今日のリッピングは主にバルトーク
iTunes 8 の スマートプレイリストは大変便利で、自分が以前から実現したかった作曲家、ジャンル、演奏者、録音年などの情報を検索キーにして、自動的にリストを作成してくれるので、大変面白くてはまってしまっている。
今日は、金曜日から土曜日の朝に掛けての暴風雨もおさまり、朝から雲ひとつない天気だった。南の窓を開けると、今日から2月で立春も2月4日と間近なこともあり、春風のような暖かさだったが、北の窓を開けると一転して身を切るような強風が吹いており、同じ建物の南北で季節の差ができているようで驚いた。
長男のスキー合宿に備えて、先日の帰省の折に、雪国ならではの量販店の品揃えに助けられて非常にリーズナブルなスキーウェア一式を購入できたので、市内にある人工スキー場に出かけようかという話も出ていたが、朝からどうものんびりしてしまい、結局室内で一日過ごしてしまった。そんなわけで、私はリッピングに勤しんだ。
バルトークでは、ミシェル・ベロフの1970年代のEMIへの録音のピアノ曲集。バルトーク自作自演のコントラスツやラプソディ1番、ヴァイオリンソナタ2番。委嘱者クーセヴィツキーの指揮によるオケコン。ジュリアード四重奏団の2回目の録音(初のステレオ)で、4番が1枚目と2枚目のCDに分けて収録されたCDを巧くつながるように、番号順にリッピングしたりして過ごした。久々に4番の弦楽四重奏曲を通して聴いたが、すごい緊張感と解放感(カタルシス)のある曲だと思った。また、アルゲリッチとコワセヴィッチによる2台のピアノと打楽器のソナタもリッピングして聴いたが、こちらもすごい。ライナーの『弦チェレ』も恐るべき演奏だということを再認識した。ブロンフマンとサロネンのピアノ協奏曲も改めて聴きなおしている。
他に、パレストリーナのミサ曲集(プロ・カンティオーネ・アンティクア)や、アダム・フィッシャーのハイドン交響曲全集の取り込みも開始したが、まったく眠らせておいた音盤の多いのには我ながら呆れるし、こうして整理しておくと、つまみ聴きは多くなるが、私のスタイルのようなリスナーには相当利便性が高まるようだ。
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