カーペンターズ 結成40周年 (1969年4月22日命名)
4月22日朝7時台のNHK総合テレビのニュースで、その日がアメリカの1970年代に活躍した兄妹によるThe Carpenters の結成40周年ということで、朝の時間には珍しく、10分程度の特集的な放送をしていて、忙しい時間帯ながらつい見入ってしまった。(Wikipedia によると 命名日だそうだ。)
今日、CD棚を探したところ、1995年日本のテレビドラマのオープニングとエンディングが使われたときに妻が購入した「ベスト盤」が出てきたので、iTunesに取り込んで、聴き始めた。
中学生の頃、ちょうど彼らの全盛期にあたり、アメリカでのヒット情報がそのまま日本にも伝わり、当時はドーナツ盤で発売されたヒット曲のいくつかが、LP2枚組みのベスト盤とともに今でも実家のレコードケースに眠っている。L
今晩こうしてCDからリッピングした圧縮音楽情報で聴いてみていると、さすがに隔世の感はあるが、カレン・カーペンターのヴォーカルと、リチャード・カーペンターのアレンジは(自分にとっては)まったく古臭さを感じさせない。
先日、スーザン・ボイルの美声のことを書いたが、カレンのヴォーカルも声そのものが非常に魅力的だ。声域的にはアルトになるので、高音の輝きや透明感などよりも、穏やかで暖かな声質、そして幸福感の中に垣間見える憂いのような表情が非常に魅力的だと思った。
もうすっかりおじいさんに近くなったリチャード・カーペンターがインタビューに答え、一番好きな曲は、カレンが好んでいた「青春の輝き I need to be in love」と語っており、それに対してちょうど男性アナウンサーが「私は Close to you」という直前に、私も家族に「Close to youかな」と言ったばかりだったので、そのアナウンサーに親近感を覚えた。"I Won't Last A Day Without You", "For all we know" も久しぶりに聴いたがつい聞き入ってしまった。
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