにはまた氷雨に変わってしまった。

さすがに日中の最高気温が5度Cを下回るほどだと寒さが身に沁みる。既に身体が寒さにはある程度適応しているので、秋口の急激な寒さの訪れほどは身に応えることはないが、通勤の最寄の駅との往復時など、冷たい横殴りの風が頬に当たって痛さを覚えるほどだった。

このような日は、燗酒が旨い。持病もありビールを控えていることもあるが、ここ数年、冬にはよく燗をした日本酒を嗜むことが多い。この冬は、これまで日本酒を敬遠してきた妻も付き合うようになって来た。

やはり寒い日に身体を冷やすビールはあまり体調によくないようだ。また、この冬は暖冬気味だったこともあり、我が家の暖房はもっぱら電気炬燵のみで、エアコンによる暖房はほとんど使わないこともあるかも知れない。ストーブやファンヒーターの熱源で温まって汗ばむほどの部屋で飲むビールはやはり旨いと感じるから、周囲の温度の影響も多分にあることは否定できないが。

それと、中年になると次第に思想も保守的になるというが、身体の方も知らず知らずの内に日本回帰のようなことがあるのかも知れないなどとも思う。

日本酒は、二級、一級、特級といった級別制度が廃止されて既に20年ほどになり、一時期コミック『夏子の酒』などの影響で盛り上がった地酒、吟醸酒ブームも下火になり、現在ではさらに需要が落ち込んでいるというが、その『夏子の酒』の作者、尾瀬あきら氏が台湾を訪問したところ、台湾の日本酒ブームで歓待を受けたことが新聞記事で掲載されていた。

ブームの頃は、吟醸酒、純米酒だの、有名地酒だのといろいろ飲んでみたことはあるが、今はもっぱら大メーカーの紙パックをスーパーマーケットで買ってくる程度だが、燗を付けるとこれが意外に飲めるので驚いてもいる。大メーカーによる中小酒蔵の桶買いなどという悲しい話も耳にして複雑な思いもあるのだが、暖かい酒は心を少し温めてくれる。

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